「運命に、似た恋」第6回

NHKの「ドラマ10」の「運命に、似た恋」の第6回を見ました。

第6回は、息子のつぐみ(西山潤さん)にデザイナーの小沢勇凛(ユーリ、斎藤工さん)と付き合っていることを打ち明け、ユーリに会いに行ったつぐみに交際を認めてもらった桜井香澄(カスミ、原田知世さん)が、ある日のユーリの部屋で、ユーリの左隣に座って彫刻刀で木を彫るユーリを見ている時、アムロ(生駒星汰さん)が左手に彫刻刀を持っていたことを思い出し、右利きのユーリは左利きのアムロとは別人なのではないかと微かな疑いを抱く、という話でした。

作(脚本)は北川悦吏子さん、演出は一木正恵さんでした。

一人でいるよりも二人でいるほうが自然だからとか、カスミさんのことを本当に好きであることを、母親を心配して自分に会いに来たつぐみさんにユーリさんが真っ直ぐに伝えていた場面も良かったです。

カスミさんがユーリとの時間を幸せに過ごしている一方で、ユーリに振られた家具メーカーの社長夫人の白井真帆(マホ、山口紗弥加さん)は、ユーリの部屋に置いてあったカスミさんの黄色のカーディガンを床に落として踏みつけていたのですが、その後、ユーリを中心デザイナーから外すために自宅に呼んだデザイナーの倉田レオン(柄本時生さん)からユーリが盗作をしているという噂があると聞き、ユーリを陥れるために、カスミの元夫で週刊誌のカメラマンの藤井洋治(ヨージ、小市慢太郎さん)を自宅に呼び、カスミさんがユーリと腕を組んで歩いている写真と札束を見せて、ユーリが盗作をしているという記事を書くよう迫っていました。

山口紗弥加さんの演じるマホさんの、強い嫉妬心の中に狂気が混ざっていそうな雰囲気が怖くて、すごいです。

ヨージさんの母親の藤井灯(アカリ、草笛光子さん)は、写真館を訪ねてきた男性の写真を撮り、以前にも写真を撮ったことのあるデザイナーの深見芳孝(ヨシタカ、奥田瑛二さん)だと気付いていたのですが、アカリさんは30年前に来たヨシタカさんの息子のことははっきりとは思い出せず、ヨシタカさんも息子のヨシユキさんの話はしませんでした。

しかし、写真館の掃除をしていたカスミさんは、アカリさんが見ていた昔のヨシタカさんの写真を見て、ヨシタカさんの右隣に立って写っている少年がアムロであることに気付いて驚き、アカリさんにアムロとヨシタカさんの左隣に立つもう一人の少年のことを尋ねたのですが、アカリさんはどちらかがヨシタカさんの息子でもう一人がその友達だということしか憶えていないようでした。

カスミさんのユーリさんへの疑惑は、ユーリさんが左手でも右手でも彫ることができるということを知ったことで一応解消されたのですが、古い写真を見たカスミさんは、そこに写るアムロがユーリさんではないなら本当のアムロは今どこにいるのかと動揺していました。

カスミさんがその写真を見る前、カスミさんを誰もいない事務所に入れて能登の病院のキッズルームのデザインをカスミさんと一緒に考えていたユーリさんは、カスミさんが昼食を作りに行っている間に机で眠ってしまい、ふと目を覚まして、先に帰りますと書かれたメモとチャーハンを見ていたのですが、手を触れたそのお皿がまだ温かいことに気付いてベランダに飛び出して、下の道を歩いていたカスミさんを大声で呼び止めてお礼を言って手を振っていました。

その場面もとても良かったのですが、帰ろうとする遠いカスミさんに手を振るユーリさんは涙を流していて、何と、ユーリさんは癌で余命が短い状態であるようでした。

また急に劇的な展開になっていたのですが、ユーリさんは、今なら手術をすれば治ると医師に勧められたのを、なぜか頑なに断っていました。まだ分からないことですが、それも亡くなっているらしいヨシユキさんのためなのでしょうか。

アムロとユーリさんの謎が深まる中、今回は、アカリさんとヨシタカさん、マホさんとヨージさんなど、新しいつながりが描かれていたところも良かったように思います。登場人物の感情が丁寧に描かれていて、ファンタジーのような、非現実的な物語のように思えるのに、不思議なリアリティーもあるような気がします。これからどのような展開になっていくのか、次回の物語も楽しみにしていようと思います。
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