「A LIFE~愛しき人~」第8話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「A LIFE~愛しき人~」の第8話を見ました。

第8話は、娘の深冬(竹内結子さん)の脳に腫瘍があることを壇上記念病院の会議の場で知らされて激怒する病院長の壇上虎之介(柄本明さん)に手術の腕を疑われる中、心臓病で倒れた父親の沖田一心(田中泯さん)の手術を父親の意向もあって自らの手で行うことにした外科医の沖田一光(木村拓哉さん)が、身内の手術を行う際に普段の冷静さを欠いてしまった自分の技術に一抹の不安を抱く、という話でした。

脚本は橋部敦子さん、演出は平川雄一朗さんでした。

今回は、顧問弁護士の榊原実梨(菜々緒さん)から、沖田さんによる深冬さんの手術が失敗すればいいと思っているのではないのか、でも失敗しても成功しても壮大さんの心の穴は開いたまま埋まらないだろうということを指摘された副院長で婿養子の壇上壮大(浅野忠信さん)が、妻の深冬さんへの愛情を実感する話でもありました。

いわゆる「家庭内ストーカー」というほどではないかもしれませんが、壮大さんは妻の深冬さんのことを好き過ぎです。沖田さんは、今回、沖田さんのシアトル行きを勧めたのが壮大さんだと病院長に教えられて、それは自分と深冬さんを離すための壮大さんの策略だったのではないかというような疑いを持ち始めていました。

壮大さんは、沖田さんが自分の父親の手術中に普段では考えられにミスをしたのを見て、自分の手で深冬さんの脳外科の手術をしようと考え始め、沖田さんにそれを伝えていました。沖田さんが、深冬は俺の患者だ、と言うと、壮大さんは、深冬は俺の家族だ、と言い返していました。その時、入院中の深冬さんの様態が急変したとの知らせが入り、二人は深冬さんの病室へ急ぎました。

田中泯さんの演じる父親の一心さんは、沖田さんに初心を思い出させる人でもあり、医者も職人であるということを伝える人でもあります。息子による心臓の冠動脈の手術を受けて、完璧な手術だったのだなと嬉しそうに話していたのも、ミスがあったと言われると、失敗したのかと訊いてまだ半人前だなと笑っていたのも、素朴な父親らしい感じがして、良かったです。

このドラマに限らず、他の医療ドラマでも言われていたように思いますが、身内の手術をすると緊張してミスをする恐れがあるから慣例として医者は身内の手術をしない、というのは、本当なのでしょうか。外科医が本当に職人的な外科医であるなら、そのような差は起きないでしょうか。

満天橋病院の跡継ぎの外科医の井川颯太(松山ケンイチさん)の軽妙な場面も、相変わらず良いです。看護師の柴田由紀(木村文乃さん)が言っていたように、井川さんの「成長」が描かれているところが良いのだと思います。既婚者の深冬さんのことをまだ好きな沖田さんのことを、未練がましいとか小さいとか柴田さんに話していたのも、面白く思いました。
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