「下剋上受験」第4話

TBSの金曜ドラマ「下剋上受験」の第4話を見ました。

第4話は、仕事と一人娘の佳織(山田美紅羽さん)の受験のための勉強の両立ができずに両方が中途半端になってしまうことを心配した桜井信一(阿部サダヲさん)が不動産会社を退職してしまったということを、謝罪のために自宅を訪ねて来た信一さんの後輩の社員の楢崎哲也(風間俊介さん)から聞いた妻の香夏子(深田恭子さん)が、信一さんの父親の一夫(小林薫さん)にも相談して、夫に代わって働きに出ることを決意する話でした。

脚本は両沢和幸さん、演出は吉田秋生さんでした。

第4話も面白かったです。

私は、桜井家の母親の香夏子さんはスーパーマーケットでパートをしている人なのかと思っていたのですが、そうではなくて、香夏子さんは専業主婦だったようでした。

信一さんに会社に戻って来てもらうことを長谷川部長(手塚とおるさん)に提案した楢崎さんに、長谷川部長は代わりはいくらでもいるのだと言いながら入社希望の3人を面接すると話していたのですが、その一人が実は香夏子さんだったようで、香夏子さんは夫が辞めたばかりの不動産会社で働くことになったようでした。

一方、小学5年生の佳織さんは、父親から「旅人算」を教わっていました。旅人算の相対的速度のイメージを佳織さんに理解してもらうために、信一さんが同級生の居酒屋「ちゅうぼう」の店主の松尾さん(若旦那さん)と理容師の竹井さん(皆川猿時さん)と酒屋の梅本(岡田浩暉さん)と後輩の杉山さん(川村陽介さん)と土手を走る映像を取っていた場面も面白かったです。

結局は、佳織さんは、楢崎さんの作った「双六」で旅人算を教わって理解していたのですが、双六で考えるというのも分かりやすくていいなと思いました。

佳織さんは、建設会社トクガワ開発の社長の徳川直康(要潤さん)に反抗的な娘の徳川麻里亜(篠川桃音さん)と友達になったのですが、父親と一緒に勉強をする佳織さんを羨ましいと話していた麻里亜さんは、ある日、中学受験組に対する嫌がらせを行うようになった同じクラスの女子グループに靴を泥だらけにされるという被害を受けて、学校を飛び出していました。

同じクラスの大森健太郎(藤村真優さん)も中学受験をする人だったようで、麻里亜さんを助けることができずに公園で落ち込んでいた佳織さんは、通りかかった健太郎さんからコンビニのクジで当たったというお菓子を一つ分けてもらっていました。小山みどり(小芝風花さん)が担任を務める大江戸小学校の5年1組には、中学受験をする児童は3人いるということのようです。

小林薫さんの演じる祖父の一夫さんの場面も面白いです。信一さんの父親の大工の一夫さんは、古風というか、男気のある人という感じなのだと思います。私が小学生の頃には、母親は専業主婦という家庭が多かったように思うのですが、最近は共働きの家庭が主流になりつつあるのだと思います。私としては、専業主婦(主夫)も兼業主婦(主夫)も、それぞれの家庭が自由に決めることでどちらでもいいように思えるのですが、でも、夫が外で働いて家庭の大黒柱になって家にいる妻や子供を守るという考えの男性は、それはやはり、いわゆる“男気がある”ということなのかもしれないなとも思います(少なくとも、妻が外に働きに出たいと言っているのに妨害する夫や、家にいたいと言っている妻を外で働かせようとする夫には、男気はないように思えます)。

香夏子さんが夫が辞めた会社に代わりに就職するという展開には少し驚きましたが、受験をするのは小学6年生なので、第4話の段階でまだ小学5年生の秋の話だということも、大丈夫なのかなと少し気になります。でも、娘の中学受験を応援する家族の物語そのものは面白いですし、次回も楽しみにしていようと思います。


ところで、これはこのドラマとは全く関係のないことなのですが、報道によると、昨日には、アメリカのジェームズ・マティス国防長官が韓国に次いで日本を訪れました。生粋の軍人という元海兵隊大将のマティス国防長官は、結婚したことのない独身の方で、蔵書が約7千冊もあるという読書家だそうで、「戦う修道士」と呼ばれているそうなのですが、もう一つのあだ名の「Mad Dog」を「狂犬」と訳すのはこの場合は間違いで、軍人に対する場合は「猛将」と訳したほうが正しいのだそうです。来日したマティス国防長官と日本政府の間では日米同盟は重要だと確かめる話し合いが行われたようなのですが、トランプ新大統領の政策に動揺している日本政府を一先ず安心させるための挨拶回りに来たということなのかもしれないなと思います。

「愛国的献身」という言葉を使うトランプ大統領の政権の支持基盤について、昨夜のフジテレビの「ユアタイム」では、「保守的愛国心」+「宗教(キリスト教原理主義)」+「アメリカを取り戻す」ということが解説されていたのですが、安倍政権の支持基盤も「保守的愛国心」+「宗教(神社本庁の神道)」+「日本を取り戻す」のようなので、似ているなと思いました。解説の方も話していたように思いますが、「愛国」が「反日」などの用語の反対語ではなく単純に「国を愛する」という意味であるのなら、その言葉は何も「保守派」の人たちだけのものではないはずですが、「革新派」や「自由主義」の人たちは国を愛するという思いがあってもそれを「愛国」という客観的に分かりやすい用語などでは表現しないということなのかもしれません。

昨日には、東京電力の福島第一原子力発電所の2号機の格納容器で撮影された燃料デブリから最大で毎時530シーベルトの放射線量が観測されたという報道もありましたが、新聞の記事によると、その近くに30秒いただけで死ぬ放射線量だそうで、見ただけで死ぬと言われているウクライナ(旧ソビエト連邦)のチェルノブイリ原発の今は石棺と呼ばれる建物で覆われているという4号炉の「象の足」と同じくらいかそれ以上に深刻な状況なのではないかと思えて、驚きました。

NHKの「特報首都圏」の「震災6年 岐路に立つ原発避難者」という特集では、今年の3月末で福島県から避難している東日本大震災の被災者の方たちへの国からの支援が打ち切られるということが言われていましたが、大丈夫なのでしょうか。支援を打ち切るのが早過ぎるようにも思えますし、一律に打ち切るというのもおかしいように思えます。

今朝の「週刊ニュース深読み」(少しだけ見ることができました)では、「“原発避難いじめ” 子どもに何が?大人はどうする?」というテーマで、福島県から避難して来た被災者が現地で嫌がらせを受けるということについて話し合われていたのですが、確かに、報道などにあまり触れていなくて東日本大震災の出来事を知らない方もいるのかもしれませんし、「風評被害」という言葉で終わらせようとするのではなく、実際に爆発事故を起こした原発の周辺の地域の土地が放射性物質の汚染の被害に遭っているということや放射能汚染は感染しないということも含めて、爆発事故の原因と被災の事実を改めて最初から伝えたほうが良いようにも思いました(司会の小野アナウンサーが“伝えたら伝わる”と思っていたけれどそうではなかったと残念そうに話していましたが)。

ただ、そもそも、学校での“原発避難いじめ”の問題に、実は原発は関係ないのではないかというような気もします。“原発避難いじめ”の問題は、福島県や原発事故にあるのではなく、他の個別のいじめ(傷害や恐喝など)の場合と同じように、いじめの加害者本人と、クラスに被害者が出ていることを知りながら助けない教師たちや同級生たちの性格や生き方にあるのではないかなと思うのです。
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