「母になる」第9話

日本テレビの水曜ドラマ「母になる」の第9話を見ました。

第9話は、学校を無断欠席して女子高校生の桃(清原清果さん)と会っていた中学1年生の息子の広(道枝駿佑さん)の「初恋」のような出来事に動揺した「お母さん」の山乃結衣(沢尻エリカさん)が、「ママ」の門倉麻子(小池栄子さん)にもそのことを相談する中で広の「母」としてお互いへのわだかまりを解きかけていた矢先、麻子さんが就職を決めて東京を離れるために広と再び別れる決意をしたことを知る、という話でした。

脚本は水橋文美江さん、演出は丸谷俊平さんでした。

幼稚園で目を離していた隙に3歳の子供を誘拐されてしまった女性と、置き去りにされていた3歳の子供を誘拐事件の被害者とは知らずに拾って密かに自分の子供として約9年間育て続けていた女性が「母になる」という、このドラマの当初の重めのテーマがどこかへ行ってしまったかのように思えるほど、最終回の一つ前の第9話は、普通の“ホームドラマ”になっていたように思います。

最後に広が父親の柏崎陽一(藤木直人さん)に訊いていた、お母さんは二人いてはいけないのか、という素朴な疑問が、結末につながっていくことになるのだろうと思いました。

以前にNHKで連続ドラマとして放送されていた「八日目の蝉」(私は映画版よりもドラマ版のほうが好きでした)の檀れいさんの演じていた女性の場合とは異なり、このドラマの麻子さんは、広を直接誘拐したわけではありませんが、見知らぬ子を警察に届けずに密かに自分の子供として育て続けたという点では、ある種の誘拐犯です。でも、結衣さんと陽一さんは広の「ママ」である麻子さんを犯罪者として警察に訴えることなどはしていません。広の望みでもあるからなのかもしれませんが、あくまでも広の育ての母親として接しています。

東京を離れることにし、広の前からも姿を消す予定の麻子さんは、お母さんは二人いてもいい、ということになるのなら、最終回にはまた戻って来ることになるのかなとも思います。広さんのためには結衣さんも麻子さんもいたほうがいいのではないかと思うのですが、一方では、3歳から12歳の頃まで誘拐されたり施設に送られたりして育った広さんは何かと飄々として見えるので、柏崎家にかなり馴染んでいるように見える今の広さんにも「ママ」の麻子さんがそばにいたほうがいいのか、いなくても大丈夫なのかということは、よく分からないようにも思います。

「家族」を推している?日本テレビのドラマということもあり、明るい終わり方になるのだろうなとは思いますが、ともかく、次回の最終回も見てみようと思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム