「フランケンシュタインの恋」第5話

日本テレビの日曜ドラマ「フランケンシュタインの恋」の第5話を見ました。

第5話は、「フランケンシュタイン」は本当に純粋だから遊び半分の気持ちならラジオから呼びかけるのはやめてほしいと稲庭聖哉(柳楽優弥さん)に頼まれたことでリスナーの「フランケンシュタイン」に会いたくなって稲庭工務店を訪ねて来た「天草に訊け」のレポーターの天草純平(新井浩文さん)と散歩をすることになった深志研(綾野剛さん)が、大学生の津軽継実(二階堂ふみさん)を好きになってもまだ人間のことを何も分かっていないということを思い知り、天草さんに誘われて、人間のことをもっと深く知るために天草さんのラジオに出演することを決める、という話でした。

脚本は大森寿美男さん、演出は茂山佳則さんでした。

第5話も、良かったです。これまでよりも「恋」やキノコの描写が少なかったので、そのところも私には見やすかったのだと思います。

今回は、訊かれたことに正直に答えてしまう深志研さんが、人を傷つけないための「思いやり」としての「嘘」や「秘密」を学ぶ話でもありました。

津軽さんは、姉の晴果(田島ゆみかさん)と祖母の叶枝(木野花さん)に深志研を紹介し、少し不思議がられながらも、一応交際を認めてもらいました。津軽さんに大学の構内のお地蔵様について訊かれた叶枝さんは、120年前にキノコの病で死亡したサキさんが感染症の研究所で働いていた時に患者さんのために作ったものかもしれないと話していました。

稲庭工務店で社長の稲庭恵治郎(光石研さん)から初めてのお給料をもらった深志研は、同僚の飯塚光毅(葉山奨之さん)に病気の母親の治療のためと頼まれて、お給料を全額貸すのですが、室園美琴(川栄李奈さん)が飯塚さんの嘘をすぐに見抜き、飯塚さんを問い詰めました。飯塚さんは、「スナックみつき」を経営している母親とその交際相手の男性に頼まれてお金を渡していたのですが、以前にも何度かそのようなことがあったということでした。美琴さんは飯塚さんにやめるように言い、それから飯塚さんと工務店のみんなを引き連れてスナックへ向かいました。

飯塚さんの母親と交際相手は、飯塚さんからお金をもらっていることを悪いことだとは思っていなかったのですが、話を聞いていた深志研が、飯塚さんにありがとうございますと感謝したのですか、と男性に問うと、男性は逆上して深志研にワインをかけて殴り、驚いて止めに入った津軽さんのことを突き飛ばしました。津軽さんが倒されたのを見た深志研には怒りの感情が湧き出てきたので、それに気付いた津軽さんは、深志研に、あなたのことが大好きです、だから今は我慢してくださいと訴えました。その様子を見ていた飯塚さんは、男性に掴みかかって乱闘になり、母親は息子に渡されたお金を投げ返して、辺りにはお札が舞いました。その光景を深志研はぼんやりと見ていました。

飯塚さんは、深志研にお金を返して謝り、また一緒に働きたいと言いました。深志研が一緒に頑張りましょうと答えると、飯塚さんはほっとして社長たちと一緒に工務店に帰って行きました。

部屋に戻った深志研は、人間のことを何も分かっていないと天草さんに言われたことを考えていました。山暮らしで世間知らずの深志研に静岡の海を見せた天草さんは、自分は北国の出身で、友達のような恋人のような女性と一緒にミュージシャンを目指して上京したが、なかなか売れず、それでも明るく振る舞う女性のことが次第によく分からなくなって、女性と距離を置くようになって孤独にし、女性を自殺に追い込んでしまった、女性の気持ちが分からなかったのだというような自身の過去を深志研に打ち明けて、人のことはなかなか分からないということを伝えていました。そして、何とかラジオの仕事を見つけ、人間のことをもっと知りたいと思って悩み相談のコーナーを始めたということを話し、一緒にラジオに出てみないか深志研を誘っていました。

深志研は、青い電車に乗って東京のラジオ局「TOKYO634」へ行き、天草さんの紹介で、十勝みのる(山内圭哉さん)とアシスタントの大宮リリエ(水沢エレナさん)のいる生放送のスタジオに入っていました。

予告によると、次回では深志研が「フランケンシュタイン」としてラジオのレポーターを始めることになるようでした。そうして少しずつ、人間を知っていくことになるのでしょうか。

それにしても、綾野剛さんの演じる深志研さんの純粋無垢さを見ていると、私は、何となくなのですが、以前に見たことのある、ジョルジュ・ランパン監督の映画「白痴」(原作はドストエフスキーの小説『白痴』です。見ていて少し辛くなるのですが、良い映画だったという印象があります)の主人公の、ジェラール・フィリップさんの演じていたムイシュキン公爵のことを少し思い出します。

深志研さんは、これからどのような人間社会の現実と向き合うことになっていくことになるのでしょうか。あるいは、そのような展開にはならないのかもしれませんが、ともかく、次回の「フランケンシュタインの恋」の物語も楽しみにしていようと思います。
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Author:カンナ
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