「デッドストック ~未知への挑戦~」第2話

テレビ東京の「ドラマ25」枠の新ドラマ「デッドストック ~未知への挑戦~」の第2話を見ました。

テレビ東京の旧社屋の未確認素材センターに配属されたADの常田大陸(つねたりく、村上虹郎さん)は、ディレクターの二階堂早織(にかいどうさおり、早見あかりさん)と佐山暁(さやまさとる、田中哲司さん)と3人で、人形供養のお寺で住職から話を聞いている間に大きな人形が消えていつの間にかスタッフの女性がその人形を抱えているという謎の映像を見ていました。撮影に関わった人たちはみんな体調不良になったという噂もある中、佐山さんが調べたところ、その人形がまだそのお寺にあるということが分かると、大陸さんは、早織さんに連れられて、そのお寺へ人形の撮影をしにいくことになりました。

先代の住職から当時のことを聞いていると言う住職は、撮影を断りました。人形は生きているのだと、ある家族の写真を二人に見せました。両親と七五三姿の娘の写真でした。30年前、共働きの両親と夏山へ出かけた少女は、久しぶりの家族そろっての休日を楽しんでいたのですが、そのために帰り際にぐずり出してし、怒った母親に山の中に一人で置き去りにされてしまいました。「躾」のつもりで娘を置き去りにした母親がその場へ戻った時には娘の姿はすでになく、発見されたのはそれから一か月後でした。腐乱した遺体を見た母親は、自責の念もあってか、これは娘ではないと、娘を失った現実を受け止めることができず、次第に精神を病んでいったということでした。

人形は、せめてきれいな姿であの世へ送りたいという願いから亡くなった娘のために作られた、供養人形でした。それならどうしてまだ供養されていないのかと大陸さんが訊くと、住職は、生きているからだと答えました。少女の魂が生きることに執着し、供養されることを拒んでいるということでした。

人形の身になれば撮影を許可することはできないと断り続ける住職に、早織さんは写真だけだと食い下がりました。諦めた住職は、写真だけならと認め、決して人形に情けを掛けてはいけないと念を押しました。住職が出した木箱の中には、ビデオテープで見たのと同じ人形が納められていました。一瞬戸惑った早織さんは、スマートフォンのカメラで急いで人形の姿を写真に撮りました。

未確認素材センターの佐山さんは、先に帰りました。残った大陸さんと早織さんも帰宅の準備を始めようとしていたのですが、大陸さんが母親と電話をしていた時、机の電話が鳴りました。相手は住職でした。人形が木箱の中からいなくなったというのです。電話は突然切れてしまいました。そして、早織さんと大陸さんが振り向くと、机の上にあの大きな供養人形が来ていました。

驚いた早織さんと大陸さんは、とりあえず人形にシャツを掛け、佐山さんに連絡したのですが、その電話も途中で途切れてしまいました。そして、机の上からは人形が消えていました。早織さんは、未確認素材センターを飛び出した人形を撮影するため、大陸さんにカメラを持たせて旧社屋の暗い廊下を進みました。その途中、大陸さんの後ろを歩いていた沙織さんは、お母さん、と言う少女の声を聴き、廊下の脇道の奥の道に少女の影を見て、一人でその後を追いました。廊下の奥には少女が立っていました。沙織さんに声をかけられて振りむいた少女は、お母さん、と呼びながら沙織さんに駆け寄って抱きつきました。抱きついた瞬間、少女の姿は人形に変わりました。

早織さんがいないことに気付いた大陸さんは、連絡を受けて戻ってきていた佐山さんに驚きつつ、二人で早織さんを捜しに行きました。警備室の防犯カメラの映像には、人形を抱えたまま屋上を歩いている早織さんが映っていました。急いでいる二人はエレベータを諦めて階段で屋上へ向かいました。早織さんは、もうすぐ同じ所へ行けると言う少女の声の人形と一緒に、屋上から飛び降りそうになっていたのですが、大陸さんに掴まれて屋上の床に倒れて助かりました。床に転がった人形を大陸さんがふと見ると、その顔は怒りの表情をしていました。

供養人形はお寺に戻され、人形と少女の写真を収めた木箱はお札で封印されました。住職たちによってお焚き上げの儀式が始まると、喪服の佐山さんと大陸さんと早織さんが手を合わせる中、木箱は、お母さん、お母さん、と繰り返し呼ぶ少女の声と共にガタガタと揺れながら、ゆっくりと燃えていきました。

脚本は加藤淳也さんと三宅隆太さん、監督は三宅隆太さんでした。

第1話も面白かったのですが、第2話はもっと面白かったです。

はっと驚くような怖い場面が4回ほどあり、そのような構成の展開も良かったのだと思います。怖過ぎるので、録画したこのドラマをもう一度見たいとはあまり思わないのですが、日本の心霊作品らしいというか、怖さと寂しさと悲しさが同時にある感じが良かったように思います。

お焚き上げの場面の、少女の魂のお母さん、お母さんと呼ぶ声が悲しかったのですが、大陸さんが涙を流す場面で終わるというドラマの静かな終わり方も、とても良かったです。

AKLO×JAY’EDの「Different Man」という曲の流れるオープニングも良いですし、今回のそのようなエンディングには、UAさんの「Moor」という曲もよく合っていたように思いました。

このドラマは金曜日の深夜、土曜日の1時台の「ドラマ25」という枠のドラマなので、その時間帯だけでも私は放送時間に見ることができないのですが、この前の時間帯の「ドラマ24」の枠で2014年に放送されていた「なぞの転校生」は、放送時間に見たくて、夜中まで起きて見ていました。でも、もしも「デッドストック ~未知への挑戦~」が「ドラマ24」のドラマだったとしても、心霊作品を深夜に見るのが怖い私は、やはり録画をして見ることになるのだろうなと思います。

ディレクターの佐山さんは、ADの大陸さんの資料を見ていたらしいパソコンの画面を、大陸さんが未確認資料センターへ戻ってきた時に急いで消していたのですが、何かあるのでしょうか。怖い思いをしても心霊映像の撮影を諦めない早織さんの気の強さも面白いです。

予告によると、次回は丑の刻参りの話のようでした。次回の物語も怖そうですが、楽しみにして見てみようと思います。
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