「フランケンシュタインの恋」第6話

日本テレビの日曜ドラマ「フランケンシュタインの恋」の第6話を見ました。

第6話は、難病の津軽継実(二階堂ふみさん)を守るためには人間を深く知ることが必要だと感じ、天草純平(新井浩文さん)に誘われて東京のラジオ局へ行き、パーソナリティの十勝みのる(山内圭哉さん)と大宮リリエ(水沢エレナさん)に挨拶をして、120年前に一度死んで蘇ったということや津軽さんを好きな気持ちを率直に打ち明けて、人間ではない「フランケンシュタイン」としてラジオ番組に出演することになった深志研(綾野剛さん)が、「人間になるための方法」を送ってきたリスナーの待つコンビニエンスストアで店員になってお金を投げつけるクレーマーの応対をしたり、喫茶店での離婚の話し合いに参加したり、幼稚園で「怪物」と呼ばれていた左膝から下が義足の少年(横山歩さん)のかけっこを応援したりする中で、少しずつ人間の複雑な感情を身に着け、津軽さんには悲しさや虚しさではなく嬉しさを感じてもらいたいと思い始めた矢先、打ち上げとして十勝さんに招待された中華料理店で、天草さんがフランケンシュタインを登場させるようになってからますます好評の「天草に訊け」に苛立つ十勝さんから、リスナーに日常を届けたい自分のラジオに刺激の強い作り物のような非日常は必要ない、お前たちのしていることは虚しいと罵倒され、ショックと怒りに震え出し、何を隠しているのかと十勝さんにテーブルクロスを外されてその下に隠して抑えてようとしていた変形した手から菌の黒い胞子を撒き散らす様子をその場にいたみんなに見られてしまう、という話でした。

脚本は大森寿美男さん、演出は狩山俊輔さんでした。

稲庭聖哉(柳楽優弥さん)が深志研を天草さんのラジオに出演させるように仕向けたのは、深志研を津軽さんから遠ざけるためだったようでした。室園美琴(川栄李奈さん)は、そのことに気付いて注意したのですが、関係ないと一蹴されてしまいました。

稲庭工務店の人たちは深志研の記憶喪失が治るかもしれないと、ラジオ出演を応援していたのですが、従業員の一人の宍喰丈(篠原篤さん)は、工務店での職人としての仕事があるのにどうして他の仕事をしているのかと少し怒っていました。

津軽さんの通う大学の生命科学専門の鶴丸十四文教授(柄本明さん)は、社会適応能力の高い深志研がラジオに出演するようになれば人間の複雑な感情を憶えることにもなり、感情の昂りによってどのような菌を周囲に撒き散らすか分からないから危険だとも考えていました。

十勝さんは、天草さんがラジオで何がしたいのか分からないと不思議がっていたのですが、稲庭さんの言う深志研は危険だということの理由を知ろうとしていたようでもありました。ラジオのコーナーの中では、クレーマーに怒られた時にも、浮気をしても離婚しようとしない夫に天草さんが殴られた時にも、少年が最後まで走り抜いた時にも、深志研が感情を昂らせて変身することはなかったのですが、十勝さんに自分たちの行動を「虚しい」と罵られて怒りを抑えることができなくなっていました。

綾野剛さんの演じる深志研さんを見ていると、ということだけではないかもしれませんが、人間の感情というのは、人間に元から備わっているものではなく、後から学んで得ていくものなのだなと思います。感情の名前を知らなければ、その感情にはならないということも、もしかしたらあるかもしれません。あるいは、感情に名前が付けられることによって、複雑な感情がある一種の感情にまとめられるということもあるかもしれません。

今のところ深志研は、エンディングに流れる主題歌のRADWIMPSの「棒人間」の歌詞のように、人間によく似た人間ではない存在であり続けていて、津軽さんは、そのような深志研を人間の社会に溶け込ませたいという気持ちとそうすることはできないかもしれないという気持ちの間で迷っているという感じなのですが、もう少し津軽さんのほうにも、深志研が津軽さんを守りたいと願っているように、森の奥から人間社会の中に連れ出してきた深志研を守りたいと強く願っている雰囲気が出ているといいのかなとも思います。

次回の「フランケンシュタインの恋」の物語も楽しみにしていようと思います。
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