「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」第4話

フジテレビのドラマ「CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班」の第4話を見ました。

警察庁警備局長の鍛冶大輝(長塚京三さん)の命令を受けた公安機動捜査隊特捜班の吉永三成(田中哲司さん)の指示で、稲見朗(小栗旬さん)と田丸三郎(西島秀俊さん)と樫井勇輔(野間口徹さん)と大山玲(新木優子さん)は、東京工科大学の航空宇宙工学の有島丈博教授(小市慢太郎さん)の身辺警護をすることになりました。有島教授については命が狙われているということと、一週間後に出国するということが分かっているくらいだったのですが、気難しい有島教授の警護を始めた捜査班の稲見さんと樫井さんは、翌朝、樫井さんの警告を無視して研究室のドアを開けた有島教授を爆発の威力から何とか守り、大学の外へ連れ出しました。

拳銃を構えて有島教授を狙うスーツ姿の石黒(近藤公園さん)は、有島教授が特捜班に連れられて逃げていることを、仲間の暗殺者の石立(浜田学さん)に連絡しました。拳銃を構えて待ち伏せをしていた石立に稲見さんは背後から近付き、戦っている間に樫井さんが有島教授を安全な場所へ連れて行きました。

特捜班の部屋に連れて来られた有島教授は、最初は不満そうだったのですが、しばらくして大人しくなりました。3年前に別れたきり会っていないという妻子の姿を特捜班の車の窓から眺めていました。樫井さんが図面に線を引いているのを見て、自分も図面に線を引くのが好きだと話していました。しかし、有島教授は、特捜班のメンバーが大山さんだけになった隙に、油断した大山さんを殴って外へ飛び出し、公衆電話からどこかへ連絡をしました。

稲見さんと樫井さんは、有島教授を捜すため、有島教授の家に向かいました。ドアの隙間から匂いを嗅いで爆発物が仕掛けられていないことを確信した樫井さんと稲見さんが中へ入ると、少しして樫井さんは別の匂いを嗅ぎ取りました。リビングには、時限爆弾を巻かれて身動きの取れなくなった有島教授がいました。

国家の依頼で「国家に貢献」するためにロケット開発をしていた有島教授は、ジェットエンジンの設計図を狙うハニートラップにかかったという過去があり、3年前に妻子と別れ、国家の情報を売ることで生き延びてきたが、国家に対する反逆者として公安に見張られるようになり、外事関係の事案として特捜班の警護を付けられたものの、全てを公表すると公安を脅した結果、ついに国家権力に見捨てられてしまった、というような人だったようでした。

樫井さんは、残り1時間半という中で有島教授に巻きつけられた難しい時限爆弾を解除することにしたのですが、あと7分という頃、鍛冶さんの部下である公安総務課長の青沼祐光(飯田基祐さん)が止めに来ました。青沼さんは、稲見さんと樫井さんに、作業を中止して家の外へ出るよう命じました。樫井さんは、「うるさい!」と青沼さんの中止命令を遮って爆弾の解除を続けようとしたのですが、お前たちの仕事は爆弾を仕掛けた人間を捕まえることだと言われて手を止めました。たまには息子の顔を見に来てほしいという妻の伝言を稲見さんから伝えられて涙を流していた有島教授も、二人に出て行くように言いました。

稲見さんは、有島教授に頼まれて、家族の写真の入った写真立てを有島教授に渡しました。そして、リビングを出て行こうとした二人に、有島教授は、「君たち、国家を信用するな」と伝えました。稲見さんと樫井さんが外へ出ると、少しして、有島教授の家の中で大きな爆発が起きました。近くのビルの屋上では、有島教授の家の爆発を見届けた公安の石黒と暗殺者の石立が缶ビールを持ってはしゃいでいました。

原案と脚本は金城一紀さん、演出は鈴木浩介さんでした。

第4話も、良かったです。

今回は、元爆発物処理班の樫井さんの活躍する回でもあったように思います。実際にも、匂いで爆発物の仕掛けが分かるというような捜査員の方はいるのでしょうか。

自分を変えるために暖かい南の島にでも行きたいと言う稲見さんに、田丸さんが言っていた、人はそう簡単に変わることはできない、別の場所へ行っても同じような日常が繰り返される、重要なのはどこへ行くかではなくそばに誰がいるかだ、というような言葉も良かったです。本当にそうだなと思います。

「国家を信用するな」という今回の有島教授の言葉が、「国家の危機」を伝えるこのドラマのテーマでもあるのかもしれないなと思いました。

次回の「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の物語も楽しみにしたいと思います。


ところで、昨日の深夜の「BS世界のドキュメンタリー」は、オーストラリアとフランスとドイツの制作の番組でした。ライト兄弟が1903年に人類初の有人動力飛行に成功したとされている2年前の、1901年の新聞には、コネティカット州のグスターヴ・ホワイトヘッド(グスタフ・アルビン・ヴァイスコプフ)というドイツ人航空整備工の方が自作の「ナンバー21」という動力飛行機で有人飛行に成功したという記事があり、1980年代?の実験では、ホワイトヘッドさんの再現飛行機はちゃんと飛行に成功し、ライト兄弟の再現飛行機は飛行に失敗したものの、スミソニアン博物館を運営するスミソニアン学術協会はホワイトヘッドさんがライト兄弟よりも早くに有人動力飛行に成功したということを認めようとしない、ということを伝える特集でした。ホワイトヘッドさんの飛行実験に関しては、ライト兄弟の飛行実験に関してよりも、資料が少ないのだそうです。

私はホワイトヘッドさんという方のことを知らなかったのですが、日本の江戸時代中期の浮田幸吉さんの有人滑空も世界初ではないかと言われているのを聞いたことがありますし、何かの事情で歴史の中に埋もれてしまっているすごい人というのは意外とたくさんいるのかもしれないなと思いました。
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