「相棒season15」第13話

テレビ朝日のドラマ「相棒season15」の第13話「声なき者~籠城」を見ました。二週連続の前後編スペシャルの前編です。

今から1年前に遡った2016年の2月、ランニング中の女子大学生たちが公園の一角に後頭部から血を流して倒れている男性を発見し、さらに逃げていく車を目撃して、ちょうど通りかかったパトカーの警察官に通報しました。車のナンバーから持ち主は「クラウドソーシング」で仕事を請け負いながら法律の勉強をしている真渕(三浦英さん)という人物だと判明し、捜査一課の伊丹憲一(川原和久さん)と芹沢慶二(山中崇史さん)と合流した警視庁特命係の杉下右京(水谷豊さん)と法務省から出向中の冠城亘(反町隆史さん)は、犯人が町工場に立てこもっていると推理しました。そして、鑑識の米沢守(六角精児さん)から真渕さんのスマートフォンの番号を教えてもらい、その町工場の自宅にいる携帯電話を持っていない一人暮らしの女性の電話の向こうから電話の着信音が聞こえたことから、犯人が女性を人質にして立てこもっていることが確定し、捜査本部が設置されました。

その一方で、パトカーが偶然通りかかったということが気になっていた右京さんと冠城さんは、そのパトカーを運転していた交番の巡査から、小さな女の子が怪しい男に声をかけられているという目撃情報があって出動していたということを聞きました。そして、立てこもりの町工場を近くのマンションの部屋から望遠カメラで覗いていた男性は、その家の窓の隙間に小さな子供の姿を見つけて動画サイトに公開したようで、内村刑事部長(片桐竜次さん)と中園参事官(小野了さん)が報告を受けて慌てていました。

右京さんと冠城さんは、小学校の先生に話を訊きに行き、その子供が病気で休んでいる新堂あかりさんだと知りました。玄関の鍵が開いたままの自宅で、母親と兄の司(田中偉登さん)の写真を見た右京さんは、それから、後頭部を負傷していた男性を病院に搬送した救急隊員に真渕さんの写真を見てもらい、子供に声をかけて負傷したのが真渕さんで、子供を連れて立てこもっているのは兄の司さんではないかと考えました。冠城さんは、新堂さんのポストに法務省と印字された封筒を見つけると、右京さんにも言わずに黙ってその封筒を持ち帰っていました。

その頃、神戸尊(及川光博さん)は、大河内監察官(神保悟志さん)の依頼で吉井聡美(及川莉乃さん)という女性を探していたのですが、その女性は、3週間前に転落死をしていたことが分かりました。立てこもり犯は、聡美さんが亡くなっていることを知らずに聡美さんを連れてくれば人質は解放すると警察に要求していて、警察は、聡美さんが亡くなっていることを伏せて犯人の説得を続けることにしました。聡美さんという人がどのような人なのかは分からないのですが、警察庁長官官房総務課長の山崎(菅原大吉さん)ともつながりのある人のようでした。

聡美さんについて調べていた神戸さんは、右京さんに電話をかけて、二人で会う約束をしました。そして、今回の最後は、右京さんと“二代目相棒”の神戸さんが再会する場面で終わっていました。

脚本は太田愛さん、監督は橋本一さんでした。

オープニングの映像が少し変わっているような気もしたのですが、私の錯覚だったのかもしれません。

今回の「声なき者」の前編の物語は、事件関係者の登場人物が多いような気もして、私には途中で誰が誰なのか分からなくなってしまいそうでもあったのですが、何とか流れを理解することができたような気がします。まだ分かりませんが、新堂さんの家族は、ドメスティックバイオレンス(DV)の夫から逃げているということなのかもしれないなと思いました。

今回は、及川光博さんの演じる二代目の相棒の神戸さんと、六角精児さんの演じる鑑識課の米沢守さんが再登場するという点でも、見るのをとても楽しみにしていました。今回の久しぶりの米沢さんは、以前と比べると、意外と仲の良かった右京さんから少し遠くなってしまったような印象でもあったのですが、神戸さんの雰囲気はそのままだったように思います。(先日に再放送されていた「season8」の「ミス・グリーンの秘密」は、私は再放送の度に見ているような気もするのですが、やはり、とても良かったです。草笛光子さんの“上品な老婦人”の緑さんもすてきですし、神戸さんの優しい魅力が文学的な雰囲気の中に引き出された見事な秀作だと思います。)

神戸さんが右京さんと再会する最後の場面にも、緊張感があって良かったです。熱血な亀山薫さんのいた頃の「相棒」も好きでしたが、亀山さんの時とはまた異なる、神戸さんがいた頃のスタイリッシュな雰囲気の「相棒」も好きでした。物語も良かったのですが、神戸さんのいた「season10」頃までの右京さんには、“相棒”との間に適度な距離感があり、私はその節度のある感じも好きでした。「season11」からの甲斐享さん以降の右京さんには、それが減ってしまったように思えるのですが、今回の、神戸さんに会いに行く右京さんには、昔の右京さんの雰囲気が出ていたような気がして、少し嬉しく思いました。

今回の前後編(第13話と第14話)は「劇場版」の新作につなげるための物語ということのようなのですが、1年前に起きていた話ということは、「season14」の時の話ということになります。それをどうして「season15」の話にしているのかはよく分からないのですが、後編では今の2017年の2月につながってくるのかもしれません。今のところの私にはまだ神戸さんと米沢さんの再登場が嬉しいという部分が大きいのですが、ともかく、次回の「声なき者」の後編の物語も楽しみにしたいと思います。
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