「ガードセンター24 広域警備指令室」

日本テレビの「金曜ロードSHOW!」の特別ドラマ企画「ガードセンター24 広域警備指令室」を見ました。

先日放送された映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の直後に流れた予告編を見てクオリティーの差に衝撃を受けたスペシャルドラマだったのですが、何となく見てみることにしました。

東京の警備会社「セキュリティ24」の中枢指令室の「セキュリティ・ガードセンター」の監視員たちの活躍を描くドラマでした。主人公は、ある日「セキュリティー・ガードセンター」に配属されることになった、両親を事件?で亡くし長男として3人の弟たちを支える若手警備員の篠宮守(中島健人さん)で、その他の主な登場人物は、センター長の野々村省吾(上川隆也さん)、副チーフの新川仁一郎(中村梅雀さん)、先輩監視員の安西心(栗山千明さん)、王子俊一(田中圭さん)、港麻美子(堀内敬子さん)、外木場秀道(ケンドーコバヤシさん)でした。

脚本は蛭田直美さん、演出は松原浩さんでした。

2014年に、BSのDlifeというテレビ局で「東京ガードセンター」という連続ドラマが放送されていたそうで、私はそのドラマを未見なのですが、そのドラマの脚本を担当していたのも蛭田直美さん(と大石哲也さん)なのだそうです。

昨夜の「ガードセンター24」は、予告編を見た時の印象が裏切られないドラマだったというか、私にはすごく面白いドラマというわけではなかったのですが、ドラマの後半、「セキュリティ24」の警部運を襲って制服を奪ったアイドル好きの男性(前田公輝さん)に誘拐されて山奥の別荘に監禁された牧瀬いちご(谷花音さん)を篠宮さんが助けに行く場面には緊張感があったように思いますし、犯人に捕まった篠宮さん(殺されはしませんでした)がいちごさんに大丈夫だと繰り返し、いちごさんから「セキュリティ24」のカメラが設置されていることを聞いた篠宮さんが窓ガラスを割るよう指示して、「セキュリティ・ガードセンター」の監視員たちに居場所と現状を知らせるという辺りの展開から、急にスピード感が出てきていたような気がします。

不安になっている相手に「大丈夫、大丈夫!」と繰り返す篠宮さんに、“安全”という確証がないままに安易に「大丈夫」と言ってはいけないと注意していた安西さんが、「大丈夫」という言葉で相手を“安心”させることも時には大切だということに気付いていくというところも、それなりに良かったのだと思います。

誘拐犯によって放火された別荘や誘拐犯のその後、警察に助け出されたと思われるいちごさんのその後は、特に描かれていませんでした。

エンドクレジットによると、ドラマに協力していた警備会社は「ALSOK」でした。私には警備会社の警備システムの仕組みはよく分からないのですが、今回のドラマでは、警備の契約先の敷地に誰かが侵入するとか、エレベーターの緊急ボタンを押すとか、窓ガラスが割れるとか、何かの反応があると警備システムが作動して、カメラが映す現場の映像と共に、被害者の状況が警備会社に通報されるという仕組みでした。

神奈川県の相模原市の障害者施設の「津久井やまゆり園」の殺傷事件の時にも、このような警備システムは作動していたのでしょうか。後に犯人となった男性に対する「措置入院」のことはよく問題にされていますが、大島衆議院議長に届けられた犯行予告の手紙の存在を知らされた当時の警視庁と神奈川県警の連携のことや、事件当日の警備システムのことは、メディアではあまり取り上げられていないような気がします。

でも、きっと多くの場所では、警備会社の警備システムによって、契約者の「安全・安心」が守られているのだろうと思います。「ALSOK」や「SECOM」のシールが玄関先などに貼られているだけでも、ある程度には抑止力?になっているのかもしれないとも思います。

ドラマでは、「セキュリティ24」の上層部が会社の責任になることを恐れて誘拐事件について警察への通報をためらっているのを聞いていたセンター長の野々村さんが、自分が責任を取ると言って警察への通報をメンバーに指示するというような場面がありましたが、犯人を逮捕する警察と、契約者の安全を守る警備員との違いが描かれていたのも良かったように思います。でも、会社の不利益になることを恐れて事件のことを警察に通報しないような上司が実際にもいるとしたなら、それは怖いことだなと思いました。

このドラマは、なぜかアジアの6の国と地域でも同時放送されていたそうです。このドラマを見た海外の方は、ドラマの物語を楽しむことができたのでしょうか。

「ST 警視庁科学特捜班」(「ST 赤と白の捜査ファイル」)や「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」(「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」)や、今秋からは土曜ドラマとして放送されるという「THE LAST COP/ラストコップ」もそうですが、「金曜ロードSHOW!」の「特別ドラマ企画」の枠は、連続ドラマにするかどうかの“お試し”の枠でもあるような気がするので、このドラマも、いつか連続ドラマにする可能性を考えて作られたドラマなのかもしれないなと思いました。

ところで、これはこのドラマとは関係のないことなのですが、このドラマの後の時間の、夜の11時45分から、NHKのBSプレミアムでは、昔のアニメの「新世紀エヴァンゲリオン」の「HDリマスター版」が放送されていました。私は昔に何気ない気持ちでテレビ東京の深夜に連続で放送されていたのを見ただけで、この作品の物語がいつの時代のものかということを特に憶えていなかったので、「時に、西暦2015年」と出てきた字幕を見て、現実なら昨年の出来事になるのかと少し不思議な感じがしました。
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