「絆~走れ奇跡の子馬~」

NHKの特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」を見ました。一昨日と昨日の夜7時半から8時43分頃まで、前後編で放送されていたものです。放送時間に見ることができなかったので、録画をしておいたものを後で見ました。

福島県の南相馬で馬の生産牧場を経営する松下雅之(役所広司さん)とその妻で看護師の松下佳世子(田中裕子さん)と競走馬を育てたいという夢を持つ長男の拓馬(岡田将生さん)と、東京で会社勤めをしていた長女の将子(新垣結衣さん)の家族の物語で、2011年の3月11日の東日本大震災で兄の拓馬を亡くした妹の将子が、兄の死と引き換えに生まれたような子馬を、兄が考えていた通りの「リヤン・ド・ノール(北の絆)」と名付けて牧場経営者の父親と一緒に競走馬として育て上げ、兄の夢を叶えようとする話でした。

脚本は金子ありささん、演出は山本剛義さんでした。

原作は、島田明宏さんによる小説『絆~走れ奇跡の子馬~』だそうです。私は未読です。

中村神社と福島競馬の協力による、東日本大震災関連のドラマでした。私はこのドラマを見始めるまで、物語の内容をよく知りませんでした。冒頭では岡田将生さんの演じる兄の拓馬さんが相馬野馬追に参加をしていたので、相馬野馬追の話なのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。

ドラマの場面がいつの話なのかということは、何年の何月と字幕で出るだけでしたし、物語の時間の進み方も比較的早かったので、私には、小さく出る字幕を見逃してしまうといつのことだか分からなくなってしまうという感じでもありました。

馬の成長は早いのかもしれませんが、生まれたばかりの小さい子馬があっという間に成長し、(ほとんど練習をしないまま)競走馬としてデビューすることになり、拓馬さんや将子さんの友人の騎手の田島夏雄(勝地涼さん)を乗せてスタートを切るも、立ち止まってしまうのですが、しかし、競馬場のお客さんや松下家の家族から「走れ!リヤン!」と声援を受けて、颯爽と走り出していました。

立ち止まるのは簡単だけど辛くても前を向いて進んでいかなくてはいけない、というような将子さんの台詞がありましたが、そのようなことがテーマになっていたのかもしれないと思います。

このドラマを見た福島の方、あるいは相馬地区の方が良かったと思うことができたなら、このドラマは良いドラマだったのだろうと思います。

ドラマを見ていた私には、競馬場で(慣れていないために?)上手くスタートすることができなかったリヤンが声援を受けて走り出すところでドラマが終わっていたのが、ここで終わりなのかという感じにも思えてしまい、ドラマの最後に流れていたのは震災を乗り越えた実際の相馬野馬追の風景の映像だったのかなと思うのですが、ドラマの本編は、何というか、例えば全5回の連続ドラマを総集編としてまとめたものというような印象でもありました。

「コンドルは飛んでいく」の曲自体は良い曲ですが、その曲がこのドラマに使われていたことについては、私には、どうしてなのだろうという風にも思えました。合っていないというほどではないのですが、ただ、少しわざとらしいような気もしてしまったのです。

全体的に少し薄暗い色調の落ち着いた映像はとてもきれいで、映画のようでした。子馬の演技?も良かったですし、とてもかわいかったです。
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