「おんな城主 直虎」第4回

NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第4回を見ました。

第4回は、井伊家の本領安堵の条件として正式に出家をすることになった剃髪のおとわ(後の直虎、新井美羽さん)が龍潭寺の南渓和尚(小林薫さん)に「次郎法師」という井伊家の家督を継ぐ者の名前を与えられ、兄弟子となった昊天(小松和重さん)と傑山(市原隼人さん)の下で厳しい修行生活を始める、という話でした。

おとわは、出家をしたら許婚の井伊亀之丞(藤本哉汰さん)とも夫婦になることができないということを忘れていたようで、小野家の嫡男の鶴丸(小林颯さん)に指摘されて出家を辞めたくなっていたのですが、母親の千賀(財前直見さん)にさすがは井伊の姫だと褒められ、出家を受け入れていました。しかし、「餓鬼」たちの分も含めた少ない龍潭寺の食事の量に耐えきれなくなったおとわは、すぐに実家の乳母のたけ(梅沢昌代さん)のところに戻ってきたので、母親に井伊を潰す気かと追い返されてしまいました。

ある日、おとわは、南渓和尚から、食べ物をもらってはどうかと「托鉢」を勧められ、元気良く村の市へ出かけたのですが、小僧さんに食べ物を分けてくれる人はいませんでした。お腹を空かせたおとわは、お昼休みで人のいなくなった畑から野菜を盗んでしまいました。井戸のそばで隠れて食べているのを鶴丸に見つかったおとわは、修行生活の愚痴をこぼし、こんなことになるのなら鶴丸と夫婦になったほうが良かったと出家をしたことを後悔して、亀之丞の“竜宮小僧”になるとの約束を果たすことができないと落ち込んでいたのですが、冷静な鶴丸から、僧として亀之丞を支える“竜宮小僧”になることもできるのではないかと言われて、はっとしていました。

龍潭寺に戻ったおとわは、亀之丞を助ける僧になるために修行を頑張る決意を南渓和尚に伝え、村の人たちの“竜宮小僧”になることにしました。お寺に届いた瀬名(丹羽せいらさん)からおとわへの手紙には、蹴鞠に勝って今川の龍王丸の妻の座を射止めたことが書かれていました。南渓和尚は、自分の力で今川の人質になる事態を回避したおとわに奇跡のようなものを感じ、井伊家の後継ぎとして、おとわを、蝶よ花よと育てるものではない、と思い、在家ではななく出家をさせたということでした。

一方、出家したおとわを心配する父親の井伊直盛(杉本哲太さん)は、今川の命で井伊家の目付となった筆頭家老の小野和泉守政直(吹越満さん)が、今川から井伊直満の領地を与えられた問題に悩んでいました。小野政直に憤る井伊直平(前田吟さん)は、直満のお墓で、小野政直に殺され洞窟で遺体として発見された北条の使者の息子に出会い、その人に小野政直のことを話して小野への仇討ちをさせるということを思い付いていました。

井伊家と今川家と北条家を巻き込む事件に発展することを心配した直盛は、小野政直がおとわの友達の鶴丸の父親であるということも考えて、鶴丸から父親を奪うことはできないと、政直を仇討ちから守ることにし、命を助けた政直から、今川に与えられた直満の領地の半分を井伊に戻す約束を取り付けたようでした。

お経を唱えながら村の市を歩いていたおとわは、亀之丞の笛の音を聴いて振り返っていたのですが、そこにいたのは別人でした。

そうして、一気に9年の時が流れたようで、最後は、柴咲コウさんの演じる次郎法師に代わっていました。

作(脚本)は森下佳子さん、演出は福井充広さんでした。

剃髪したおとわが「一休さん」のように見えた第4話「女にこそあれ次郎法師」も、とても面白かったです。

でも、楽しかった子供時代のおとわの物語は、4週目の今回で終わってしまいました。

おとわに修行の道を歩ませる猫好きの南渓和尚も良かったですし、市原隼人さんの演じる僧の傑山が、これまでのように勝手に門を通ろうとするおとわを何度も抱えて門の外に連れ戻していた場面も面白く思えました。

「餓鬼」とか「作務」とか「托鉢」とか、仏教用語の出て来る修行の場面も良かったですし、そのおとわの修行が人助けをする“竜宮小僧”につながっていく感じも良かったです。後の直虎(次郎法師)が民のことをよく考える城主になることができたのには南渓和尚の元でのこの修行生活があったからなのかもしれないということがよく伝わってきました。

亀之丞の笛の音を聴いたように思えていた最後のおとわが少し寂しそうだったので、最後はおとわの明るい表情で次の柴咲コウさんのおとわに代わってほしかったようにも思えました。

あと1か月くらいおとわの子供時代の物語が続いても良かったのではないかと思えるほど、私には、新井美羽さんの演じる井伊の姫のおとわが清々しく思えていました。上手く伝えることができないのですが、見事だったように思います。

逃亡中の亀之丞の場面は少なかったですし、鶴丸の場面もそれほど多くはなかったのですが、藤本哉汰さんの演じる亀之丞も、小林颯さんの演じる鶴丸も、とても良かったです。

おとわと亀之丞と鶴丸の子供時代の物語が終わってしまったのを、もったいないというか、少し寂しく思うのですが、俳優さんが柴咲コウさんと三浦春馬さんと高橋一生さんに代わり、本格的に次郎法師の物語が始まるらしい次回からの「おんな城主 直虎」も見てみようと思います。

あと、今回の本編の後の「直虎紀行」は、直虎の曾祖父の直平が建立したという、静岡県浜松市の龍潭寺でした。私は行ったことがないのですが、映像の中で紹介されていた、小堀遠州が作ったというお庭の景色がとてもきれいでした。
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