「真田丸」第39回

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第39回「歳月」を見ました。

第39回は、父親を亡くした真田信繁(堺雅人さん)が、農作業と上田城に暮らす兄の真田信之(大泉洋さん)の仕送りに頼る貧しい生活の中、真田紐を作って売るという地域産業を始める話でした。

作(脚本)は三谷幸喜さん、演出は保坂慶太さんでした。

真田家の家族の話に徹していた今回も、とても面白かったです。

上田では、信繁の長女のすえ(玉城美海さん)に扇子を見せる祖母の薫(高畑淳子さん)が、夫の昌幸のことを凛々しかったと懐かしそうに話していて、その場面も良かったです。信繁の母は、昌幸の死から2年後に亡くなったということでした。

豊臣秀次の娘のたか(岸井ゆきのさん)が呂宋(ルソン)から帰国するという形で再登場していたのも良かったです。信繁は、商人になっていたたかさんが持ってきたお土産の品の中にあったサナールと呼ばれる紐を見て、上田の絣の織り方に似ていると気付き、「真田紐」を作ることを考えついていました。そうして村長さんたちにも協力を頼み、真田紐を地域振興の産業のようにしたようでした。

信繁が兄の信之に見せた父親の遺書の兵法の書が暗号のような図しか書かれていないものだったり、兄から送られてきた蕎麦の実で「信州名物のそばがき」を作って「瓜売り」の替え歌を歌いながら売ろうとしたり、庭の竹製の水道が壊れたり、忍びの佐助(藤井隆さん)が信繁の兄の信之のことを「つまらない」、「クソ面白くもない」と陰口を言ったり、嫉妬のストレスを障子紙を突き破ることで解消しようとする春(松岡茉優さん)と菩薩の心になっていたきり(長澤まさみさん)が一緒に真田紐を作りながら仲良くなっていたり、いろいろ楽しかったです。

信繁には長女の梅さんと長男の大助さんと次男の大八さんが生まれていたのですが、盟友の昌幸を喪って寂しく暮らす高梨内記(中原丈雄さん)に、信繁が大人しい性格の大助(浦上晟周さん)を託すという展開も、良かったです。兵法として大助さんに囲碁を教えることにした内記さんが、大助さんに勝ち続けて元気になっていったところも良かったですし、落ち込む大助さんを見かねた信繁が大助さんから囲碁を教えてもらうことで、大助さんが少しずつ自信を持つようになっていく感じも良かったです。

信之と信繁の兄弟が父親としての昌幸のことを思い起こして、子育ての方法は一つではなく、親がそれぞれ自分に合った子育ての方法を見つけていけばいいというようなことを話していた場面も良かったです。

内記さんから囲碁を習う大助さんが少し成長した頃は、慶長19年(1614年)になっていて、最後、秋の庭にいた信繁さんの前に、風のように宇喜田秀家の重臣だった明石全登(小林顕作さん)が現れ、信繁を迎えに来たと告げていました。

今回は、つかの間の平和な日々が描かれていたのだと思います。九度山村での約13年間の平和な暮しは、終わりを迎えるようでした。

予告によると、次回からは再び政治と戦の物語が始まるようでした。明石さんが信繁の前に現れる場面の演出も、風雲急を告げる、という感じで良かったと思いますし、次回の「真田丸」の物語も楽しみにしたいと思います。

「真田丸紀行」では、和歌山県の九度山町の遍照寺や、隣のかつらぎ町の、約1700年の歴史があるという丹生都比売(にうつひめ)神社が紹介されていたのですが、以前にBSプレミアムの「美の壺」でも特集されていた、現代の真田紐のことも紹介されていました。カラフルできれいな紐です。


ところで、昨夜、テレビ朝日では、夜7時から9時頃まで、「坂上・美輪のニュースにダマされるな!~報じられない真実とは?タブーに切り込む!?」という、坂上忍さんと美輪明宏さんの特番が放送されていました。

あえば直道さん、富坂聰さん、モーリー・ロバートソンさん、多田文明さん、加来耕三さんといった専門家の方たちが、それぞれ、アメリカ大統領選で当選するのはトランプさんかもしれないこと、日本の尖閣諸島に中国漁船が押し寄せているのは日本人が選んだ裁判官による国際裁判の結果南シナ海の島々が岩と認定されて誰のものでもなくなってしまい、得をしたのがアメリカだけになったからかもしれないこと、日本が世界で“超・女性蔑視の国”と思われている原因は常駐の記者クラブを優先して外国の記者を締め出す日本の報道の自由の低さにあるのかもしれないこと、「警察立ち合い詐欺」という新たな「当たり屋」たちによる被害が急増していること、そして、本当は真田幸村は大坂夏の陣で徳川家康を討ち取り、豊臣秀頼を連れて薩摩(鹿児島)へ逃げて真江田家として生き延びていたかもしれないこと、などが伝えられていました。

東京新聞の長谷川幸洋さんが「中国寄りだ」と言ったことに対して、富坂さんという拓殖大学の方が、国際問題を考える上でそのような考え方自体が良くないのだという風に説明していたところなども含めて、多少遠回しではあったかもしれないのですが、現代の日本の良くない部分が最近の大手の民放のテレビ局では珍しく?バランス良く伝えられているように思えましたし、面白かったです。(「当たり屋」の事件の予防法としては、車載カメラを付けたほうがいいということと、車を運転中に人にぶつかった時にはとにかく警察に通報してみたほうがいいということでした。)

まだ先のことなのですが、この番組の最後に紹介されていた、仙台真田家(今回のドラマにも登場していた、信繁の次男の大八さんの直系の子孫の方が出演していました)や鹿児島に残されている真田幸村の伝承を聞いて、大河ドラマの「真田丸」では大坂夏の陣の時の信繁(幸村)はどのように描かれるのかなと少し気になりました。
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