「SONGSスペシャル」の宇多田ヒカルさんの特集

先日の木曜日にNHKで放送され、録画をしておいた「SONGSスペシャル」の宇多田ヒカルさんの特集を見ました。副題には、「人間・宇多田ヒカル 今『母』を歌う」とあり、糸井重里さんと対談をしていました。

NHKは何度か宇多田ヒカルさんの特集をしていますが、活動を休止する直前の2010年の「Goodbye Happiness」の頃にもNHKが特集をしていたので(この番組も良かったです)、宇多田ヒカルさんの活動の再開に際してNHKが再び特集をするのは、バランスの良いことであるようにも思えました。

VTRで出演していた井上陽水さんは、「Automatic」や「traveling」を選んでいて、宇多田ヒカルさんがライブで歌う映像が流れていました。宇多田ヒカルさんの良さとして、「切なさ」があることと「アウトサイダー」であることだと話していて、確かにそうなのかもしれないなと思いました。番組のナレーションを務めていた「とと姉ちゃん」の主演の高畑充希さんは、「Prisoner Of Love」を聴くと胸が締め付けられると話していました。

「二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎」は、プロモーションビデオ(PV)が少し流れていました。宇多田ヒカルさんと椎名林檎さんのコラボレーションを知った時には少し驚いたのですが、お二人ともデビューしたのが1998年で、女性で、ミュージシャンで、母親で、私にはそのくらいのことしか分かりませんが、共通点が多いのかもしれません。最初にテレビのCMか何かで見た時には、二人は同じ髪形をしているのかと思ったのですが、そうではありませんでした。

宇多田ヒカルさんは、新しい歌を聴いた人から、あなたの音楽はより肉体的になったと言われたことが嬉しかったそうです。「生活」をするようになって、リアリティーが出てきて、「空想」ではない生きているという感じがしているのだそうです。これまでの作品の「ちょっと強がりな女の子」のキャラクターがなくなり、自然になったようでした。

『Fantome(ファントーム)』という今月末に発売される新しいアルバムの中から、NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌の「花束を君に」と、小袋成彬さんとコラボレーションした「ともだち」と、「道」を披露していました。

「ともだち」と「道」を、私は初めて聴きました。「ともだち」は、同性愛者が同性愛者ではない身近な人への想いを歌った曲だということなのですが、宇多田ヒカルさんの解説を聞かないで歌を聴いても、すぐにそのことが分かるだろうと思えるくらい、露骨というか、生々しい感じの歌で、少し驚きました。自分に対して率直になった歌だという「道」は、本当にとても真っ直ぐに突き抜けている歌で、亡くなったお母さまの藤圭子さんへの想いが全身から溢れるような歌い方も、すごかったです。

母を想いながら母となった宇多田ヒカルさんの、「母」というテーマが力強くて、そのテーマだけ聞くと私には少し近付きにくそうにも思えてしまうかもしれないのですが、宇多田ヒカルさん自身が変化するたびにその音楽も変化していくのだろうと思いますし、「博愛」の精神が表れているということなのかもしれないと思えました。以前とは違う雰囲気の歌も良かったですし、今回の「SONGS」での特番を、私も見ることができて嬉しく思いました。
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Author:カンナ
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