「チームメディカル レディ・ダ・ヴィンチの診断」第4話

フジテレビのドラマ「チームメディカル レディ・ダ・ヴィンチの診断」の第4話を見ました。

第4話は、訪問診療を始めることになった東光大学病院解析診断部の部長の岩倉葉子(伊藤蘭さん)の行きつけの老舗料亭「真田」の大女将で、認知症を患って引退したという静香(黒田福美さん)を通勤途中に見かけ、道端の雑草を食べたり、苦しそうに胸の辺りを押さえたり、歩行障害が見受けられたり、保護をしようとする老人ホームの職員たちに対して暴れたりといった様子に違和感を感じた橘志帆(吉田羊さん)が、姑と仲が悪いと噂のある真田家の嫁で女将の芽依(小西真奈美さん)が静香さんの再診察を拒否するのを押し切って、解析診断部の医師たちの協力を得ながら、静香さんの本当の病気は何なのかを調べ始める、という話でした。

脚本は長谷川徹さん、演出は今井和久さんでした。

今回は第3話よりも落ち着いた展開になっていたように思います。

研修医の田丸綾香(吉岡里帆さん)以外の解析診断部の医師たちも診断に協力していたところも良かったですし、小西真奈美さんの演じる女将で嫁の芽依さんと黒田福美さんの演じる大女将で姑の静香さんの物語がしっかりと作られていたように思えたところも良かったです。

認知症と診断されていた静香さんの再検査を芽依さんが拒否し続けていたのは、料亭「真田」の看板を守るためだったようなのですが、静香さんを誘拐した犯人として警察に捕まりそうになっていた橘さんが見抜いてチーフの岩倉さんに伝えていた静香さんの本当の病気は、心臓付近の大動脈解離と神経梅毒でした。静香さんの息子によると、父親は遊び人で母親の静香さんは苦労していたということだったのですが、静香さんの神経梅毒という病気は、その夫が感染源となったものだろうということでした。

静香さんが職員の人たちに抵抗する際に、「やめて」ではなく「痛い」と叫んでいたなら、大動脈解離の痛みはもっと早く見つかったのかもしれないとも思うのですが、岩倉さんの協力もあって、静香さんはすぐに大動脈解離の手術を受けることができました。手術をしたのは心臓血管外科医の高杉祐樹(小林且弥さん)でした。

お姑の静香さんを旅行に誘おうとした芽依さんが「時間がもったいない」と断られた2年前の出来事の真相を、主人公の橘さんではなく静香さんのことをよく知っている岩倉さんが答えていたのも良かったですし、そのことで芽依さんがお姑さんの静香さんの思いに気付いていくという場面も良かったです。

岩倉さんが静香さんと芽依さんを「似ている」と言っていたように、院長の北畠昌幸(高橋克典さん)は、橘さんと岩倉さんを「似ている」と言っていたのですが、そのようなところも主人公の橘さんを始めとする「チーム」のまとまりにつながっていく要素であるように思えました。「対立」の構図は、それほど無くても良いような気がします。

芽依さんが拒否をしても静香さんの診察をしようとしていた橘さんが、岩倉さんから、病気だけを見て患者さんの人生を見ていない、と注意される場面も良かったように思いますし、岩倉さんのチーフらしさというか、しっかりとした医師らしさが描かれていたのが、今回の特に良いところだったのかもしれないなとも思います。そのおかげで、良い意味で、橘さんが“異端”の医師ではなくなっていました。

橘さんの娘の真央(藤澤遥さん)は、今回も、生きているのかそうではないのか、その存在感が曖昧でした。外にいる時の真央さんは幻覚で、家にいる時の真央さんは現実なのか、どちらも幻覚なのか、どちらも現実なのか、不安定のままでした。

これからどのような展開のドラマになっていくのか分かりませんが、第4話も良かったですし、今のところは、回を重ねるごとに見やすくなっているような気がします。NHKの「総合診療医ドクターG」のように、あるいはTBSの「GM~踊れドクター」やフジテレビの「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」のように、総合診療医の活躍するドラマとして楽しく見ることができます。
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