TPP法案の特別委員会での可決と、お米のこと

報道によると、昨日には、日本が放置していて批准が遅れた「パリ協定」という全ての国が参加する地球温暖化対策(二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を減らしていく対策)の新しい国際ルールが発行されたそうです。

4日の午前には、三笠宮崇仁さまの「葬場の儀」と「斂葬の儀」が豊島岡墓地で行われ、午後には、衆議院の特別委員会でTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の関連法案の採決が行われて、自民党と公明党と日本維新の会の賛成によって可決となったそうです。与党やTPP推進派の党は、8日の本会議での採決による衆議院の通過を目指しているそうです。

NHKでの国会中継はなく、夜の報道番組でその採決の時の様子が少しだけ放送されていました。3日までは、山本有二農林水産大臣の失言への野党などからの反発を受けて、来週に採決をするのではないかと言われていたように思うので、4日の採決は急であるようにも思えたのですが、そもそも民進党は、完全に反対する共産党などと違い、採決には賛成をしていたようなので、TPPの承認を妙に急ぐ自民党(と公明党、日本維新の会)がいわゆる「強行採決」的に採決を行ったことの酷さと同じくらい、(一応最大の野党である)民進党の中途半端さが目立ってしまっていたようにも思えました。

報道番組を見ていると、コメンテーターの方たちが、山本農水大臣の「失言」を批判したり追及して辞任を求めたりするものばかりではなく国会ではちゃんと議論をしてほしいと、野党に文句を言うように言っているのをよく聞くように思うのですが、TPPを推奨する与党とTPPに反対する野党との国会での答弁は、平行線というか、日本語として?答弁になっているとは思えないようなものも多いように思えますし、野党がちゃんと質問をしても、与党の首相や大臣たちが隠したり逃げたりしてちゃんと答えないようにしている場面も多かったように思います。

野党の国会での与党に対する国益や国民の生活の安全上の問題の指摘を、あるいはその指摘から逃げる与党の大臣たちの様子を、テレビの報道番組などのメディアがきちんと取り上げず、野党が「失言」の追及をしている部分を多めに報道するので、(東京都の築地の豊洲移転の問題や2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックの開催地の問題とは違って)“国民的な議論”に発展しないのではないかなと思います。

「日本国憲法」を改正するかどうか、改正するのならどの条文をどのように変えるのかというような議論が国会議員さんたちの中で始まっても、野党の追及が中途半端で、メディアも「公正中立」と言いながら政府寄りであるなら、国民に重要な問題点が伝わらないのではないかと思いますし、多くの国民が政治にほとんど関心を持つことがないままになってしまったなら、自民党と公明党と維新の会などの賛成多数によって、謎の法律や改憲案が、次々と可決されるようになってしまうのではないかなとも思います。

TPPは、今のままではいわゆる「不平等条約」になりそうなのだそうで、(今はTPPに反対している)アメリカにいろいろ譲歩しているらしい国会での話を聞いていると、確かにそのように思えます。“聖域”だった主食用のお米の分野も壊されて、輸入米が今よりもたくさん流通するようになるそうですし、その場合、日本のお米は備蓄米に回されてしまうそうですし、少し前までは自民党は2018年頃に?減反政策を廃止することにしているとも言われていましたが、昨日の報道では、お米ではなく野菜作りを進めるということも言われていたので、もしもそうだとすると、結局田んぼはなくなって、減反政策は今以上に進んで、輸入米の国内の流通が増えるのではないかなと思うのですが、どうなのでしょうか。

このようにいうのはもしかしたら間違っているかもしれないのですが、天皇陛下がお田植えをなさるほど、稲やお米は日本文化の中でも重要な位置にあるものだと思うのですが、日本のお米を蔑ろ(蔑ろというほどではないのでしょうか)にすることについて政府(安倍首相やその周辺の方たち)はどのように考えているのだろうかと、TPPでお米の話を聞く度にいつも少し気になります。

お米を食べると太るというようなことが、数年前から情報番組などで言われているように思うのですが、白米を食べると太るというのは事実ではないのだそうです。炭水化物を取り過ぎると太るということはあるそうなのですが、それは何にしても同じものを食べ過ぎてはいけないということで、各個人の体質にもよるのかもしれませんが、1回の食事で白米のごはんをお茶碗一杯食べるくらいでは、太ることはないそうです。玄米と比べると、糠や胚芽の分の栄養素は減るそうなのですが、それでも十分にたくさんの栄養素が入っているそうですし、他の食材とのバランスが大切なのだそうです。

TPPの話の時にお米のことが気になるのは、単純に私がごはんを好きだから(小麦の麺類やパンも好きですが)ということもあるのですが、自民党や日本会議などの関係団体が「日本文化」の大切さを主張していることを思う時、もしもそれが本当なら、日本のお米もそれを作ってくださっている農家の方たちのことももっと守ったほうが良いように思いますし、そのようになるほうが自然なのではないかなと思うのです。安く流通するらしい外国のお米も調理の仕方によってはおいしいかもしれませんし、JA(全国農業協同組合)や農業ビジネスのことは私にはよく分からないのですが、お米と神道の神さまとのつながりを思うと、一体政府は稲作をどう考えているのかなと、少し不思議にも思えてきます。
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