「キャリア~掟破りの警察署長~」第7話

フジテレビの日曜日のドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」の第7話を見ました。

北町署の署長の遠山金志郎(玉木宏さん)と新人刑事の相川実里(瀧本美織さん)は、加納理香(知花くららさん)のヨガ教室で、体験入会で来ていたクレーマーの主婦4人組に遭遇しました。無理な体勢で身体を痛めたと訴える寺岡朋世(黒谷友香さん)に、金志郎さんが医者に診てもらってはどうかと言うと、リーダー格の石島園子(楠見薫さん)が他の2人と朋世さんを連れて怒って帰って行きました。

翌日、クレーマー主婦4人が今度は北町署にやって来ました。園子さんたちは、郵便ポストにごみを入れられたリ新聞を抜かれたりという嫌がらせに遭っていると、現場の写真を持って、被害届を出しに来たのでした。刑事課の係長の南洋三(高嶋政宏さん)は、主婦の中にいた朋世さんの姿を見て驚いていたのですが、それは20年ほど前の事件で朋世さんと知り合っていたからでした。刑事には主婦の嫌がらせ問題に関わっている暇などない、周辺の警備を強化することくらいしかできないと考えていた南さんですが、何かあったら連絡をしてほしいと朋世さんに名刺を渡しました。

金志郎さんは、事件に発展する恐れもあるからと、相川さんと一緒に社宅で暮らしている朋世さんの自宅へ向かい、話を訊きました。唯一の目撃者である朋世さんは警察署で話した以外のことは知らなかったのですが、金志郎さんは、カレンダーに毎日の献立を書き込んで食事の支度をしていた朋世さんが、節約をして引っ越しをするためのお金を貯めていることを知りました。

翌日、カレンダーに書かれていた通りに地元のカフェに来ていた朋世さんたちを見て話しかけた金志郎さんは、朋世さんのケーキの銀紙の折り方が園子さんのポストのごみの写真に写っているものと同じであることに気付き、朋世さんは園子さんたちにクレームをやめさせようとして嫌がらせの自作自演をしていたのではないかと推理しました。そして、会社員の夫に頼まれて、飲酒運転をして破損事故を起こした部長婦人の園子さんの身代わりに出頭した朋世さんに、そのことを話したのですが、朋世さんは自分が耐えれば済むことだからと言って、事故を起こしたのは自分だと、園子さんの身代わりを続けていました。

一方、南さんは、大学生を路上で殴ったとして自首してきた会社員の江藤義久(夙川アトムさん)の取り調べをする中で、江藤さんがその日一緒にいた上司に頼まれてその身代わりに自首をしてきていることに気付きました。しかし、江藤さんも、犯人は上司だとは言わず、自分が殴ったのだと主張し続けていました。

警視監の長下部晋介(近藤正臣さん)に署内で会った南さんは、現場に出かけてしまう署長の愚痴を言っていたのですが、長下部さんから、遠山署長が昔の南さんに似ていると言われて、昔のことを思い出していました。28歳の南さん(鈴之助さん)は、張り込み中にスリの男を見つけ、その男を路上で捕まえようとした朋世さんと知り合っていました。南さんの中で朋世さんが「正義感の強い女性」だったのは、その時の印象にあったようでした。

部長婦人たちとの食事会を終えて帰宅した朋世さんは、ドアの前に散乱している大量のごみと部屋の中に大量に落ちている「死ね」などと書かれた紙を見て、怖くなって外へ飛び出しました。金志郎さんと相川さんは、再び朋世さんの自宅を訪ねようとした時、朋世さんの部屋のドアの前のごみとドアの貼り紙を見て朋世さんが危険だと気付き、南さんに電話をして、朋世さんを探しに行きました。

本当の犯人である江藤さんの上司を逮捕しようと決めていた南さんは、相川さんたちから連絡を受けると、上司のことを部下たちに任せて朋世さんを探しに出かけ、追いかけてくる不審者から逃げていた朋世さんからの電話で助けてほしいと言われて、朋世さんの救助に向かいました。

南さんを見て逃げ出した犯人は、金志郎さんと相川さんに捕まったのですが、その人は朋世さんたちからクレームを付けられていたカフェの店員の須賀直也(小久保寿人さん)でした。カフェ店員の須賀さんは、自分は主婦たちのストレスのはけ口ではないと、朋世さんが園子さんたちに命じられて苦しい思いをしながらクレームをつけているとは知らずに、朋世さんに復讐をしようとしていたようでした。

取調室の様子を金志郎さんと見ていた朋世さんは、須賀さんはあなただと金志郎さんに言われて、私は変わりたいと訴えていました。そして、北町署に呼び出されていた園子さんたちを前にした朋世さんは、ごみをポストに詰めたことなどを園子さんたちに謝った後、クレームを付けたことや飲酒運転の身代わりをしたことは園子さんに言われてやったことだと刑事たちに明言しました。そして、悪事を見逃せない金志郎さんは、夫は警察にも顔が利くのだと権力を振りかざし、警察署の一番偉い人を出せと怒り出す園子さんたちに、警察手帳の金色の桜を示して黙らせたのでした。

警察署を出た朋世さんは、見送りに来た南さんに、署長は若い頃の南さんに似ていると話していました。プライベートでは金志郎さんに会いたくないと言っていた南さんは、それからもヨガ教室には来ていなかったのですが、今度は副署長の半田順二(柳沢慎吾さん)も参加するようになっていました。全体的に半田さんの場面が増えていたのも、何だか面白く思えました。

脚本は関えり香さん、演出は山内大典さんでした。

第7話も、とても面白かったです。

今回は、弱い立場に置かれて耐えている人たちの苦悩がテーマになっていたのだと思います。ドラマの中では、朋世さんと、江藤さんと、須賀さんという3人の人物のことが描かれていたのですが、意外と社会派の物語になっていて、良かったです。

南さんの若い頃の場面も丁寧に作られていたように思いますし、その正義感の強かった南さんの過去が、朋世さんと思わぬ形で再会した、現在の南さんの中に少し復活していた感じも、良かったのだと思います。

カフェ店員の須賀さんのその後は描かれていなかったので分からないのですが、朋世さんは須賀さんにこれまでの自分の事情を話したかもしれないですし、自分たちからクレームを付けられていた須賀さんの大変さに気付いた朋世さんが被害届を出さなかったなら、須賀さんは犯罪者にならずにまたごく普通の市民として暮らしていくことができるようになるのかもしれないなと思いました。

日曜日の夜9時の放送時間にテレビを見ることができる場合、私はTBSの日曜劇場のドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」のほうを見ることにしたので、時間の重なっている「キャリア~掟破りの警察署長~」は録画をしておいたものを後で見ているのですが、この「キャリア~掟破りの警察署長~」は、(フジテレビの夜9時から放送されているというのがまだ少し不思議にも思えるのですが)とても良い所轄刑事ドラマだと思います。ドラマのオープニングの「7」の数字を見て、「キャリア」はもう7回も放送されているのだなと、何となく、時間の流れが早いような気がしました。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム