「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」第2話

フジテレビのドラマ「CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班」の第2話を見ました。

警察庁警備局の特捜班の捜査員の田丸三郎(西島秀俊さん)は、外事警察時代に知り合ったフリージャーナリストの古垣さんから、国家の危機に関することで話があるから会ってほしいと頼まれ、会う約束をしたのですが、待ち合わせ場所の駅前に現れたフリージャーナリストは、混雑しているエスカレーターの前で人にぶつかった直後、口から泡を吹いて倒れ、死亡してしまいました。何者かがシアン化合物を注射したと考えた田丸さんは、フリージャーナリストから送られてきていた一軒家の写真と、その人が息を引き取る直前に口にした「アリス」という言葉を手掛かりに、班長の吉永三成(田中哲司さん)と樫井勇輔(野間口徹さん)と大山玲(新木優子さん)と稲見朗(小栗旬さん)と共に、捜査を始めることにしました。

殺された古垣さんのマンションの部屋へ侵入した田丸さんは、先に部屋の中を物色していた男に殴られ、古垣さんのパソコンを奪われました。1階で待っていた稲見さんは、エレベーターから出てきたその男の攻撃に応戦したのですが、住民の女性を人質に取られ、車道に投げ出された女性を助けようとした隙に男に逃げられてしまいました。

大山さんは古垣さんが撮影した写真の場所を特定し、田丸さんたちはその西尾家へ向かったのですが、その家はすでに無人の状態でした。家の登記には西尾ではなく島田という名前が記載されていて、近所の人の話では、その家は女性と二人の娘たちがいて、娘の一人が救急車で運ばれ、その後急に引っ越したらしいということでした。

田丸さんと稲見さんは大山さんが探し出した娘の搬送先の病院へ向かい、密かにその病室を教えてもらったのですが、意識不明の少女のお見舞いに来た少女は二人を見て驚いて逃げ出し、稲見さんたちに殺さないでと叫びました。アリスというのは意識不明状態に陥っている少女の名前でした。実家には絶対に戻されたくないという少女によると、島田の家は「店」でした。違法な売春宿でした。古垣さんが写真を撮影した場所に隠していたデータには、島田の家に出入りする与野党の男性政治家たちの姿がはっきりと残されていました。

政治家絡みの事件ということで、班長の吉永さんは捜査を続けるかどうかを部下たちに改めて訊ねました。田丸さんは捜査を続けようとしていたのですが、稲見さんは降りると言って部屋を出て行きました。少しして田丸さんは上司である警備局長の鍛冶大輝(長塚京三さん)に呼び出され、少女に暴力を振るった政治家を特定した、その政治家は少女の治療費を支払い続けると約束した、その政治家が逮捕されたら少女はどうなるのかと言われ、暗に捜査を止めるよう諭されました。公安の調査では都内に13軒は同じような家があるがそれもすべて取り締まるつもりかと言われた田丸さんは、捜査の続行を断念し、いつかこのシステムを変えてみせますと言って、鍛冶さんに古垣さんの遺品のデータを渡しました。

その頃、アリスの病室にはフリージャーナリストを殺した男が入ってきました。アリスを毒の注射で殺そうとしたのですが、その時潜んでいた稲見さんが男の腕を掴んでその注射針を男の首に当て、自分が過去にしたことをほのめかし、アリスと友達に近付いたら深い闇に引きずり込んでやると脅して、アリスと友達に何もしないことを男に約束させて追い返しました。あっち側には行きたくない、こっち側にいたいと話していた稲見さんは、犯人の男を殺すことはしませんでした。

数日後、若手人気政治家の神谷透(石黒賢さん)が官房長官に就任していたのですが、その政治家は島田の家に出入りしていた一人で、その秘書がフリージャーナリストを毒殺(警察発表は心不全)し、入院中のアリスを殺そうとした殺人犯でした。

田丸さんは、教会で女性(石田ゆり子さん)と会い、お金が入っているらしい封筒を渡していたのですが、その女性は新興宗教団体・神の光に信者として潜入している捜査員(眞島秀和さん)の妻でした。その頃、稲見さんは、女性客が一人も来ていないバーでお酒を飲んでいました。

原案と脚本は金城一紀さん、演出は鈴木浩介さんでした。

第2話も、面白かったです。田丸さんと稲見さんと殺し屋のアクションシーンの迫力もすごかったですし、弱者のために正義を貫こうとしてもそれができない捜査員たちの葛藤も丁寧に描かれていたように思います。

与野党の男性政治家たちが利用するために作られている、家に戻ることができない少女たちを利用した売春宿が存在するという衝撃的な物語で、しかもそれが解決されない展開に、見ていて少し重い気持ちになったのですが、でも、もしかしたら実際にそのような違法な「店」はどこかに存在するのかもしれませんし、ドラマとして描かれたことは良かったように思います。

フリージャーナリストの古垣さんが田丸さんに知らせようとした「国家の危機」とは、犯罪者が国家を運営しているということだったのだと田丸さんたちは考えていたのですが、それは確かに、まさに「国家の危機」だなと思いました。

今の日本の社会についても、そのような「国家の危機」を心配している人たちはたくさんいるのではないかと思うのですが、例えば「NHKの世論調査の結果の内閣支持率」が本当であるなら、約50パーセントの国民はそのことをまだほとんど心配には思ってはいないということでもあるのかもしれません。

予告によると、今回登場しなかった「平成維新軍」は次回には少し登場するようでした。どのような物語になっていくのかまだ分かりませんが、次回の物語も楽しみにしていようと思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム