「スニッファー 嗅覚捜査官」第3話

NHKの土曜ドラマ「スニッファー 嗅覚捜査官」の第3話を見ました。

第3話は、日本の天才画家の佐伯雲天の名画がドイツから日本の美術館に返還されることが決まり、展覧会に先駆けて報道陣へ公開されることになったのですが、耳鼻咽喉科の医師の末永由紀(井川遥さん)と一緒にその場に居合わせることになった嗅覚捜査官(スニッファー)の華岡信一郎(阿部寛さん)が、絵の匂いを嗅いで贋作だと主張したことから騒ぎになり、文部科学省の役人や美術館の館長の長澤塔子(川原亜矢子さん)や絵の修復を行う学芸員の志村孝彦(イッセー尾形さん)と対立する中、暴漢に襲われて大切な鼻に怪我をしながらも、本物の絵と偽物の絵の違いを見抜いて長澤館長と志村さんの悪事を暴こうとする話でした。

脚本は林宏司さんと山岡潤平さん、演出は堀切園健太郎さんでした。

アクリル絵の具は1940年代の後半に開発された絵具だからこの絵を佐伯雲天が描くはずはないとして、マスコミを前に贋作だとの主張を続ける華岡さんが社会的な騒動を巻き起こす話でもあったので、実際にこのようなことがあったなら華岡さんはその超人的な鋭い嗅覚を検証する番組への出演オファーが殺到しそうにも思えました。

ドラマでは、鼻を怪我して嗅覚が弱まった華岡さんと、乾きが早過ぎて経年劣化を表現することも可能な油絵具という商品を使った学芸員の志村さんとの対決が描かれていたのですが、イッセー尾形さんの演じる志村さんの、“天才画家”になることを夢見ながらそれを果たすことができなかった画家の志村さんの悲しみも描かれていました。

華岡さんは、その悲しみの匂いを嗅ぐことはできなかったようなのですが、そのような志村さんの感情を理解はしていたようでした。

最後は、耳鼻科医の由紀さんと出かけた別の美術展で再び贋作を発見して通報した華岡さんが由紀さんに突き飛ばされるという、ラブコメディー風の終わり方になっていたのですが、由紀さんが華岡さんを好きらしいとは気付かなかったので、少し意外な感じもしました。

嗅覚を活かした捜査をするという点では、日本テレビのドラマ「デカワンコ」を少し思い出すのですが、多部未華子さんの演じていた刑事の花森一子さんの場合よりも、華岡さんの嗅ぎ方はさり気ないので、鋭い嗅覚で捜査をしているという印象が何となく薄いような気もします。でも、阿部寛さんの演じる華岡さんは華岡さんで面白いのですし、次回の物語も楽しみにして見てみようと思います。
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