「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 4」第9話

テレビ朝日のドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 4」の第9話を見ました。

最新の病院ランキングで9位になった「東帝大学病院」の院長の蛭間重勝(西田敏行さん)が長年のライバルである連続1位の「慶林大学病院」の「打倒」を目指す中、蛭間院長の妻の華子(藤真利子さん)が率いる「東帝婦人会」と「慶林大学病院」の院長夫人の鮫島律子(高橋ひとみさん)が率いる「慶林婦人会」は「親睦会」の社交ダンス大会で対決をしていました。「慶林大」の医師たちへの営業をする神原晶(岸部一徳さん)に連れられてフリーランスの外科医の大門未知子(米倉涼子さん)もその親睦会の会場に来ていたのですが、社交ダンスを踊っていた慶林婦人会の代表の九条映美(中山忍さん)が突然倒れ、大門さんは近くの東帝大学病院へ緊急搬送しました。

肺動脈塞栓症と診断された映美さんは「慶林大」では落ちこぼれ扱いされている准教授で外科医の九条泰介(矢柴俊博さん)の妻でした。蛭間院長の妻の華子さんは敵である「慶林大学病院」の外科医夫人を受け入れることに最初は猛反対していたのですが、身内を見捨てる病院だと、「慶林大」の評判を貶めることに利用し始めました。

映美さんの検査結果を見ていてあることに気付いた大門さんがPET-CTで再検査を行うと、映美さんの病気は肺動脈塞栓症ではなく肺動脈肉腫であることが分かりました。それは内科部長の黄川田高之(生瀬勝久さん)も外科部長代理を務めていた加地秀樹(勝村政信さん)も原守(鈴木浩介さん)もスーパードクターの北野亨(滝藤賢一さん)も見落としていたことでした。大門さんは、映美さんがここに来たのは助かりたいからだと蛭間院長に訴え、私に切らせてと主張していたのですが、蛭間院長も副院長の久保東子(泉ピン子さん)も「慶林大」はそれを知っていて「東帝大」に押し付けてきたのだと言い、東帝大でのリスクの高い手術に反対していたのですが、SNSで悪い評判が広まっていることに気付いた鮫島院長夫人の律子さんは、映美さんを「慶林大」に引き取ることにしました。「慶林大」は映美さんの難しい肺動脈の悪性腫瘍の手術を夫の泰介さんに行わせることにしたのでした。

「慶林大」の病室で苦しんでいた映美さんは、看護師に連絡を頼んでいました。そうして手術が始められることになり、病院長の鮫島治男(団時朗さん)は、もしも手術が失敗しても夫が妻を治そうとしたという美談にしようと考えていました。手術を始めた泰介さんは、妻の肺動脈の腫瘍が心臓のほうに浸潤しているのを見て動揺し、血管の壁から剥がすことはできないと迷っていました。手術は不可能だと考えた鮫島院長は見学室の窓からインオペを指示したのですが、その時、大門さんが手術室へ入ってきたのでした。鮫島院長のいる見学室には「神原名医紹介所」の晶さんが入ってきて、映美さんとの契約書を鮫島院長に見せました。手術を始めた大門さんは、泰介さんの理解力のある手際の良い助手ぶりに感心しながら、動脈から腫瘍だけを外し、無事に手術を終えました。晶さんは、手柄をほしがる鮫島院長に、持ってきていたメロンと1千万円の請求書を渡してその権利を譲りました。

それから後日、中断していた「東帝婦人会」と「慶林婦人会」の親睦会の社交ダンス大会が再開していました。退院した映美さんも「慶林婦人会」の代表として参加していて、見に来ていた晶さんや大門さんの前で社交ダンスを披露していたのですが、「慶林婦人会」が優勢かと思われていた時、蛭間夫人の華子さんが合図を出し、広報部長の南幾子(草刈民代さん)が颯爽と入ってきて見事な社交ダンスを披露し、「東帝婦人会」が優勝したのでした。

脚本は香坂隆史さん、演出は田村直己さんでした。

第9話も、とても面白かったです。“白い巨塔”の「婦人会」のプライドの高い夫人たちの敵対心の勢いの中で、命より大切なものなどないと患者の命を救うことを何よりも最優先にするフリーランスの外科医の大門さんの筋の通った活躍が見事に描かれていたような気がします。

加地さんと原さんが「神原名医紹介所」で大門さんと晶さんと麻雀をする場面があったのも良かったですし、「フリーランス」は「自由」で「束縛されない」存在であるということがよく活かされていた展開も良かったです。

周防正行監督の映画「Shall we ダンス? 」で主演を務めていた草刈民代さんの演じる南さんの最後の社交ダンスの場面は、さすがというか、とても華やかに思えました。南さんは、廊下ですれ違った大門さんにダンスが上手いと言われて、大門さんの評価に初めて「〇」を付けていました。

今回は全体的に「ドクターX ~外科医・大門未知子~」らしい感じもしましたし、最後まで楽しく見ることができました。次回も楽しみにしたいと思います。


ところで、昨日は「真珠湾攻撃」から75年の日ということでしたが、このドラマの後に見た「報道ステーション」では、アニメ映画「この世界の片隅に」のことが放送されていました。丹念に取材を積み重ねて作られていて、実在の人や場所が登場する映画だということが伝えられていました。映画を見たという国境なき医師団の白川さんという方は、一般の人にとって戦争はまさにこの映画のような感じで、一般の人には気付きにくく、あれよあれよという間に始まってしまうものだと話していました。監督の片渕須直さんは、この映画を、戦争が起きた時代の「暮らしの映画」だと話していて、「この世界の片隅に」の主人公のすずさんのいる「この世界」は、私たちがいる2016年の今の「この世界」と同じなのだと話していました。私も先月にこの映画を見たのですが(まだ上手く伝えることができないのですが)、自分の考えの及ばない災禍によって穏やかに続いていた日常がある日突然失われて、それでもまた別の形で生き残った人たちの日常は続いていく、ということがとても丁寧に描かれていたアニメ映画でした。戦争の映画ではあるのですが、日常の映画でした。とても良い映画だったので、私も昨夜の特集を見ることができて良かったです。
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