「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」最終話(第13話)

東京MXテレビやBS11で放送されていた、日本と台湾の共同制作の武侠ファンタジー人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)」の最終話(第十三話)「新たなる使命」を見ました。

第一話以降の感想を書くことはできなかったのですが、録画をしつつ、私も毎週放送される物語を楽しみに見ていました。

最終話は、凜雪鴉(リンセツア、声・鳥海浩輔さん)に精神的に追い詰められた蔑天骸(ベツテンガイ、声・関智一さん)が祠に封印されていた魔神を人間界に放つために神誨魔械の天刑劍を折って命を落とし、復活した魔神を見た殤不患(ショウフカン、声・諏訪部順一さん)が天刑劍とは別の魔剣を使って再び魔神を封印し、新たな鍛劍祠の柄と鍔の守護を護印師の丹翡(タンヒ、声・中原麻衣さん)に託して旅に出る、というような物語でした。

丹翡は夫に迎えた捲殘雲(ケンサンウン、声・鈴村健一さん)を、護印師として鍛え始めていました。魔神の復活時に祠にいた妖魔の刑亥(ケイガイ、声・大原さやかさん)の消息は不明です。

捲殘雲から付けられた「刃無鋒」という別名を気に入っていた剣豪の殤不患は、蔑天骸のような性格の者が作らせた天下を乱す魔剣などを36振り集めて封印していて、その目録を奪おうと付け狙う悪党たちに見つからない場所に捨てようと探している間に、西幽から鬼歿之地を超えて、東離まで来てしまったという人でした。

この作品を見る前の私は、人形劇としてはNHKのEテレで放送されていた三谷幸喜さん作の「シャーロックホームズ」の印象が強く残っていたため、第一話を見て、主人公の凜雪鴉と殤不患のことを、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンのような二人なのかなと思っていたのですが、そうではありませんでした。

「掠風竊塵(リョウフウセツジン)」という通り名を持つ凜雪鴉も実は剣豪ではあったのですが、強い者からその誇りとしているものを容赦なく奪って相手に徹底的な屈辱を与えることを悦びとするという盗賊で、人情家の殤不患からは「外道」と思われていました。

最終話の最後、凜雪鴉は、丹翡と捲殘雲に会わずに旅立つ殤不患に餞別として赤い雨傘を渡していました。殤不患は、嵐の予感を感じ、荒れ寺のお地蔵様に雨傘を返して聖域を立ち去り、殤不患について行けば面白い人物に出会えそうだと考えた凜雪鴉も、殤不患を追って旅に出ていました。

人形の操演と撮影は霹靂(ピーリー)社、原案と脚本と総監修はニトロプラスの虚淵玄さんでした。主題歌のT.M.Revolutionの「RAIMEI」は、初回と最終回ではエンディングに流れていました。

霹靂布袋劇という台湾の人形劇の、美しい造形の人形の繊細で迫力のある動きが見事で、ロールプレイングゲーム的でもあったのかもしれないのですが、先を読むことのできない展開が面白く、毎回の物語を私も最後まで楽しく見ることができました。台湾語?の人物の名前や剣の名前、技の名前や呪文などの用語が、私には少し難しく思えてしまうところもあったのですが、(毎回を見ているにも関わらず)細かいことをよく知らないまま見続けていても、この作品が面白いことには変わらないような気がしました。説明の少ないところが、むしろ良かったのかもしれません。

最終回の放送後に伝えられていたことによると、続編の制作が決まったそうです。放送がいつになるのかは分かりませんが、楽しみにしていようと思います。
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