「ブランケット・キャッツ」第4話

NHKの「ドラマ10」の「ブランケット・キャッツ」の第4話「尻尾の曲がったブランケット・キャット」を見ました。

第4話は、学校へ行かずに通学路の途中にある椎名秀亮(西島秀俊さん)の椎名家具製作所へ通ってかぎしっぽの猫のキーに自分を重ねて見ていた中学一年生の葉山コウジ(込江海翔さん)と、一人息子のコウジさんを理想の息子として大事に育てている、内装工事の会社を経営する父親の葉山高志(利重剛さん)が、自分たち親子の感情がすれ違っていたことに気付いていく話でした。

脚本は江頭美智留さん、演出は本多繁勝さんでした。

父親の高志さんは、息子を大事には思っているものの、少し高圧的に自分の考えを人に押し付けようとするところのある人で、元気のないコウジさんが学校でいじめられているのではないかと心配し、いじめの加害者を探し出してその生徒と学校に文句を言おうとしていました。

息子のコウジさんは、よく話す父親とは対照的に、自分の思いを素直に語ることのできない人でした。動物病院の院長の藤村美咲(吉瀬美智子さん)と水島楓(島崎遥香さん)に紹介された椎名家具製作所で見つけたかぎしっぽの猫のキーに、父親の理想通りの息子ではない自分を重ねていました。かぎしっぽには幸運を運んでくるという言い伝えがあると楓さんに教えられたコウジさんは、キーを預かりたいと父親に相談し、ペットショップでもっと良い猫を飼うという父親の反対を押し切ってキーを秀亮さんから借り、自分と同じ「コウジ」と名付けて話しかけていました。

学校へ乗り込んでいった高志さんは、いじめを行っていたのは実は息子のコウジのほうだったと知りました。コウジさんは、「ヤマシュウ」というあだ名で呼んでいた友人を、仲間たちと一緒にある日急に無視するといういじめを行っていたようでした。ヤマシュウは学校を休んでいました。事実を知った高志さんは、どのような理由があってもいじめは絶対にしてはいけないことだ、俺は自分の息子をそんな子に育てた覚えはないとコウジさんを叱り、懐かないので気に入らない猫のことも、出て行けと外に出してしまいました。コウジさんは、自分の分身のような猫を追い出した父親を叩き、止めに入った母親の早苗(中島ひろ子さん)のことも突き飛ばして、猫のコウジを探しに行きました。

楓さんと美咲さんと秀亮さんもキーの行方を探し回り、猫が川に落ちたのではないかと心配していたコウジさんが無事だった猫のコウジを見つけました。猫を抱えて歩いていたコウジさんは、両親がヤマシュウの家の前でその両親に土下座をして謝っている姿を見かけ、自分も両親の隣で土下座をしてヤマシュウの両親に謝りました。

帰宅した父親は、少し落ち込んでいたのですが、僕はお父さんが思っているような優しい人間ではなく弱くてずるい人間なのだと打ち明けた息子に、コウジは俺の自慢の息子だと伝えていました。それからコウジさんは、ヤマシュウに「ごめん」と書いたメールを送り、猫のコウジのことも、もともとのキーという名前で呼んでいました。コウジさんは、そのままの自分自身を認めることができるようになったようでした。

そして、猫のキーのかぎしっぽが幸運を運んでくるというのも、葉山家にとっては本当でした。キーは葉山家の猫になりました。

第4話も、良かったです。良い話でした。秀亮さんの言葉の中にもあったように、「親の心子知らず」の話でした。「子の心親知らず」の話でもありました。ドラマの中のことなのですが、コウジさんとヤマシュウさんが仲直りできるといいなと思います。

前回に続き、今回も猫の引き取り手が見つかりましたが、5匹になった猫たちを見ていた秀亮さんが少し寂しそうにしていたのも、猫たちがそのことを特に気にしていなさそうだったのも良かったです。

何というか、このドラマの猫の演技?もすばらしいです。猫なので、自由に過ごしているのだろうとは思いますが、すごいなと思います。自然な感じの映し方が良いということもあるのかもしれません。次回の物語も楽しみにしていようと思います。
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