「キャリア~掟破りの警察署長~」第4話

フジテレビの日曜日のドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」の第4話を見ました。

刑事課の係長の南洋三(高嶋政宏さん)の一人娘の高校生のめぐみ(駒井蓮さん)は、北町署の署長の遠山金志郎(玉木宏さん)からもらったというリボン型のプレゼントを父親に見せようとしたのですが、父親が何の日かを憶えていなかったので、怒りながら出かけて行ったのですが、同じ朝、道を歩いていた刑事の水口琢朗(平山祐介さん)は、ビルの窓から突然花瓶を落とされ、命を狙われていると北町署に駆け込んできました。一方、南さんは、机の上に置かれていた差出人の名前のない封筒を開けようとして指を切ってしまいました。そして、何でもないと言いながら、封筒の中の手紙をごみ箱に捨てたのですが、刑事課に来ていた金志郎さんがごみ箱から拾って見ると、それは「お前と警察の非を認めなければ命はない」と書かれた脅迫状でした。

南さんは、脅迫状のことも気にせず、家出をした女子高校生の捜索や窃盗事件よりも捜査中の強盗致傷事件に集中するよう部下たちに話していたのですが、水口さんが狙われたのは南さんのお下がりのジャケットを来ていたからだと知った金志郎さんは、脅迫状の送り主を探すため、南さんを恨んでいそうな、過去に南さんに逮捕されたことのある人物をリストに挙げて、相川実里(瀧本美織さん)と共に調べ始めました。ところがその矢先、南さんのもとに差出人の記載のない封筒が届き、中にはめぐみさんのスマートフォンが入っていて、そこにはめぐみさんが何者かに捕まっている画像がありました。

警察官の娘が誘拐されたということで、警視庁の秋嶋本部長(東根作寿英さん)が捜査の指揮をするため北町署に来ることになったのですが、キャリアの秋嶋本部長は、指揮現場に口を挟む署長の金志郎さんを追い出そうとしました。自宅で妻のみどり(田中美奈子さん)と誘拐犯からの電話を待っていた南さんは、誘拐犯から、めぐみさんの命と引き換えに全国ネットのテレビ局へ行って謝罪をするよう命じられて、そのことを秋嶋本部長に伝えるのですが、警察の威信を守ろうとする本部長には聞き入れられませんでした。

北町署の署長室には、警視庁の警務部長で警視監の長下部晋介(近藤正臣さん)が訪ねて来ていて、金志郎さんは、相川さんのことを、僕のバディです、と紹介していたのですが、テーブルの上に置かれていた花瓶の破片を見た焼き物に詳しい長下部さんは幹土焼の焼き物だと言い、金志郎さんと相川さんは、幹土焼の壺を盗まれて被害届を出していた人の家を訪ね、壺しか盗まれていないと思い込んでいた被害者の家のロッカーから猟銃が盗まれていることに気付き、秋嶋本部長に従ってテレビ局へ行かずに自宅で待っていた南さんは、誘拐された娘を撃ち殺されるという恐怖に直面することになるのでした。

脚本は小山正太さん、演出は山内大典さんでした。

南さんの娘が誘拐される話だったのですが、刑事である前にめぐみさんの父親だった南さんの後悔が、「キャリア」である秋嶋本部長と金志郎さんとの対比の中で揺れ動くように描かれていました。

水口さんを始め、ベテラン刑事の元山照夫(半海一晃さん)、松本秀樹(白洲迅さん)、花岡市太郎(勝矢さん)、そして副署長の半田順二(柳沢慎吾さん)までが、人を救うのに誰の指示とかキャリアとかノンキャリアとか関係ない、関係あるのは誰を助けたいかであって人を助けてこそが警察だと、金志郎さんの周囲にいる北町署の警察官たちが南さんの娘の誘拐事件を解決するために、あるいは市民を守る警察官でいるために、まとまっていく感じが良かったです。

金志郎さんがめぐみさんにプレゼントしていたという、リボン型の防犯ブザーが、金志郎さんと相川さんがめぐみさんを発見するのに活かされていたところも、良かったように思います。

誘拐犯の佐々木哲夫(大和田健介さん)は、仕事のストレスを万引きをして晴らそうとしたのを南さんに見つかって捕まり、上から目線で説教をする南さんを恨んで、復讐をしようとしていた人でした。図書館でめぐみさんに近付いて知り合いになり、誕生日を祝うと言って連れ出していたようでした。

取調室で佐々木さんと向き合った金志郎さんは、警察官も犯人に恨まれたり、上司から圧力をかけられたり、家族との時間を犠牲にしたりしながら命を懸けて頑張っている、あなたのような身勝手な人に刑事の思いを踏みにじる権利はありません、とはっきりと言いました。そして、何様のつもりだ!と怒る佐々木さんに、署長の遠山金志郎です、今後一切、刑事たちを傷つけることは許しません、と警察手帳の金色の桜の印を見せて、この桜に誓って悪事は許しません、絶対に、と断言しました。

金志郎さんがそう話すのを、廊下で南さんが聞いていました。南さんは辞表を出そうとしたのですが、受け取った金志郎さんはそれをすぐに破り、南さんがいなくなったら寂しいですよ、と伝えていました。

最後は、南さんの部下たちも招待された、めぐみさんのお誕生日会の場面でした。助け出されためぐみさんは、現場の刑事さんたちを尊敬するようになっていました。お誕生日会の後、南さんは、署長の現場への介入は迷惑だとも言いながら、一人の父親として、ありがとうございますと、金志郎さんに娘の救出のお礼を言っていました。

第4話も面白かったです。いろいろ盛り沢山な内容でもあったように思うのですが、今回も最後まで楽しく見ることができました。

警視監の長下部さんは、金志郎さんの父親と「バディ」を組んでいたことがあるそうです。その過去は、第1話で少しだけ描かれていた南さんの上司の過去ともつながっていくことがあるのでしょうか。

「キャリア~掟破りの警察署長~」は、TBSやテレビ東京で夜8時台に放送されそうな刑事ドラマのようでもあるので、どうしてこのようなタイプの刑事ドラマを、TBSの「日曜劇場」とも重なる日曜日の夜9時からの時間にフジテレビが放送しているのだろうという不思議さも少しあるのですが、安定感のある正攻法の、優しくて、とても良い刑事ドラマだと思います。

また録画をして見ることになるかもしれないと思うのですが、次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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