「ワンス・アポン・ア・タイム4」第21回

NHKのBSプレミアムの海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム4」の第21回を見ました。

過去の魔法の森では、王家の領地の牧草地で結婚式を挙げようとしている村人を見かけ、父親で従者のヘンリーの止めようとするのを無視して、新郎になる予定の男性の心臓を抜き取って殺害した悪い女王のレジーナ(ラナ・パリーヤさん)が、元婚約者のダニエルのお墓の上に黄色のバラの花が供えられているのを見た直後、鏡の向こうのワンダーランドに閉じ込めたはずの母親のコーラ(バーバラ・ハーシーさん)と再会していました。コーラは、ウサギを使ってその世界を脱出してきたようでした。

コーラは、美しさと強さを持つ娘に、もう一つ、愛を授けたいと思って、レジーナの前に現れたようでした。レジーナに運命の相手を見つけようとしたけれど失敗したと羽のないティンカー・ベルから聞いたというコーラは、私が運命の人を見つけると言って居酒屋へ向かい、妻帯者のロビン・フッドを探そうとして、ロビンを悪く言うある男性と取引することにしました。

現代のニューヨークでは、マリアンに姿を変えていた姉の西の魔女のゼリーナ(レベッカ・メイダーさん)がロビン・フッド(ショーン・マグワイアさん)の子供を妊娠しているということにショックを受けたレジーナは、とりあえず全員でストーリーブルックの町へ戻ることに決めました。

翌朝、レジーナとリリー(アグネス・ブルックナーさん)を乗せた黄色の車で町に戻ったエマ・スワン(ジェニファー・モリソンさん)は、迎えに来た息子のヘンリー(ジャレッド・ギルモアさん)とフック船長のキリアン(コリン・オドナヒューさん)とは抱き合ったのですが、まだ許すことができない、母親の白雪姫のメアリー・マーガレット(ジニファー・グッドウィンさん)と父親のチャーミング王子のデヴィッド・ノーラン(ジョシュ・ダラスさん)とは顔を合わせようとしませんでした。

マレフィセント(クリスティン・バウアー・ヴァン・ストラテンさん)は、エマに紹介された娘のリリーと対面しました。しかし、出会ったばかりの母親と娘には温度差がありました。赤ずきんのおばあちゃんの店に入ったリリーは、自分にエマの闇を背負わせた白雪姫とチャーミング王子への復讐を考えていたのですが、娘との平和な生活を望むようになっていたマレフィセントは、過去の怒りにこだわるよりは未来のことを考えたいと、白雪姫たちのことを許そうとしていました。リリーは、あんたは甘いのだと母親に言い放ち、母親を置いてお店を出て行ってしまいました。

悲しむマレフィセントは、自分と同じように成長した娘との再会をしたメアリーとデヴィッドの家を訪ね、二人の協力を得てリリーを探しに出かけました。

その頃、バス停にいたリリーは、レジーナに声をかけられました。黒くなっていく心臓に苦しむルンペルシュティルツキンのゴールド(ロバート・カーライルさん)の持っていた魔法のペンと、魔法のインクを持つ作者のアイザック(パトリック・フィッシュラーさん)を手に入れたレジーナは、ロビンとの絵を自分が別の本のために実験的に描いたものだと答えるアイザックから、何かが君を見守っているのではないかとも言われていたのですが、インクさえあればと、それを使う策を見つけ、リリーに近付いていました。レジーナは、自分が幸せになるためには白雪姫たちへの復讐しかないとだけ考えているリリーの左手をナイフで切り、赤い血の付いたナイフをインク瓶へ入れて、魔法を完成させました。

その頃、エマは、キリアンに両親のことで説得されていました。キリアンは、両親が過去の過ちをエマに隠していたのは娘のエマに好かれたかったからであり、エマの自慢の親であろうとしたのだとエマに話していました。

魔法に触れたリリーは、本来の姿でもある竜に変身しました。車でリリーを探していたマレフィセントとメアリーとデヴィッドは、森で竜になったリリーを見つけました。マレフィセントは、竜になった自分をうまくコントロールできないリリーを助けようとして近付いていきました。メアリーはマレフィセントを守ろうとして竜のリリーのしっぽに弾き飛ばされて岩で頭を打って倒れてしまいまったのですが、しばらくして、エマが駆けつけました。エマは母親を許していました。あなたは良い人間になったと母親に言って、抱き合って和解していました。

