「TRICKSTER -江戸川乱歩『少年探偵団』より-」第1話

先日の東京MXテレビの深夜の「あにめのめ」という枠の新アニメ「TRICKSTER -江戸川乱歩『少年探偵団』より-」の第1話を見ました。

江戸川乱歩の小説「少年探偵団」を原案にしたアニメが放送されると知り、今度はどのような作品になっているのだろうと気になって、録画をしておいたものです。

デジタル化の進んでいる近未来の東京の都心の街を舞台にした物語で、確かに江戸川乱歩の「原作」ではなく、「原案」の作品でした。

第1話は、主に、白髪で赤い目をした自殺志願者の小林芳雄(声・山下大輝さん)と、茶髪で青い目をした「少年探偵団」の花崎健介(声・逢坂良太さん)が出会う話でした。

シリーズ構成と脚本は吉田恵里香さん、監督は向井雅浩さんでした。

街の治安を守る活動をしている花崎さんの助手?の野呂誠(声・木戸衣吹さん)は、引きこもりということで、カメラやマイクなどを搭載したフクロウを使って花崎さんと会話をしていました。

主人公の小林少年は、自身に向かって飛んで来るものを弾く?透明なバリアのようなものに守られていて、死にたくても死ぬことができない人物のようでした。もう一人の主人公の花崎さんは、捜索中の犬を探して入った廃ビルで謎の力に守られている小林少年に出会い、花崎さんから裸足で逃げ続ける小林少年を最新機器を使って追いかけながら、小林少年の特殊能力に感嘆し、小林少年を「少年探偵団」に入らないかと誘っていました。

後半では、花崎さんに気を取られていた小林少年が手に切り傷を負っていたので、全く怪我をしない人物というわけでもないようでした。小林少年が一応普通の人間なのだとするなら、自分に向かってくるものを傷つけたり破壊したりする謎のガラスのようなバリアは、自意識とか心の壁とか、そのような種類のものでもあるのかもしれません。

街に大きなロボットが出てきていたので、まさかロボットアニメなのかと思ったのですが、そうではないようでした。「明智探偵事務所」の明智小五郎(声・小野大輔さん)は、警視庁の公安の刑事の中村奈緒(声・田所あずささん)の依頼で、街で暴走した警備ロボットを製造した工場へ向かい、変装の名人である怪人二十面相と遭遇し、逃げられていました。

怪人二十面相の声がGACKTさんであるということに少し驚いたのですが、このアニメのオープニングテーマも、怪人二十面相の声を演じていたGACKTさんの「キミだけのボクでいるから」という曲でした。エンディングテーマは、野呂さんの声を演じていた田所あずささんの「1HOPE SNIPER」という曲でした。

小林少年と花崎さんの名前が物語の最後に明かされるというところが、意外と良かったです。「少年探偵団」の団員らしく、花崎さんは「BDバッジ」風の通信機のペンダントを首に下げていたのですが、探偵が推理をするという要素は、第1話にはほとんどなかったような気もします。

昨年は江戸川乱歩の没後50年の年ということで、フジテレビの「ノイタミナ」枠では「乱歩奇譚 Game of Laplace」というアニメが放送されていました。今年の春からは東京MXで「文豪ストレイドッグス」という作品が放送されていて、江戸川乱歩という名前のキャラクターが登場しています。

没後50年を過ぎると著作権保護の期間が終わり、誰でも自由にその著作物を創作に使うことができるようになるのだそうですし、「原案」ということだからなのかもしれませんが、このアニメ「トリックスター」にもまた、江戸川乱歩の作品の雰囲気はあまり取り入れられていないというか、少なそうに思いました。でも、まだ第1話なのですし、一応、もう少しは見てみようかなと思います。
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