「貴族探偵」第2話

フジテレビの「月9」枠のドラマ「貴族探偵」の第2話を見ました。第2話は15分拡大版で放送されていました。

第2話は、編集者の日岡美咲(紺野まひるさん)の車で小説家の厄神春柾(大和田伸也さん)の別荘へ向かう山道で落石被害に遭って車を降りた探偵の高徳愛香(武井咲さん)が、谷の川辺で優雅にお茶を飲んでいた御前(相葉雅紀さん)の一行と遭遇し、岩を落とした別荘の主人に文句を言いに行くと言い出した御前と一緒に訪ねた厄神さんの別荘で、棚にドローンの並ぶ書斎のベッドの上に何者かに殴られた頭部から血を流して倒れていた厄神さんの遺体を発見し、厄神さんの小説のファンだったメイドの田中(中山美穂さん)の協力を得ながら、編集者の日高さんと松尾早織(豊田エリーさん)と滝野光敏(丸山智己さん)と厄神さんの妻の令子(横山めぐみさん)の誰が犯人なのかを探っていく、というような話でした。

脚本は黒岩勉さん、演出は中江功さんでした。

何というか、今回も、私には、眠いような気持ちになってしまうところの多い展開の話でした。私はドラマの原作の麻耶雄嵩さんの推理小説を未読なので、原作の小説に近いドラマであるのかなど、原作とドラマの物語とを比べることはできないのですが、15分延長されていた物語の中に無駄に思えてしまうような要素が多過ぎるというか、特に主人公であるはずの御前の件が中途半端に混ざることによって話の中心の事件の描写が散漫とするというか、そのような印象でした。

初回を見た時にも思ったことではあるのですが、ドラマを見ていると、主人公は相葉雅紀さんの演じる御前ではなく、武井咲さんの演じる高徳さんであるように思えてきます。

相葉さんの演じる貴族探偵の御前が貴族だから推理はしないという考えの持ち主だという設定自体は、それはそれで良いと思うのですが、武井咲さんの演じる推理の当たらない探偵の高徳さんと、中山美穂さんの演じるミステリー小説好きのメイドの田中さんと、生瀬勝久さんの演じる後半から登場してほぼ一人でしゃべり続ける刑事の鼻形雷雨さんがいれば十分なのではないかというような感じもしてしまいました。

相葉さんが“貴族”には見えないという部分は、もしかしたらもう少し見ていくうちには慣れていくのかもしれないと思えなくもないのですが、あるいは、嵐の相葉さんは、バラエティー番組(私は特にテレビ朝日の「相葉マナブ」を好きで見ています)の中では、自然体で面白いのですが、ドラマの場合には、今作や日本テレビの「三毛猫ホームズの推理」のようなコメディー調のドラマよりも、「ようこそ、わが家へ」やテレビ朝日の「バーテンダー」のような少しシリアスなドラマのほうが実は相葉さんの雰囲気に合っているのではないかなとも思います。

この「貴族探偵」のようなドラマを好きな方もたくさんいるのかもしれないですし、私があまりいろいろ言ってはいけないかもしれないとも思うのですが、以前のフジテレビの「月9」ドラマだった「謎解きはディナーの後で」の面白さがよく分からなかったのと同じくらい、今作の「貴族探偵」の面白さのようなものは、第2話までを見た私にはまだいまいちよく分かりませんでした。

「貴族探偵」の解説(キャッチコピー?)には、「どこまでも優雅に悪を笑い、どこまでも華麗に謎を解く」とあるのですが、その解決時の“貴族的な華麗さ”も、(今のところは)あまり出ていないように思えます。貴族探偵の御前が一体何歳の人なのかということもよく分からないのですが、もしも30歳代の人であるなら、御前を演じる俳優さんが例えば玉木宏さんだったなら、御前の貴族的な?余裕のある優雅さや高慢さや軽さや非現実感のようなものがもう少し自然に描かれたのかなとも思いました。

主題歌の嵐の「I'll be there」の流れる映像は、今回もエンディングにありました。いわゆる「豪華キャスト」の無駄遣いの作品なのではないかという風にも思えてしまうのですが、最後のそのエンディングの映像を見ていると、何となく、このドラマを面白そうに思えてきます。「貴族探偵」はフジテレビの連続ドラマ枠の「月9」の30周年記念となるドラマでもあるそうで、少し前には「月9」の存続が危ぶまれているというようなことが言われていたように思うのですが、「月9」という連続ドラマ枠自体は続いてほしいと思います。
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