「下剋上受験」第8話

TBSの金曜ドラマ「下剋上受験」の第8話を見ました。

第8話は、勉強して臨んだ全国模試の結果で偏差値40を出してしまい、母親の出身校の桜葉学園に合格することで母親との再会を願って偏差値70にまでなっていた友人の徳川麻里亜(篠川桃音さん)との明らかな差を感じて不安に苛まれていた小学6年生の娘の佳織(山田美紅羽さん)が、母親の香夏子(深田恭子さん)に努力をしても無理だったらそれは仕方がないとなだめられ、父親の桜井信一(阿部サダヲさん)のストレスによる胃潰瘍や、家賃の滞納で部屋の鍵を大家(村松利史さん)に勝手に交換されたリしたことや、私立中学に通うにはお金がかかるだろうと心配した祖父の一夫(小林薫さん)の生命保険をかけた自殺未遂?による怪我での入院の事態を受けて、中学受験をやめると両親に告げて、受験勉強から逃げ出そうとする、という話でした。

脚本は両沢和幸さん、演出は吉田秋生さんでした。

トクガワ建設の社長の徳川直康(要潤さん)と娘の麻里亜さん、祖父の一夫さんと父親の信一さんと娘の佳織さんの考え方などに、それが良いものでも悪いものでも、それぞれ共通点が見えると、信一さんが時々呟く「遺伝」という言葉がドラマを見ている人の頭を過るように作られている感じが、巧みだなと思います。

このドラマの主題歌は斉藤和義さんの「遺伝」という曲ですが、このホームドラマを見ていると、「遺伝」は子供への親の愛情なのかなという感じもしてきます。

居酒屋「ちゅうぼう」の松尾さん(若旦那さん)と竹井(皆川猿時さん)と梅本(岡田浩暉さん)と杉山(川村陽介さん)の場面も、相変わらず楽しいです。

家賃を滞納して団地の部屋を追い出されかけるという展開や、不動産会社の楢崎哲也(風間俊介さん)に売ってほしいと頼んでいた家が行政の?都合で売ることができないと知って悩んでいた一夫さんが保険金のために自殺を計画するという展開には少し驚いたのですが、現実に全く在り得ない話ではないようにも思えました。

家賃滞納で家の鍵を勝手に換えられてしまった件については、直康さんが頼んだ会社の顧問弁護士が、違法行為を自らの手で裁こうとする行為は違法なのですと大家さんに直接説明してくれました。信一さんは、家賃は支払いたいのだけれど今はもう少し待ってほしいということを大家さんに話して、無事に部屋の鍵を返してもらうことができました。

同じクラスのもう一人の受験組の大森健太郎(藤村真優さん)が佳織さんの落ち込んでいる理由に気付いて自分も酷い成績だったと声をかけていたのも、優しい感じがして良かったです。このドラマに恋愛の要素がないところも、私にはほっとする部分ではあるのですが、香夏子さんが娘の佳織さんに、信一さんと佳織といるととても幸せで、好きな人と出会う試験があったらお母さんは一番になると思うというようなことを話していた場面も、良かったです。

最後、信一さんは、雲の上に行きたいと言う祖父のお見舞いに来て受験をやめると言い出した佳織さんに、受験勉強から逃げようとしているだけだ、弱虫だと言って、受験をやめたらきっと後悔すると引き留めようとしていました。佳織さんは、弱虫じゃない、と怒って父親を叩いていたのですが、そうして次の全国模試では、偏差値60という結果を出すことができたようでした。

問題を解く考え方は正しいけれど最後の答えでミスをするということが多いという佳織さんが、ミスをしがちな状態をどのように克服して急に偏差値60に上がることができたのかは、描かれていなかったのでよく分かりません。

予告によると、次回にはもう受験日に近い冬の季節になるようでした。中学受験を描くドラマというよりは、中学受験に挑む家族のホームドラマなのだろうと思います。次回も楽しみにしていようと思います。
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