「人は見た目が100パーセント」第1話

フジテレビの新ドラマ「人は見た目が100パーセント」の第1話を見ました。初回は15分拡大版で放送されていました。

第1話は、東京の西側の八王子にある製紙会社の研究室で働く城之内純(桐谷美玲さん)と佐藤聖良(ブルゾンちえみさん)と子供のいる既婚者の前田満子(水川あさみさん)の3人が、ある日、会社の方針で研究室が化粧品会社に吸収合併されたことによって、その会社の東京の東側にある丸の内のオフィスに勤務することになり、「人は見た目が100パーセント」だと断言する化粧品会社の研究センターの國木田修(鈴木浩介さん)のアドバイスの下、化粧品の使い方やファッション小物の使い方を研究し、「女子モドキ」から本物の「女子」になるための「美」を追求するべく奮闘する、というような話でした。

脚本は相沢友子さん、演出は松山博昭さんでした。音楽は☆Taku Takahashiさん、主題歌はJYさんの「女子モドキ」という曲でした。

地上波で放送される前にフジテレビオンデマンド(FOD)で第5話まで配信されたドラマでもあるそうです。私は知らなかったのですが、フジテレビの他のドラマも今はそのような放送形態となっているのでしょうか。

原作は、大久保ヒロミさんの漫画『人は見た目が100パーセント』だそうです。私は未読です。数年前に『人は見た目が9割』という本のタイトルを聞いたことがありますが、このドラマでは「見た目が10割」です。

見た目だけで人の人格の良し悪しを判断するような能力は私には無いのですが、確かに視覚によって得る情報(視覚に頼った情報)はとても多いのだろうと思います。

漫画原作のドラマらしいコメディー調の演出(あるいは原作に忠実な再現なのでしょうか)が、私には少し怖い感じでもありました。

面白いような、少し窮屈のような、何というか、“おしゃれ苦手女子あるある”を描いた物語という印象でした。ドラマでは、おしゃれをするのが苦手な女子のことを、「女子」ではないという意味で「女子モドキ」と表現しているのですが、華やかな見た目をした「女子らしい女子」だけが「女子」で、それ以外の女子を「女子モドキ」と呼ぶというのは、何か違うような気もしました。

化粧品会社やファッション誌の提供のドラマだったので(丸の内が舞台になるようでしたが、昨夜の放送では「三菱地所」のCMはなかったように思います)、「女子」には化粧をしてほしいし、洋服や小物をたくさん買ってほしい、女性は女性らしく女装?をしてほしい、ということでもあるのかなと思うのですが、おしゃれが苦手な女子は「女子」ではなく、おしゃれが得意な女子に寄せていかなければ女性としての美しさは皆無という風なことをドラマとして広めるのはどうなのかなと、何となく気になりました。

「社会人」になると、特に女性の方は、それまであまりお化粧をしていなかった人も、化粧をすることが「マナー」の一つだと教え込まれるようになるのだと思いますが、男性の場合は化粧をしなくても清潔でさえあればそれなりに大丈夫なのにも関わらず、女性の場合は清潔にしていたとしてもそれ以上に化粧をしていないノーメイクの顔で人前に出るのは失礼であるという風に言われるようになるというのは、それこそ女性に対して失礼であるようにも思えるのですが、どうでしょうか。女性には化粧をしてほしい、女性には女性らしくいてほしいというのは、本当は誰の望みなのでしょうか。性別に関係なく、清潔ではあったほうがいいと思いますが、化粧やおしゃれをしたい人はそれをしていいし、化粧やおしゃれをしたくない人はそれをしなくてもいいという世の中になるといいなと思います。

ただ、外見の変化を半ば強要するようなドラマというよりは、外見にコンプレックスのある人が外見をおしゃれに変えていくことで少しずつ自信を持って積極的に生きることができるようになっていくというドラマなのかもしれません。

主人公の城之内さんが太陽の明るい光から逃げるように東京の西側の八王子の会社に通っていたというようなドラマの描写を、八王子の方はどのように見たのかなということも、少し気になってしまいました。

東京の丸の内は、すぐ近くに皇居や東京駅があって、都心だけれど緑が多くて、再開発などによって整備された明治時代の建物の雰囲気が楽しくて、何となくテーマパークにも思えるような街のように思います。でも、私の印象では、丸の内よりも渋谷の表参道のほうがおしゃれな人(おしゃれに気を使っていそうな人)が多そうに見えます(そう見えるだけかもしれませんが)。

城之内さんたち3人は、國木田さんに教わったおしゃれな服装で、丸の内ブリックスクエア内(三菱一号館美術館内?)の研究室を訪ね、1階の美容室を覗いてそこのおしゃれな美容師を見て気を失っていました。

このドラマがすごく面白いかどうかは、第1話を見た限りでは私にはまだよく分からなかったのですが、コメディードラマのようでしたし(城之内さんは人型ロボットと暮らしていました)、それなりに気軽に見ることのできるドラマなのかなと思いました。
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