「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 4」第2話

テレビ朝日のドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 4」の第2話を見ました。第2話も15分拡大版で放送されていました。

「東帝大学病院」の病院長の蛭間重勝(西田敏行さん)とその配下の外科部長の西園寺猛司(吉田鋼太郎さん)と内科部長の黄川田高之(生瀬勝久さん)は、紹介状を持った二岡日出夫(山本圭さん)とその妻の千代子(星由里子さん)の貧しそうな身なりを見て系列の分院を紹介することにし、同じ頃、隠れ蓑として極秘入院をしに来た“富裕層”の国会議員の金本洋二(西岡徳馬さん)を手厚くもてなそうとするのですが、ケチで有名でもある金本さんに政治資金の不正使用を巡る噂が発覚したことを知り、面倒を避けたい蛭間院長の命令を受けた黄川田さんが分院へ追い出そうとしたのですが拒否されてしまいました。

焼き肉店で出会った二岡さんを病院で見かけて声をかけ、持っていた写真を見たフリーランスの外科医の大門未知子(米倉涼子さん)は、二岡さんの多発大腸癌の手術を申し出るのですが、もともと黄川田さんに頼もうとしていた二岡さんは手術を断って帰ろうとしていました。二岡さんが実は全国市町村幸福度ランキング1位に輝いた虹川村の「世界一貧しい村長」として尊敬されている人物であることに一早く気付いた副院長の久保東子(泉ピン子さん)が費用は病院が持つと二岡夫妻を説得し、二岡さんも黄川田さんによる薬物療法を受けることにしました。

しかし、薬物療法では時間がかかることを知った二岡さんは病院を抜け出そうとしていて、二岡さんが早く村へ戻ろうとしている事情を聞いた大門さんは、無断ですぐに二岡さんの多発大腸癌の手術を実行することにしました。麻酔科医の城之内博美(内田有紀さん)と外科医の加地秀樹(勝村政信さん)も参加していました。久保副院長は、蛭間院長を出し抜いたことに喜んでいたのですが、大門さんが直腸の二つの癌を残したまま手術を終えたことを知って、激怒しました。

一方、黒い国会議員の金本さんにも、西園寺さんの検査の結果、多発大腸癌が発見されました。大門さんではなく、“スーパードクター”の外科医の北野亨(滝藤賢一さん)がその手術を任されることになったのですが、北野さんは肝臓に浸潤していた癌の摘出手術の途中で失敗し、金本さんの患部から血が止まらなくなってしまいました。その時、大門さんがオペ室に現れました。大門さんは、北野さんを退かして金本さんの出血を止め、助手たちや、見学室の窓から見ていた西園寺さんと広報部長の南幾子(草刈民代さん)の前で素早く処置をして手術を終えました。

その後、二つのメロンを持って病院を訪れた「神原名医紹介所」の所長の神原晶(岸部一徳さん)は、怒っている久保副院長を避けて蛭間院長のもとへ行き、城之内さんの分と大門さんの分のメロンを渡して、2千万円の請求書を2枚渡しました。蛭間院長は、二岡さんの手術は失敗していると支払いを断ろうとしていたのですが、晶さんは、大門さんが直腸の二つの癌を残したまま手術を終えた理由を説明して納得させました。大門さんが直腸の癌を残したまま手術を終えたのは、二岡さんの直腸の癌はまだ早期のもので、開腹しなくても切除することができる位置にあることが分かっていたからだったようでした。

大門さんは、二岡村長の娘さんの結婚式に出席したいという願いを聞いてその日までに回復が間に合うように手術を行い、二岡さんは無事に結婚式に出席することができたということでした。大門さんは二岡さんの手術の成功を喜んでいたのですが、病院を訪れた二岡さんの妻は怒っていました。結婚した娘さんは、二岡さんの愛人の娘だったのです。妻は、夫がその結婚式に参加できないように、入院の期間を延ばそうとしていたようでした。

