「スニッファー 嗅覚捜査官」第1話

NHKの新しい土曜ドラマ「スニッファー 嗅覚捜査官」の第1回を見ました。録画をしておいたものです。

「夏目漱石の妻」がとても良かったのですが、そのドラマが終わった後の予告編を見て、今度のドラマも面白いかもしれないなと、何となく見るのを楽しみにしていたドラマです。2013年に放送されたウクライナのドラマ「The Sniffer」のリメイク作品だそうです(私は未見です)。

主人公は、超人的な嗅覚を持ち、その特殊能力を活かして警察の捜査に協力するコンサルタントの華岡信一郎(阿部寛さん)で、その相棒は、北千住署の組織犯罪対策課から警視庁の特別捜査支援室に配属された人情派独身刑事の小向達郎(香川照之さん)、その他の登場人物は、小向さんの結婚を望んでいる母親の小向昌子(吉行和子さん)、耳鼻咽喉科の医師の末永由紀(井川遥さん)、特別捜査支援室の室長で性格が面倒な華岡さんのお世話係を小向さんを任命する野間口徹(野間口徹さん)でした。

第1回は、要人が額を額で打ち抜かれるという殺人事件の捜査に加わることになった華岡さんと小向さんが、理系の大学を卒業後、スクラップ工場の社長に助けられてそこの従業員として働いていた沼田秀夫(劇団ひとりさん)の復讐を止めようとする話でした。

華岡さんと出会った沼田さんは、スクラップ工場を潰して社長を自殺(病死という感じではありませんでした)に追いやった国会議員(村井國夫さん)を計画通りに爆死させることはできなかったのですが、華岡さんに自分の本当の気持ちを知られたことで、少し救われたのかもしれません。

描かれる事件そのものは複雑な事件というわけではないかもしれないのですが、映像や小物使いがおしゃれですし、人と仲良くなるのも仕事のうちだと話していた小向さんが、華岡さんと比較的すぐに馴染んでいるところも良かったです。

嗅覚が鋭過ぎる華岡さんは、普段は特殊な金属製の鼻栓をして生活をしているようなのですが、あのような、注射器のようなデザインの鼻栓は実際にもあるものなのでしょうか。私は初めて見たので少し驚きました。鼻から外した鼻栓は、毎回洗うのでしょうか。それとも、使い捨てなのでしょうか。

残留している匂いを嗅いだ華岡さんが瞬時にその成分を分析して感じ取っている世界については、ドラマを見ている人にも分かるようにだと思いますが、匂いを放っていた人物や物の動きなどを白い煙のような形で表現していました。第1話を見ていて、TBSのドラマ「神の舌を持つ男」は、ウクライナの「スニッファー」の味覚版ということでもあったのかもしれないなということも、少し思いました。

何かの匂いというのが一体どの程度その場に留まっているものなのか、風の強い場所にも残っているものなのか、その場にあるたくさんの匂い成分の中からどうしてある匂いをその事件に関係する匂いだと分かるのかなど、華岡さんの「超人的嗅覚」について不思議に思える部分もあるのですが、あまり深く考えずに、華岡さんは嗅覚が鋭くて匂いでいろいろ分かる人なのだと思うくらいがいいのかもしれません。あるいは、いつか細かい説明がなされることもあるのでしょうか。

匂いから人の細かい感情まで分かるとするなら、華岡さんが後に現場に来て感じ取るその匂いは、「残留思念」ということにもなるのかもしれません。

ともかく、阿部寛さんの華岡さんと香川照之さんの小向さんの掛け合いは面白いですし、第1話を見た印象としては、コミカルな部分とシリアスな部分のバランスも良く、テンポの良い、おしゃれな雰囲気の刑事ドラマでした。

第1話の脚本は林宏司さん、音楽は岩崎太整さん、演出は堀切園健太郎さんでした。

次回も楽しみにしていようと思います。
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