「貴族探偵」第3話

フジテレビの「月9」枠のドラマ「貴族探偵」の第3話を見ました。

千葉県の廃倉庫で頭部と両腕を切断された女性の遺体が発見され、後日、現場に近い夜の河川敷にその頭部と両腕を埋めていた高校教師の浜村康介(内野謙太さん)が逮捕されました。そのようなある日、喜多見探偵事務所を高校生の垂水遥(橋本環奈さん)が訪ねて来ました。逮捕された浜村さんは、遥さんの学校の先生であり、婚約者でした。交際が発覚し、辛い立場に置かれながら学校に通っている遥さんの不安を、師匠の喜多見切子(井川遥さん)に助けられた時の昔の自分に重ねた高徳愛香(武井咲さん)は、遥さんを守る決意をし、千葉の倉庫内の遺体発見現場付近の調査を始めました。

血痕の残る窓などを確認していると突然フリスビーが飛んできて、振り向くとそこにはいつの間にか豪華なテントが立っていて、そこで執事の山本(松重豊さん)と運転手の佐藤(滝藤賢一さん)とメイドの田中(中山美穂さん)を従えた御前(相葉雅紀さん)が遥さんと一緒に犬のシュピーゲルと遊んでいました。御前は、千葉県警に殺人犯として逮捕されている浜村さんを心配する遥さんを救うために御前の使用人たちに調査を命じ、高徳さんはその後を追うように真犯人を捜し始めるのでした。

脚本は黒岩勉さんで、演出は金井紘さんでした。

今回の第3話は、テント内のモニターで再生される使用人たちによる再現ドラマの場面が長過ぎなかったためか、「延長」がなかったためか、あるいはこのドラマに少し慣れてきたためか、第1話や第2話よりも良かったというか、事件自体は過去の2話よりも凄惨かもしれないのですが、見やすかったように思います。

最後は、高徳さんが御前の推理の才能を認めるというところで終わっていました。いかにも合成のような映像の車内の場面は少し残念にも思えましたが、喜多見さんや高徳さんや、依頼人の遥さんの「変顔」?も、これまでの使い方よりは活かされていたように思えました。橋本環奈さんの演じる遥さんの新鮮な雰囲気がドラマをすっきりとさせていたのかなとも思います。

遥さんとのことで被害女性から脅されていたもののその殺人者ではなかった浜村さんは、家の前に置かれていた段ボールの中に頭部と両腕が入っているのを見て、殺人犯だと疑われることを恐れて、警察に届けずに密かに土手に埋めようとしていたところを見つかって逮捕されたということでした。浜村さんのその後のことは特に描かれていなかったように思うのですが、殺人罪に関しては無実が証明されたとしても、死体遺棄罪には問われることになるのかもしれません。

それにしても、このドラマが原作のファンの方には意外と?好評だという噂があることを先日知りました。ドラマの原作の麻耶雄嵩さんの推理小説『貴族探偵』を未読の私には分からないことではあるのですが、原作ファンの方に不評な映像化作品が多い中、このドラマがファンの方たちには好評だというのなら、それはそれで良いのかなとも思います。

エンディングに流れる主題歌の嵐の「I'll be there」を聴いていると、このドラマが何となく楽しい作品だったように思えてくるというところは、第3話でもそうでした。やはり1時間の放送枠の連続ドラマはむやみに「拡大版」にはしないほうがいいのではないかなというようなことも、また改めて思いました。


ところで、これはこのドラマとは全く関係のないことなのですが、深夜12時のNHKのBS1の「BS世界のドキュメンタリー」で放送されていた「電流戦争! エジソン VS テスラ」という2015年のアメリカのドキュメンタリー番組も良かったです(遅い時間だったのですが、面白かったので最後まで見てしまいました)。直流送電(DC)を開発した科学者のトーマス・エジソンが交流送電(AC)を発明したオーストリア出身の科学者の二コラ・テスラと対決するために、犬や人を殺すほどの“ネガティブキャンペーン”を行っていたということには驚きました。そして、不遇の生涯を閉じたテスラを再現ドラマの中で演じていた方が、何となく、俳優の満島真之介さんに似ているような気がしました。
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