「相棒season15」第6話

テレビ朝日のドラマ「相棒season15」の第6話「嘘吐き(うそつき)」を見ました。

2階建ての古いアパートの一室に暮らす漫画家の三ツ門夏音(柳生みゆさん)は、原稿を書いていたある夜、男性と女性が暮らす隣室で激しい物音を聞き、その翌朝から隣室の背の高い女性・瀬戸はるか(土居志央梨さん)が別人になっていること、男性が工具を持ち込んでいること、見知らぬ中年の男女が出入りするようになったことなどを不審に思っていました。隣室で「バラバラ殺人」が起きたのではないかと怖くなった夏音さんが警察署へ相談に行き、門前払いを受けていたところに警視庁特命係の冠城亘(反町隆史さん)が通りかかり、冠城さんに呼ばれた杉下右京(水谷豊さん)も一緒に夏音さんから事情を聞き、夏音さんの話と住民や大家との話が食い違うそのアパートで起きている事件について調べ始めるのですが、夏音さんにはかつて「虚言癖」で母親から見放された過去があったのでした。

脚本は森下直さん、監督は橋本一さんでした。

家族や友人がいない孤独な人たちが「墓友」になろうとしたことから始まるという、会社のお金の横領事件も絡んだ意外と社会派の事件だったのですが、途中の展開はフジテレビのドラマ「世にも奇妙な物語」風でもあり、全体的に凝った展開の回だったように思いました。

漫画家の夏音さんの漫画の原稿の絵で終わるというところも、珍しいですし、新鮮な感じがして楽しく思いました。

ただ、右京さんたちが喫茶店で夏音さんの話を聞くまでのことは、冠城さんの台詞の中だけで説明されていましたし、私には少し雑であるようにも思えてしまいました。右京さんの性格も以前とは変わってきていますが、それでも、特命係がある事件にかかわるまでのきっかけや出来事は、「相棒」のドラマの大事な要素なのではないかなと思います。

「15」から新しくレギュラーに入ったサイバーセキュリティー対策本部の特別捜査官の青木年男(浅利陽介さん)は、右京さんたちが事件関係者の情報をすぐに引き出すことのできる便利な存在なのかもしれませんが、(実際には忙しいのではないかなと思える)サイバーセキュリティー対策本部が暇そうなのは、やはり少し気になります。

ところで、これは「相棒」のドラマとは関係のないことなのですが、一昨日の報道で、日立製作所が「レンズ無しカメラ(レンズレスカメラ)」を開発したということを知りました。昔のピンホールカメラのようなものではありません。レンズを使わずに特殊なフィルムと画像センサー(撮像素子)で静止画や動画の撮影をし、撮影後にピントを調節することができるのだそうです。私は知らなかったのですが、昨年にはアメリカの大学が「FlatCam」という画像センサーで撮影する技術を開発していたそうです。日立製作所の技術は、解説によると、「FlatCam」の技術を発展させたもののようで、「格子状」の線ではなく「同心円」を印刷したフィルムを使って被写体を撮影した画像を作り出すのだそうです。レンズを使うよりも薄く、安価で作ることができるそうで、日立製作所は2018年の実用化を目指しているということでした。

未来的ですごいなと思う一方で、“監視社会”が加速しそうだなと、少し怖くも思いました。レンズのあるカメラでも隠されていたなら気付くことはできませんが、「壁に耳あり障子に目あり」の諺が現実化するようなレンズ無しカメラにはもっと気付くことができないような気がします。新技術のニュースを聞いて、面白そうとも思いましたし、便利になりそうということも分かるのですが、窮屈になりそうだなとも思いました。
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