「ディープオーシャン 深海大峡谷 光る生物たちの王国」

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第34話の後に放送されていた「NHKスペシャル」の「ディープオーシャン 潜入!深海大峡谷 光る生物たちの王国」も、とても面白かったです。

「ディープオーシャン」(音楽は久石譲さんでした)は、シリーズで放送される番組だそうです。今回の番組はその「第1集」ということでした。

以前に深海の巨大なダイオウイカを撮影した取材班が再集結して撮影したのだそうです。カリフォルニアのモントレー湾の深海大峡谷の、200メートルから1000メートルという、トワイライトゾーン(薄光層)の場所に、ロビソン博士やウィダー博士という研究者の方たちがそれぞれ「超高感度深海撮影システム」(NHKが開発したのだそうです)を搭載した潜水艇に乗って潜入し、発光生物たちの姿をその場で撮影して観察したり、吸引機で捕獲して観察したりしていました。発光する生物たちは、光の届かない海底ではなく、ごく僅かでも光の届く水中に生きているということでした。その辺りに暮らす魚には、目の大きい魚が多いそうです。深海の生き物なので、恐竜時代の生物のように見えたり、鱗が金属のように見えたりしました。名前は忘れてしまったのですが、赤色の三角形のクラゲの全身からキラキラした青い光が星のように流れ出ていたのもきれいでした(でも、赤色自体はクラゲには認識できない色なのだそうです)。深海の珍しい生き物たちの姿を見ることができるというだけでも面白いと思うのですが、発光するというようになった経緯?の解説も、面白く思いました。

カイアシという青白く光る動物プランクトン(小さなエビのような形でした)は体内でルシフェリンの一種のセレンテラジンという発光物質を作ることができるそうなのですが、深海の他の発光生物たちはその物質を体内で作ることができないそうです。研究者の説によると、食物連鎖によって、光るカイアシを食べる生物、その生物を食べる魚やイカやクラゲなどに、順番に発光物質が蓄積されて、発光生物が存在するようになったのではないかということでした。カイアシは大潮の日に水深200メートルほどの場所まで上がって来て、カイアシを追って他の発光生物たちも上がって来るということで、博士たちは潜水艇に乗ってその暗い海中の場所で待っていたのですが、すると本当に光る魚やイカたちがたくさん上がって来たようでした。私の家のテレビの画面でははっきりと見ることはできなかったのですが、潜水艇の博士たちはよく観察することができたようでした。博士の撮影したカメラの画像は青白い光の点でいっぱいになっていました。

調査されていたのがカリフォルニアのモントレー湾の深海ということで、発光生物と聞いて思い出すウミホタルのことは今回の番組の中では特に言われていなかったのですが、モントレー湾にはウミホタルはいないのでしょうか。ウミホタルの光も、カイアシの光と同じ光なのでしょうか。

食物連鎖で成立している自然環境というのは、自然としては豊かな環境ということになるのかもしれません。でも、どうして神様は(神様が世界を作ったとするのならですが)、生物が他の生物を殺して食べなければ生きていくことができないようにしたのだろうと、食物連鎖の話を聞く度に、いつも不思議に思います。
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