日米首脳会談と、女優の清水富美加さんの「出家で引退」報道のこと

昨日には、日本の安倍首相とアメリカのトランプ大統領がゴルフで親睦を深めた(記者たちは締め出されたり地下室に閉じ込められたリしていたそうですが)とかいう日米首脳会談の話題もありましたが、日本テレビの深夜の「NNNドキュメント'17」の「遠ざかる島影~北方領土と安全保障~」を見て、安倍首相が切望する日米安全保障条約の強化によって、アメリカ軍を配備している日本を“仮想敵国”としているロシアに約70年の間実効支配されている北方領土が日本へ返還される気配は、ますます遠ざかってしまったのかもしれないなということを改めて思いました。

昨日の朝には、アメリカでトランプさんと安倍首相が会っている間に、北朝鮮が日本海へ向けて弾道ミサイル一発を発射したという報道もあり、また少し憂鬱な気分にもなったのですが、(このような時にいつも思うことではあるのですが)情報が毎回アメリカ軍や韓国軍経由のようなので、日本独自には北朝鮮のミサイル発射の情報や発射準備の情報を得ることができないのだろうかということも、少し不思議に思いました。少し前までは、トランプさんは、北朝鮮の朝鮮労働党委員長の金正恩さんとも話し合いをしようとしていたように思いますが、それはやめてしまったのでしょうか。報道番組の映像などで見るトランプ大統領の雰囲気には、威勢が良く見える時と、何か少しシュンとしているように見える時があり、その二面性?も少し気になります。

今年から防衛省の軍事利用できる技術の研究の助成費が6億円から110億円に増額されたということについて、近年、大学の研究者たちが軍事に加担するかどうかを迷っているということが言われていますが、先日の報道では、約20年前からアメリカ政府が日本の大学の研究者に研究費を出していたということも言われていました。その研究は、一応基礎研究に限られているそうなのですが、日本の(軍事利用することのできる)技術がアメリカに流出し続けているということでもあると思うので、主権国家としてはどうなのだろうと少し怖い感じもしました。でも、そもそも、日米安全保障条約という軍事同盟があり、日本がアメリカの傘下に置かれているということは、日本の防衛技術が常にアメリカに伝わっているということでもあるのかもしれません。

日本はアメリカの核の傘に守られていると言われていて、佐藤栄作元首相の、沖縄返還時のアメリカとの「密約」の中には、有事の際には沖縄県に核を持ち込むことができるというものがあるそうですが、その約束は今でも有効ということなのでしょうか。核を持ち込む基地の中には、嘉手納基地などの他に、今日本政府が建設を急いでいる名護市の辺野古の基地も入っているのだそうです。怖いことだなと思います。

テレビの情報番組などでは、安倍首相はトランプ大統領と仲良くなることができたので日米首脳会談は成功したのだという風に明るく報じられていますが、今回の日米首脳会談の報道を見ていて、日本から米軍が少しずつ撤退していくということも、北方領土の返還と同じくらい、遠ざかっているような気がしました。

それから、昨日の朝には、女優の清水富美加さんの「出家で引退」の報道に驚きました。成宮寛貴さんの突然引退の時と同じくらい、あるいは宗教が絡んでいるという点ではそれ以上に驚きました。昨日の芸能ニュースによると、清水富美加さんは、「幸福の科学」という新興宗教団体に入っていた両親の影響で、生まれた時からその宗教に入信していたのだそうです。

テレビ朝日の昨年の秋の「金曜ナイトドラマ」だった「家政夫のミタゾノ」で家政婦の花田えみりさんを演じていた清水富美加さんの場面もとても面白かったですし、一視聴者の私としては、引退をしてしまうのを少しもったいないようにも思えるのですが、生まれた時や子供の頃から信者だったということは、その宗教団体やその思想がとても身近なものだったのだろうと思いますし、「出家」をするということを作家の瀬戸内寂聴さんや今NHKで放送されている大河ドラマ「おんな城主 直虎」の柴咲コウさんの演じる次郎法師などのイメージでしか知らない、特に何かの宗教の信者でない私にはよく分からないもののように思えるとしても、清水富美加さんにとっては、信仰の延長線上にあるものだったのかもしれないなとも思いました。

出家という言葉を用いるからには「幸福の科学」という新興宗教団体は一応仏教なのかなと思いますが、近年には政治にも関わりつつあるようですし、以前の選挙の時に幸福実現党の政策を読んだ限りでは、“右派”的な印象もあります。芸能人の方が新興宗教に入ると布教のための“広告塔”になるというイメージもありますが(私の勝手なイメージなのかもしれませんが)、報道によると、この宗教団体にも、公明党の支持母体の創価学会のように、「芸能部門」があるのだそうです。

清水富美加さんの「出家」後の名前が「千眼美子」という、何だか占い師のような名前にも意外な感じがしたのですが、神様のために生きたい、というような感覚は、何となく分かるような気もします。以前、NHKのEテレで「哲子の部屋」という哲学トーク番組が放送されていて、私も哲学の話などを聞くのが好きなので気になって何回か見たことがあるのですが、その番組にも清水富美加さんが出演していました。そのため、哲学系の話が好きな方なのかなとは思っていましたが、人気の若手女優さんですし、突然の「出家で引退」の報道にはやはり驚きました。

今の日本の社会の中に当たり前のもののように存在している神道や仏教の宗派も、キリスト教も、それがある地域に入ってくる前には、そこには独自の信仰や宗教があって、後から入ってきた宗教は新興宗教だったのだろうと思います。どの宗教が良い宗教で、どの宗教が悪い宗教かということを客観的に線引きするのは、現実的にはとても難しいことなのだろうと思います(私としては例えば信仰を強制したりお金や奉仕的行動を要求したり勧誘をしたりするような宗教は悪い宗教なのではないかという気がしますが、それを嫌だとは思わない方もいるかもしれません)。小さい頃から家族と共に親しんでいる新興宗教に出家をした清水富美加さんの生き方は、私にはよく分からないけれど、何かすごいような気もしますし、それもきっと覚悟のいることだったのだろうなと思いました。
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