脚本は林誠人さん、演出は田村直己さんでした。

第2話も面白かったです。

清貧の政治家の二岡さんと政治資金を不正流用するブラック政治家の金本さんが対照的に描かれていたのですが、最後には二岡さんの世俗的な部分も出されて、面白い終わり方になっていたような気がします。手術を終えた金本さんのその後のことは、特に描かれていませんでした。

「世界のキタノ」の外科医の北野さんは、ニューヨークでは“スーパードクター”でしたが、東帝大学病院ではそうでもないようでした。第1話を見た時には、もう少し何か野心のある人で大門さんのライバル的存在の人になるのかなという風にも思えていたのですが、第2話の中ではそういうわけでもなさそうに見えました。

草刈民代さんの演じる広報部長の南幾子さんは、二岡さんの直腸の腫瘍を切除しなかった大門さんに二つ目の「×」を付けていたのですが、金本さんへの“美しい手術”の後には「×」を付けませんでした。

それにしても、大門さんの手術が実際に美しいのかどうかということは一視聴者の私には分からないことなのですが、ドラマを見ていて、米倉涼子さんの演じる大門未知子さんが何かすごいように見えるということがすごいのだと、第2話を見ていて改めて思いました。


ところで、このドラマを見る前に前半を見た、テレビ東京の「和風総本家」の2時間スペシャル(「世界で見つけたMade in Japan」です)の冒頭の「豆助 季節の小鉢」のコーナーに、第18代目の豆助が登場していました。第17代目は先週で終わってしまったのですが、今回の0歳の第18代目の豆助は、何と初めての黒い毛の柴犬でした。白や薄茶の毛のバランスも良くて、すっとしていて、とてもかわいかったです。本当の名前は分かりませんが、黒い豆助なので、勝手に黒豆と呼ぼうかなと思いました。

このドラマを見た後の、夜11時からの日本テレビの「NEWS ZERO」では、延期になっていた村尾キャスターと宇多田ヒカルさんの対談特集が放送されていました。その中で、宇多田ヒカルさんは、東京は子育てをしにくそうな街に思えると話していました。イギリスのロンドンの街には子供を連れたお母さんたちがたくさんいて、子供が急に泣いたりしても誰も嫌な顔をしたりしないのだそうです。


それから、これはドラマとも豆助とも宇多田ヒカルさんとも全く関係のないことなのですが、今朝の報道で、与党の自民党が「給付型奨学金」の数年以内の導入に向けて、その財源の確保のために、19歳から22歳の子供のいる家庭の「特定扶養控除」の縮小を検討しようとしているということを知りました。安倍政権の考えている「給付型奨学金」は、高校の成績が一定基準であること(5段階評価の平均が4以上?)を条件に、大学などへの進学を希望する高校生のいる生活保護の世帯や住民税が非課税の世帯に月3万円を支給するというものだそうです。

私は、昔のイメージで、奨学金というのは抜群に頭が良いけれども貧しい家庭の生徒が大学などへの入学金や授業料などを国から全額もらうことができるものと漠然と思っていたのですが、近年になって、奨学金のほとんどが返済が義務付けられた「返済型(借金型)」らしいということを知って驚きました。そのため、「給付型」の奨学金が導入されること自体は良いことだと思うのですが、その代わりに「特定扶養控除」を減らしていくというのは、やはり良くないことであるように思います。

「年金」のお金を失う一方で海外に何兆円や何千億円のお金を配るなど、海外の人の目に見えるところにお金を使いたいらしい今の政府は、「税収」を増やすために、少しでも市民の教育や福祉のために使うお金を減らしていきたいのかもしれませんが、そもそも国というのは国民がいなければ成立しないものです。「配偶者控除」の廃止は一旦棚上げにされたようですが、お金持ちではない多くの家庭がこれから「扶養控除」を受けられなくなるのだとしたら、今よりももっと、経済や教育の「格差」は広がってしまうのではないかなと思います。

奨学金というのものが月額で支払われるもので良いのかどうかも私にはよく分からないのですが、ある一見良さそうな政策の導入を条件に出して、詳細が話し合われないまま、「財源を確保するため」という名目で、政府が別の救済制度を縮小・廃止しようとしているというのは、怖いことであるように思いました。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム