「犯罪症候群 SEASON1」第1話

フジテレビの「オトナの土ドラ」枠の新ドラマ「犯罪症候群 SEASON1」の第1話を見ました。

東海テレビとWOWOWの共同制作のドラマです。「SEASON1」の主人公は元刑事で探偵の武藤隆(玉山鉄二さん)で、6月からWOWOWで放送されるという「SEASON2」の主人公は武藤さんの先輩刑事の鏑木護(谷原章介さん)だそうです。

武藤さんは、1年前に鏑木さんと結婚する予定だった妹を見知らぬ男子中学生に殺され、逮捕された犯人の未成年の男性を殺すほどの勢いで殴りつけた数日後、鏑木さんからその男性が拘置所で自殺したと知らされ、妹の復讐ができなくなったことへの無力感と自身の強い復讐心への恐れから刑事を辞めた人でした。武藤さんは妻の雅恵(鶴田真由さん)と娘の真梨子(桜田ひよりさん)と3人で暮らしているのですが、真梨子さんは、刑事として尊敬していた父親が今は浮気調査ばかりする探偵になっていることを不満に思っているようでした。

そのようなある日、武藤さんは、環敬吾(渡部篤郎さん)という警視庁人事二課の人物から、田村公平(甲本雅裕さん)の5歳の娘が誘拐され身代金の500万円を支払った直後無事に解放された「小口誘拐」の事件について密かに調査してほしいという依頼を受けました。刑事事件には関わらないようにしていた武藤さんは、その依頼を断ろうとするのですが、犯人は未成年の可能性があると言われ、引き受けました。武藤さんの過去を調べていた環さんは、武藤さんの中の「獣」が再び暴れ出すことを期待していました。

一方で、鏑木さんは武藤さんに調査依頼をした環さんについて密かに調べようとしていたのですが、環さんは鏑木さんの情報も事前に調べていました。

田村さんの娘は、誘拐されている間、お姉さんと遊んでいたと証言していて、さらに武藤さんには、お姉さんからこの中で好きなおもちゃは何かと訊かれ、ピアノと答えたらそれを書いていたということも証言していたのですが、娘を守りたい父親の田村さんは、犯人を怒らせるのではないかと恐れて警察への被害届を取り下げ、ルポライターとして話を聞きに来た武藤さんのことも追い返していました。武藤さんは、事件の調査を改めて断ろうとしていたのですが、環さんから自分の娘がいなくなったら分かるかもしれないと言われ、娘が家出?をしたことを環さんが知っていることに驚いていました。

その頃、磯村咲子(ミムラさん)は、預かった初対面の子供と遊んでいました。誘拐された田村さんの娘が遊んでいたお姉さんというのは磯村さんで、磯村さんは寝たきりの状態の母親の介護をしながら、事件に関わっているとは知らずに、何者かに紹介されたおもちゃの商品開発のモニターのアルバイトとして子供を預かっていました。磯村さんを利用している誘拐犯(要潤さん)は、様々な心理学に精通している人のようでした。

脚本は篠﨑絵里子さん、音楽はやまだ豊さん、監督は村上正典さんでした。

原作は貫井徳郎さんの推理小説『症候群シリーズ』で、「SEASON1」は『失踪症候群』と『誘拐症候群』、「SEASON2」は『殺人症候群』です。私は未読です。

「社会派サスペンス」の連続ドラマだそうです。第1話は、妹を殺したのと同じ“未成年の犯人”に執着する元刑事の武藤さんが警視庁の環さんから小口誘拐事件の犯人を捜すための特殊任務を依頼されるという話でした。

復讐殺人は許されるのかとか、“正義”の暴走を描くドラマなのかなと思います。武藤さんの妹がなぜ見知らぬ中学生に殺されたのかという部分は、今回の第1話では描かれていなかったのでよく分からないのですが、武藤さんの妹さんは中学生に対して何も悪いことはしなかったということなのでしょうか。妹を殺した未成年の犯人に憤る武藤さんは、妹さんが殺された事件の背景を知らないまま、警察官に連行される犯人の中学生を突然強く殴りつけたという感じでもありました。

自分の中にある“心の隙間”のようなものが、それに気付いた誰かに利用されていくという物語でもあるのかなとも思いました。

まだ分からないですが、少なくとも第1話は面白かったように思います。続きが気になりながら最後まで見ることができました。夜11時40分からの放送なので、放送時間に見ることができるかどうかは分からないのですが、次回も見てみようと思います。


ところで、これは「犯罪症候群」のドラマとは全く関係のないことなのですが、報道によると、シリアでは4日に化学兵器によるものと見られる爆撃があり、6日には、その空爆をアサド大統領率いる政府軍の仕業だと断定したトランプ大統領の指示でアメリカ軍がシリア政府軍の空軍基地をミサイル攻撃したということでした。トランプ大統領は、化学兵器によって子供が死亡したということを強調していましたが、アメリカ軍による空爆でも子供は死亡したそうですし、さらにその後シリア政府軍を支持するロシア軍によって空爆がなされ、また子供を含む地元の人々が殺害されたそうです。

核開発を進める北朝鮮に制裁を加えたい日本政府(安倍政権)は、一早くトランプ大統領の「決意を支持する」と表明し、アメリカ軍による今回のシリア政府軍基地への空爆に理解を示し、トランプ大統領との今朝の電話会談で「世界の平和と安全のために強いコミットメントをしていくことに対して高く評価する」と伝えたそうです。

でも、そもそも日本政府は、政府軍やロシア軍や反政府軍やアメリカ軍による空爆が繰り返されているシリアの現状を、アメリカ政府からの情報でしか知ることができていないと言われています(2012年3月から在シリア日本国大使館は閉館していて、2016年7月から在シリア日本国大使館臨時事務所は在レバノン日本国大使館内へ移転したのだそうです)。北朝鮮が日本海側にミサイルを撃つ時の情報も、日本政府はいつも韓国政府やアメリカ政府の側からの情報に頼っています。日本が独自の調査で知り得た情報で、アサド政権の軍が化学兵器(「地下鉄サリン事件」で使われたような猛毒の神経ガスのサリンだと言われていますが、事実はまだ不明です)を本当に使ったということになったのならまだしも、「日米安全保障条約」を締結しているからというような理由があるのだとしても、日本政府が真偽不明の情報でアメリカ政府側の意見だけを聞いてそれにすぐ賛同するというのは、怖いことであるように思えます。

しかも、トランプ大統領が今回空爆をした基地は、NHKの「日曜討論」の青山さんという方によると、シリア政府軍がISと戦うための拠点の意味合いが強い場所なのだそうです。ISを討った後のその土地を巡る勢力争いというものも残されているのだそうです。

アメリカのオバマ前大統領もシリアにドローンの兵器を使って空爆していたということですが、日本の大手メディアが取り上げるのは、シリア政府軍やロシア軍がシリアの一般市民を死傷させたという情報やそれを指す写真や映像ばかりで、アメリカ軍の空爆によって死傷したシリア市民の被害の状況はほとんど伝えていないような気がします。

私はいろいろ無知なので、ニュース番組を漠然と見ていると、アメリカ政府や日本政府が独裁者と考えているアサド大統領やアサド政権を支持するロシア軍のほうが悪くて、反政府軍やそれを支持するアメリカ軍のほうが正義なのだと刷り込まれてしまいそうになるのですが、本当のことは分かりません。本当のことが分からないと、アメリカ政府を支持することもアメリカ政府を高評価する日本政府を支持することもいまいちできないように思います。

朝の報道では、アメリカのカール・ビンソンという原子力空母が核兵器の使用を仄めかす北朝鮮を牽制するために?朝鮮半島の近海へ向かったということが伝えられていました。今の政府(あるいは政権寄りの専門家やコメンテーターの方)は、武力を見せることが“抑止力”になると本気で考えているのでしょうか。軍事力強化を目指す安倍政権(憲法改正や戦前・戦中の治安維持法の復活になり得る可能性のある共謀罪の成立をも目指しているこの“保守趣味”の政権は、いつかは日本も核武装をすべきだとも考えているのかもしれません)やアメリカのトランプ政権が、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と一度も会談を行わずに北朝鮮と戦争を始めるのだとしたら、それは外交努力を放棄したことにもなると思います。第二次世界大戦の太平洋戦争の時もそうでしたが、最終的にその戦争に勝っても負けても、戦争に参加した政府が治めている国の兵士だけではなく一般の市民が大人も子供もたくさん死んでしまうので、どこの国の政府も、戦争や紛争になるような道は避けてほしいと思います。
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