「運命に、似た恋」第5回

NHKの「ドラマ10」の「運命に、似た恋」の第5回を見ました。

第5回は、デザイナーの小沢勇凛(ユーリ、斎藤工さん)と正式に付き合うことになった桜井香澄(カスミ、原田知世さん)が、ユーリさんが石川の能登の病院のキッズルームのデザインをボランティアで担当していることを知り、元夫の藤井洋治(ヨージ、小市慢太郎さん)の母親で写真館を経営する藤井灯(アカリ、草笛光子さん)に背中を押され、高校3年生の息子のつぐみ(西山潤さん)をアカリさんに預けて、ユーリさんと二人で二人の思い出の能登へ旅行に出かける、という話でした。

カスミさんとユーリさんは駅を降り、線路を横切って、水辺の森を抜けて、浅い海を歩いて岩の上へ座っていました。そこはエンディングの映像にある風景でもあったのですが、とてもきれいなところだなと思いました。映像の作り方がきれいということもあるのかもしれませんが、カスミさんとユーリさんが言っていた「生と死が交わる場所」らしく見えました。

ユーリさんは子供の頃入院していて、病院を抜け出して海に遊びに行っていたと、カスミさんに話していました。時々来ている病院では、入院している子供たちからも慕われていて、一緒に七夕飾りを作っていました。でも、ユーリさんがカスミさんに見せたある相部屋の病室は、ユーリさんが離れると空き室になっていました。そのようなところも、生と死の境を表していたのかもしれません。

ユーリさんは、秘書の麗子(河井青葉さん)と暮らしている巨匠デザイナーの深見芳孝(奥田瑛二さん)の家にカスミさんを連れて行き、深見さんにカスミさんを、大切な人ですと紹介していて、深見さんは、ユーリが女性を連れてきたのも自分に紹介するのも初めてだと嬉しそうにしていました。

カスミさんが部屋のキャンドルのケースを褒めると、深見さんは、息子のヨシユキが作ったものだと答えました。深見さんの家に泊まった翌朝、カスミさんが目を覚ますと、ユーリさんは置手紙を残して出かけていました。散歩へ行ってくるという風に軽めに書かれていたのですが、その頃ユーリさんは、深見さんと二人で森の奥のヨシユキさんのお墓に来ていました。ひまわりの花を手向け、息子の死を嘆く深見さんのそばで僕が死ねば良かったのだと泣いていました。部屋で一人になったカスミさんは、スーツケースの中に入れて持ってきていた貝殻型のオルゴールの「禁じられた遊び」を聴きながら、その音がいつもより遠くに聴こえるように感じていました。

脚本は北川悦吏子さんで、演出は一木正恵さんでした。

今回も、冒頭にはつぐみさんがユーリさんの部屋からリポートをするという場面があり、コミカルな始まり方をしていました。

ユーリさんを好きな家具メーカーの社長夫人の白井真帆(マホ、山口紗弥加さん)とビルの清掃の仕事中のカスミさんが、言い合いになって掴み合いの喧嘩になっていた場面も、喧嘩をしているカスミさんを見かけたヨージさんが仲裁に入る場面も、良かったです。

ヨージさんは、週刊誌のカメラマンの仕事を始めていました。借金のことを母親のアカリさんに相談したところ、実家の写真館を担保にしてもいいということになったそうです。そうしてカスミさんは、ビルの清掃の仕事を辞めて、クリーニング店の仕事一本の生活を取り戻し、ユーリさんとも会うことができるようになっていました。

前回の最後を見ていて、カスミさんの初恋の「アムロ」が実はユーリさんではないかもしれないという展開に少し驚いたのですが、アムロがユーリさんではないとするなら、深見さんの息子のヨシユキさんということなのかもしれません。写真館の写真の中にあったアムロも、ヨシユキさんなのかもしれません。

アムロにまつわる「謎」は続いていますが、そのようなところも含めて面白いです。物語の展開はすっきりとしていて見やすいですし、映像もきれいですし、日常と非日常の境が溶け合っているような雰囲気が心地良い感じのするドラマであるように思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム