「ごめん、愛してる」第2話

NHKの「NHKスペシャル」の「シリーズ ディープ・オーシャン 南極 深海に巨大生物を見た」は録画をしておくことにして、TBSの日曜劇場のドラマ「ごめん、愛してる」の第2話を見ることにしました。初回も拡大版でしたが、第2話も15分拡大版で放送されていました。

第2話は、日本の有名ピアニストだった母親の日向麗子(大竹しのぶさん)に対して複雑な思いを抱える岡崎律(長瀬智也さん)が、三田凜華(吉岡里帆さん)に日向家の運転手の仕事を紹介され、母親の後を継ぐピアニストであり心臓病を抱えている一人息子のサトルがサックス奏者の古沢塔子(大西礼芳さん)を助けようとして湖に飛び込んで発作を起こしたサトルを救出したことを麗子さんに認められて、サトルさんの運転手兼ボディーガードの仕事を引き受ける、という話でした。

脚本は浅野妙子さん、演出は水田成英さんでした。

今回は、母親に捨てられたということに苦しんでいる律さんが、麗子さんに自殺未遂の過去があることや、母親の期待を一身に受けてピアニストになったサトルさんの苦悩を知る話でもありました。律さんは、玄関に飾られていたレコードのジャケットの、昔の母親の写真を見て、その麗子さんの指輪と自分の指輪が同じであることに改めてショックを受けていました。

DNA鑑定などは行っていないので、律さんが麗子さんを自分の本当の母親だと思っているのは、ジャーナリストの加賀美修平(六角精児さん)に教えられた情報と“勘”によるものなのかなと思うのですが、今回は指輪のデザインが一致したということ以外に、凜華さんの父親の、麗子さんのマネージャーの三田恒夫(中村梅雀さん)が、酔った凜華さんを背負って日向家の前にいた律さんの首に下がっている指輪を見て麗子さんの息子だと気付いて慌てるという展開もありました。

凜華さんの父親の恒夫さんの回想によると、恒夫さんが麗子さんの形見の指輪と名前のメモと一緒に麗子さんの子供を児童養護施設の前に置いていたようなのですが、恒夫さんが自分の判断で勝手に子供を置き去りにしたのか、麗子さんに頼まれて置き去りにしたのかというようなことは、まだ分かりません。

麗子さんは、律さんが長男であるという事実には、このドラマの途中で気付くのでしょうか。それとも、新美南吉の童話『ごんぎつね』のように、「お前だったのか」と、最後に気付くことになるのでしょうか。

サトルさんに頼まれて一緒にゲームをして遊んだ律さんが、実の弟であるらしいサトルさんと、自分を兄貴と慕っていたペクラン(イ・スヒョクさん)とを重ねて見ていたところも良かったように思います。

あと、これは前回もそうだったのですが、幼馴染の河合若菜(池脇千鶴さん)とその小学生の息子の魚(大智さん)との場面が良いです。もしも双子がいて、もう一人だけが幸せになっていたらどう思うかと律さんに訊かれた若菜さんは、良かったねと思う、と答えていました。街でホットドッグを販売していた若菜さんが自分では自覚しないうちに被害に遭いそうになっていたのを律さんが助けた場面や、それを魚が見て母親に近付く男は嫌いだと言っていた場面は、若菜さんの生活環境や魚さんの生まれ(スメルジャコフのような)を表すものだったのかなとも思いますが、今のところは、若菜さんと魚の純粋さを表すもの以外にはなっていないように思います。そのようなところも、良いのだと思います。

主題歌の宇多田ヒカルさんの「Forevermore」の曲も良いです。凜華さんは弟のような幼馴染のサトルさんを好きで、サトルさんは自由人の塔子さんを好きで、塔子さんは律さんに興味を持つようになって、律さんは凜華さんを好きになって、というような「恋愛ドラマ」の要素は、私にはあまり気にならないというか、よく分からないようにも思えるのですが、それでも、登場人物の感情の繊細さや野蛮さが丁寧に描かれているドラマであるような気がします。
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