「カルテット」第8話

TBSの火曜ドラマ「カルテット」の第8話を見ました。

第8話は、別府司(松田龍平さん)のことを好きで、早乙女真紀(松たか子さん)のことも好きな世吹すずめ(満島ひかりさん)が、二人の仲を取り持とうとして、一人で夢を見る話でした。

脚本は坂元裕二さん、演出は土井裕泰さんでした。

冒頭では、4人は氷った湖の上で夢の話をしながらワカサギ釣りをしていて、別府さんの別荘に戻ると、滞在していた真紀さんの元夫の幹生(宮藤官九郎さん)の母親の鏡子(もたいまさこさん)が、4人の生活態度をだらしがないと注意していたのですが、その後、真紀さんに野沢菜のふりかけ?をもらって東京へ帰っていました。

すずめさんは、別荘に来た別府さんの弟が兄の別府さんに、「カルテット・ドーナツホール」のメンバーのことを無職のダメ人間だと話しているのを聞き、その時別府さんは人を査定しに来たのかと弟に反論していたのですが、自分たちが別府さんの負担になっているということを考えて、取得していた資格を活かすことのできる不動産会社に面接に行き、店主の根本さん(ミッキー・カーチスさん)に歓迎され、すぐに採用されました。

そこで楽しそうに働き始めたすずめさんは、店主の根本さんから、好きな人と行って来てとピアノコンサートのチケットを2枚もらい、好きな人とその人の好きな人に行ってもらってもいいですかと、チケットを別府さんと真紀さんに渡しました。そうしてすずめさんは、別府さんとデートをする夢を見ながら、真紀さんと別府さんが一緒にいる様子を見守っていました。

別府さんのことをすずめさんは、好きかどうか分からないくらいにいつも好きと話していましたが、今回の夢の場面も含め、「カルテット」は、世吹すずめさん、あるいはすずめさんを演じている満島ひかりさんが、とてもかわいらしく描写されているように思います。

両思いは現実で片思いは夢だと言う家森諭高(高橋一生さん)がすずめさんに話していた「SAJ(好きです、ありがとう、冗談です)」の件も、面白かったです。

全く興味のない人から「好きです」と告白されても「へえー」と思うしかないけれど、「へえー」と言うと相手を傷つけるかもしれないから「ありがとう」と言って穏やかに断る、すると告白をした人も「冗談です」と言いやすくなってその場が上手く丸く収まる、というような説だったように思いますが、なるほどなと思いました(ドラマの家森さんの説は全く興味のない人からの告白ということで、嫌いな人からの告白なら、「へえー」というよりは「嫌だな」という感情になってしまいそうですが)。

家森さんは、夜遅くに一人で帰ってきたすずめさんにたこ焼きを買って来ていたのですが、コンサートの帰りの真紀さんと別府さんが買いに行った駅前のたこ焼き屋さんの話によると、家森さんは好きな子がお腹を空かせていると言いながらたこ焼きを買って帰ったようでした。

「全員片思い」の「カルテット」としては、家森さんはすずめさんのことを好きで、すずめさんは別府さんのことを好きで、別府さんは真紀さんのことを好きで、という四角関係?になっていたのですが、「全員嘘つき」にはまだ続きがありました。

夜遅く、鏡子さんの家を富山県警の大菅警部補(大倉孝二さん)が訪ねて来て、鏡子さんに幹生さんの写真を見せて確認してもらっていました。息子は富山でも何かしたのかと心配する鏡子さんは、結婚写真の幹生さんの隣に映る女性について訊かれ、早乙女真紀さんですと答えると、早乙女真紀という女性は別にいますと大菅警部補に言われました。誰なのですか、と鏡子さんが訊くと、大菅警部補は、誰でしょう、誰でもない女性ですと不思議そうに答えていました。

最初の頃に鏡子さんが疑っていたような真紀さんの謎は、まだ消えていなかったようでした。

最後には久しぶりに、エンディングの「おとなの掟」を歌う「カルテット・ドーナツホール」の4人のミュージックビデオのような映像があり、それも嬉しく思えたのですが、今回の急展開の第8話は、私には、これまでの物語の中で一番面白かったような気がします。

WBCの日本とキューバの試合の延長のため、夜11時10分からの放送だったのですが、少しも眠くなることなく、最後まで楽しく見ることができました。これまで少し不自然というか、少しわざとらしいようにも思えていた脚本の会話や展開や演出に、私がようやく慣れてきたということもあるのかもしれません。予告によると、次回は最終章の前編なのだそうです。楽しみにしていようと思います。
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