「精霊の守り人II 悲しき破壊神」第4回

NHKの大河ファンタジー「精霊の守り人II 悲しき破壊神」の第4回を見ました。

サンガル王国の捕虜となった新ヨゴ国の第一皇子のチャグム(板垣瑞生さん)は、島の牢の中で狩人のモン(神尾佑さん)に殺されそうになり、もう一人の狩人のジン(松田悟志さん)に助けられたのですが、モンは帝(藤原竜也さん)の命で皇太子を殺そうとし、ジンは聖導師(平幹二朗さん)の命で次期国王を守ろうとしたということでした。チャグムはモンの命を助けることにしたのですが、モンは裏切って、逃亡者が出たことをサンガル人に知らせました。

ジンは、チャグムや星読博士のシュガ(林遣都さん)たち数人を牢から脱出させる計画を実行し、サンガルの護衛たちと戦いながら海岸へ向かいました。チャグムたちは停泊していた筏で海に出ようとしたのですが、その時、ジンを追い詰めていたサンガルの護衛の一人が銛を筏のチャグムに向かって投げ、チャグムの右肩にその銛が命中しました。そのまま筏は海へ出たのですが、今度はそこへ大きな海賊船が表れました。

治療を受けたチャグムが目を覚ますと、そこにはヒュウゴ(鈴木亮平さん)がいました。ヒュウゴは、タルシュ帝国の軍人でした。シュガたちは再び島に戻されたそうなのですが、安全は保障されているということでした。ヒュウゴは、タルシュ帝国の捕虜になったのかと落胆するチャグムに、タルシュ帝国に救われたのだと言い、ヒュウゴの隙を見て舌を噛んで死のうとしたチャグムを止めて、生きていなければ何も得ることはできないと諭し、自分はチャグムと同じヨゴ人なのだと打ち明けました。

ヒュウゴは現在はタルシュ帝国の領土となっている旧ヨゴ国出身で、ヒュウゴが小さい頃、帝が戦禍を避けることができずにその土地をタルシュ帝国に奪われたということでした。ヒュウゴは、新ヨゴ国の皇太子のチャグムに、旧ヨゴ国を属国の一つにした強大なタルシュ帝国を見せようと考えていました。

一方、呪術師のシハナ(真木よう子さん)から届いた手紙でロタ王国の祭儀場に呼び出された用心棒のバルサ(綾瀬はるか)とアスラ(鈴木梨央さん)は、また戻って来てと話すマーサ(渡辺えりさん)に見送られて、ロタ王国に向けて旅立ちました。マーサの息子と3人でたどり着いたのは、新ヨゴ国の四路街のマーサの衣装店と羊毛の取引をしている遊牧民の小さな村でした。

村の一角にテントを張って休むことになったバルサとアスラは、その夜、狼たちの声を聞きました。父親が狼に殺されたと怖がるアスラを残してバルサが外へ偵察に出ると、そこにはすでに狼の群れが集まっていました。襲い掛ってくる狼たちをバルサは槍で斬っていったのですが、ついに追い詰められた時、外に出てきたアスラがタルハマヤの力で狼たちを一瞬で殺してしまいました。アスラは死んでいく狼たちを見て笑った後、その場に倒れ込み、バルサはマーサの息子や遊牧民たちに挨拶をする間もなくアスラを連れて村を出て行きました。

バルサは、笑うアスラを見て、そこに昔の自分を重ねていたようでした。バルサは、養父であり武術の師匠であるジグロ(吉川晃司さん)と用心棒として旅をしていた頃、襲って来た敵の集団と戦い殺していたのですが、殺した後に笑っていたことをジグロに指摘され、相手に刃を向けるということは自分の魂を殺すことだと注意されていました。その頃の自分を思い出したバルサは、目を覚ましたアスラのそばで泣いていました。

その頃、薬草師のタンダ(東出昌大さん)とアスラの兄のチキサ(福山康平さん)は、シハナに捕まって壺牢に入れられていました。タンダは、拘束を解かれて牢の中に現れた呪術師のスファル(柄本明さん)の要請を受けて、アスラの兄として殺されないであろうチキサをその場に残し、二人でロタ王国の祭儀場へ向かうことになりました。

ロタ国王のヨーサム(橋本さとしさん)は、病が悪化していく自分の死期を悟り、王弟のイーハン(ディーン・フジオカさん)に建国の儀を取り仕切るよう命じました。自分には無理だと弱気になるイーハンに、ヨーサムは、昔にイーハンがタル人と親しくなっていたことを持ち出し、イーハンには優しさがあると話して、国王に向いていると励ましていました。16年前、イーハンは、山奥で怪我をして倒れていたところをトリーシア(壇蜜さん)に助けられました。トリーシアの治療を受けた後も、しばらくトリーシアの家に滞在していたのですが、王弟を捜していた家臣たちに見つかって連れ戻されたようでした。後日、イーハンが一人で再びタル人の村を訪れた時には、そこにはもうトリーシアの姿はありませんでした。

イーハンにロタ王国を託したヨーサムは、崩御したようでした。ヨーサムの指示でその死は建国の儀が終わるまでは伏せておくことになったのですが、そこへ現れた王宮の呪術師のシハナに、イーハンは国王の死を伝えました。シハナは、国王の死に少し笑ったようでした。シハナはトリーシアの娘が見つかったとイーハンに報告し、イーハンはその娘に会うことにしました。

脚本は大森寿美男さん、演出は西村武五郎さんでした。

第4話は、このような物語でした。バルサとジンのそれぞれの殺陣の場面も良かったです。サンガル人に追い詰められて捕まりそうになっていたジンのその後は今回では描かれていなかったのですが、どうなったのでしょうか。ジンも助かったのでしょうか。

ロタ王国の祭儀場は、初代ロタ王がサーダ・タルハマヤを処刑した場所だということでした。“戦記物”の雰囲気は今回にも強く出ていたように思いますが、登場人物の名前や国の名前など少しずつ分かるようになってきたこともありますし、面白いです。

主人公のバルサを中心にした物語なのだとは思いますが、“群像劇”のようなところもあるので、一つの要素が一気に進むということではなさそうです。上橋菜穂子さんの原作の小説を未読の私には分からないことも多いですが、次はどうなるのだろうと単純に登場人物たちの未来を気にしながら見ることができているような気がします。次回も楽しみにしたいと思います。
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