竜のリリーは森の奥で人間の姿に戻っていました。母親のマレフィセントは、子供の頃に渡す予定だったらしい紫色の玉をリリーに渡しました。リリーは、出会った母親が素直で自分との絆や未来を求めていることがショックだったようでした。私にそれを求める人を私はがっかりさせる、私は触れるものをすべて壊してしまう、あいつらが私に押しつけた闇は相当深いのだと言うリリーに、私は闇など気にしないと答えたマレフィセントは、一週間ここで待っていれば恐ろしい怪物にしてあげるということをリリーと約束していました。

過去の魔法の森では、悪い女王のレジーナのお城に現れたコーラは、娘の黒いドレスを淡い緑色がかったきれいなドレスに変えて、運命の人を見つけたと、右手首に獅子の入れ墨のある男を連れてきました。それはロビン・フッドとは別の人物でした。レジーナは、「運命の人」をリンゴの木の下に連れて行き、二人で話していたのですが、強い男といればあなたはいつでも弱い女でいられると言われて違和感に気付き、コーラの魔法で偽物の獅子の入れ墨を付けられていたその男を脅して、母親の本当の狙いが自分に子供を産ませたいということだと聞き出しました。

私の幸せをまるで分かっていないと母親に激怒したレジーナは、母親のコーラは子供の摂政として新しい王朝を築こうとしているのではないかと考え、液体の入ったワイングラスを見せると、その野望を奪うための薬だと、一生子供を持つことができなくなるというその薬を母親の前で飲み干しました。母親のコーラは悲しそうな顔をして苦しがるレジーナを見下ろし、お前の幸せを阻むものはただ一つ、お前自身だ、と告げて去っていきました。

現在のストーリーブルックでは、レジーナは、作者とロビン・フッドを連れて、病院の地下室に閉じ込めて置いたゼリーナに会いに行き、セリーナにはこれから誰の幸せも奪えないようにすると言いました。それは、「物語」から追い出すという意味でした。ゼリーナは、今のあなたを見ていると母親にそっくりだという気がするとレジーナに言ったのですが、レジーナはそれには取り合わず、最大の敵はお互いではなく自分自身なのだと言いました。

レジーナは、これからは自分に正直に生きる、ハッピーエンドとは我が家だと思える世界を見つけることだ、ロビンはその世界の一部であり、あなたはその世界を遠くから見つめることしかできない、あなたには出入りできない、と姉のゼリーナに言い、ロビンとキスをして見せました。

絵本の作者のアイザックは、ハッピーエンドになるための材料は全て揃っていると思うようになったレジーナの言葉に、少しがっかりとしたように、何もしなくて良くなったことを、つまらない、と言い、白紙に何かを書いてその場から姿を消しました。

紙には、作者はインクを持ってゴールドの元へ行くということが書かれていました。ゴールドさんのお店に戻ったアイザックは、苦しむゴールドさんから、物語を書くよう依頼されました。ゴールドさんは、「ヒーローと悪役」と表に書かれた白紙の本を魔法でアイザックの手元に出し、アイザックは「Once upon a time(昔々・・・)」と魔法のペンとインクで物語を書き始めました。

第21話は、このような物語でした。娘の幸せを願う母親と、すれ違っていた母親の気持ちを後に理解するようになる娘との絆の物語でした。

コーラの再登場が少し意外でもあったのですが、良かったです。レジーナが一貫して養子のヘンリーを息子だと断言しているところも良かったのですが、レジーナが自ら自分が子供を生めないようにするという選択をしていたということも、少し意外でした。レジーナの飲んだ薬が本当の毒なのか、呪いの薬なのかはよく分からないのですが、魔法や呪いということなら、いつか解けることもあるのかもしれません。

自分の幸せを阻む最大の敵は自分自身というコーラの台詞も良かったですし、ハッピーエンドは我が家と思える世界を見つけることだというレジーナの台詞も良かったです。

自分は幸せにはなれないのだと、悪役の悪い女王だったレジーナや闇の王のゴールドさんや辛い思いをして生きてきたリリーのように、自分の未来を疑ってしまうということは私にもよく分かるような気がしますし、“我が家と思える世界”を見つけることができたなら、それは確かに本当に幸せなことであるような気がしました。

いよいよ悪役たちが勝つ時が来た、とゴールドさんは呟いていたのですが、ヒーローの中にも悪の部分があり、悪役の中にも善の部分があるということが描かれてきた今作で、ゴールドさんの考える悪役というのは誰を指すのだろうかということも少し気になったのですが、それは作者がこれまでに決めてきたこと、作者がこれから決めることでもあるのかもしれません。

次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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