「スリル! 赤の章~警視庁庶務係ヒトミの事件簿」第3回

NHKの特集ドラマ「スリル! 赤の章~警視庁庶務係ヒトミの事件簿」の第3回を見ました。

第3回「警視庁庶務係ヒトミの大迷宮」は、15年前に104号室に宿泊していた村上瑞季という女子大学生が失踪して以来次々と宿泊客が失踪するという噂のある都内の大洋国際ホテルの屋上の貯水槽で鳴井さんという女子大学生の遺体が発見されたというニュースを聞いた警視庁総務部会計課庶務係の中野瞳(小松菜奈さん)が、庶務係にペンを借りに来た捜査一課の刑事の外河猛(小出恵介さん)の捜査手帳を盗み見て事件の概要を知り、鳴井さんの死が事故か自殺か事件かの真相を探るために、消化しなければいけない有給休暇を利用してそのホテルに宿泊し、オカルトマニアの間では「死神」と呼ばれている6階の615号室に5年間宿泊し続けている兵藤(石橋蓮司さん)と出会う、という話でした。

脚本は徳尾浩司さん、演出は原正弘さんでした。

今回は、ホラー要素の強いミステリーでした。確かに、「大迷宮」でした。大洋国際ホテルは15年前までアルカディアホテルだった建物を改装したホテルだったのですが、エレベーターの階数表示のリズムに違和感を感じた瞳さんが、鳴井さんがいなくなる前の停電と非常階段の防犯ベルと止まらない階の謎を支配人の泰川(小市慢太郎さん)に古い階数ボタンで証明しようとした辺りから、ホラーの要素が強まっていました。

古いホテルの古いエレベーターというだけでも怖いのですが、隠し部屋に白骨死体が並んでいるのとか、怖過ぎます。夜に見たのでよりそう思えたのかもしれません。でも、第3回も面白かったです。

今回は、警察からの容疑がかかった兵頭さんの弁護を引き受けようとした弁護士の白井真之介(山本耕史さん)の他に、白井法律事務所の事務員の篠原千佳子(佐野ひなこさん)も少し活躍していました。瞳さんと外河さんのやり取りも楽しいのですが、瞳さんの上司の戸村房夫(きたろうさん)や、捜査一課の管理官の青野(堀部圭亮さん)と黒岩壮吉(木下ほうかさん)の場面も少し増えていて、そのようなところも楽しかったように思います。

兵頭さんは、娘の失踪の真相を探るためにホテルに宿泊し続け、瞳さんが現れたことでその真相にたどり着くことができたのですが、瞳さんを追いかける支配人から瞳さんを守ろうとして、殺人未遂の罪で現行犯逮捕されてしまいました。兵頭さんは、瞳さんを守ろうとしたのではなく、娘のために復讐をしようとしただけだと言い、亡くなった娘にそのことを報告するためにも殺人未遂で逮捕してほしいのだということを瞳さんと外河さんに話していたのですが、そのような兵頭さんの言動に、瞳さんが失踪した父親の姿を重ねて泣くという、最後のほうの展開がシリアスでした。

警察に自殺かと思われていた鳴井さんが死亡する夜ホテルの屋上に上り、さらに貯水槽のあるところまで梯子を上ったのを追体験した瞳さんが、鳴井さんは生きるために上ったのだと考えていた場面も良かったです。

全4回のドラマなので、次回が最終回です。もう最終回なのかと少し不思議な感じもしたのですが、次回の最終回の瞳さんの物語も楽しみにしていようと思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム