「奥様は、取り扱い注意」第2話

日本テレビの水曜ドラマ「奥様は、取り扱い注意」の第2話を見ました。

第2話は、隣家の主婦の大原優里(広末涼子さん)と佐藤京子(本田翼さん)と一緒に着物の着付け教室に通い始めた伊佐山菜美(綾瀬はるかさん)が、その教室で知り合った同じ町に暮らす主婦の落合夏希(高岡早紀さん)が「元AV女優」という過去を当時の仕事仲間の男に暴露されて脅されていることを知り、動揺した真面目な夫に家を出て行かれ、町の風紀を乱すとして町内から追い出されそうになっている夏希さんを、悪い男たちから救おうとする話でした。

原案・脚本は金城一紀さん、演出は猪股隆一さんでした。

面白くないということでは決してないのですが、妻たちが夫の気を引くために努力をする(着物の着付け教室に通う)という描写は、私には少し違和感があります。健気な妻、ということなのでしょうか。例えば、もしも反対に、妻の気を引くためにいろいろな工夫をする夫が登場するドラマがあったなら、その夫を健気な夫だと思うということなのでしょうか。

西島秀俊さんの演じる夫の「IT企業の社長」という勇輝さんが妻の相談話をよく聞いて的確なアドバイスをする賢くて優しい夫なので、まだ良いかなと思うのですが、もしも他の俳優さんが勇輝さんを演じていたなら、ドラマの雰囲気は大分異なるのかもしれないなと思いました。

前回の暴力夫は逮捕されませんでしたが、今回の夏希さんを脅していた男たちは、警察に逮捕されました。菜美さんが男たちの事務所に乗り込んだ結果、未成年者誘拐監禁の罪に気付くことができたのは偶然なのかもしれませんが、そのことで夏希さんを脅していた男たちの罪は重くなり、服役期間も長くなったということのようでした。

動揺して家を出て行った夏希さんの夫も、最後には夏希さんの元へ戻ってきました。めでたしめでたし、の大団円です。

日本テレビの「水曜ドラマ」枠のドラマですし、そのような終わり方はそれはそれで良いと思うのですが、夏希さんの過去の「元AV女優」というのは、現代の都市部でもそれほど「近所の主婦たち」に騒がれるような話題なのでしょうか。

夏希さんを脅し、未成年者を誘拐監禁していた男たちの「悪」がもう少し際立って描かれていたほうが、元工作員の菜美さんが「悪を懲らしめる」様子がもっと活きるのではないかなとも思うのですが、「水曜ドラマ」枠でそれを描くのは難しいのかもしれません。

悪を懲らしめるドラマというと、私は昔のテレビ朝日の「金曜ナイトドラマ」の「打撃天使ルリ」(脚本は徳永友一さん、主演は菊川怜さん)を思い出すのですが、「正義」が対峙する「悪」の描写が怖過ぎて、賛否両論あったドラマだったような気がします。私は好きで見ていましたし、正義とは何かを悩みながら考える良いドラマのように思えていたのですが、最終的には打ち切り(1話短縮)になったようでした。現代でも、あのような話を再びドラマ化するのは難しいかもしれません。でも、“打撃人類”を呼び寄せた悪人たちが、時代劇の「必殺仕事人」の仕事人たちに密かに殺される悪人のように死ぬのではなく、正面からその打撃を受けて廃人になるという展開は、今でも(昔のドラマなのでその物語の内容を完全に憶えているというわけではないのですが)興味深く思えます。

この「奥様は、取り扱い注意」の主人公の菜美さんが倒した悪人たちは、妻と離婚して町から出て行ったり、恐喝したり少女を誘拐したりして警察に逮捕されたりしても、まだ悪の心を持ち続けているのではないかと思うので、今のところの私には、一時的に菜美さんが悪人たちをあっさりと倒すのを見たくらいでは、すっきりする、とはならないような気がします。菜美さんたちが困っている夫婦間の問題?をどのように見れば良いかが分からないという部分も、少しあります。


ところで、昨日の夕方、沖縄県に米軍のヘリコプターが墜落か、というニュースを聞き、その場所が東村高江の牧草地だと知って、東村高江は沖縄防衛局が米軍のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)を強行的に建設していた場所だと怖く思ったのですが、その後のNHKのニュースで、「墜落して炎上」ではなく「不時着後に炎上」と報じられているのを聞き、「墜落」を隠しているのだろうかと、また少し怖く思いました。その後の報道では、「アメリカ軍の説明によると」ということでは、宜野湾市の米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが飛行訓練中に火が出たのでそのまま不時着した後に炎上した、ということのようでした。2004年に沖縄国際大学に米軍のヘリコプターが墜落した事件のヘリコプターも、今回の機体と同じ「CH53」ではあるそうなのですが、厳密にはCH53Dなのだそうです。

事故を起こしたヘリコプターに乗っていた7人の方?は無事に救助されたそうです。黒い煙を出して燃えていたヘリコプターから400メートルか500メートルほど離れた場所にあるという民家の住人の方々も、無事であるようでした。

報道番組のインタビューに応じていた東村高江の住民の方は、住民は米軍機が落ちてくるかもしれないとの不安を抱えながら暮らしているが、いくら訴えても聞き入れてもらえないと話していました。その方は、最近謎の飛行機が飛んでいて不気味だったとも話していましたが、昨日の午後5時半頃に炎上したヘリコプターは、辺りが暗くなった午後7時を過ぎても、まだ燃え続けていたようでした。ヘリコプター1機の炎を消火するのにも、それほど時間がかかるものなのでしょうか。もしも一度に2機以上が爆発・炎上していたなら、もっと大変なことになったのでしょうか。日米地位協定というものがあるので、日本はまた直接には事故の調査することができないのかもしれませんが、昨夜の午後7時頃の消火活動中の映像を見た時には、米軍側には早めに消火するよりも機体を原形をとどめないほどに燃やし尽くすという意図でもあるのかなという風にも、何となく思いました。米軍のヘリコプターが「墜落して炎上した」のか、「飛行中に出火して不時着して炎上した」のかは、まだ不明ですが、炎上する直前の飛行中のヘリコプターの映像はないのでしょうか。

在日米軍基地が沖縄県に置かれ続けているのは、アメリカ政府の意向ではなく、日本政府の意向なのだと言われています。昨夜のテレビ朝日の「報道ステーション」(録画をしておいたものです。まだ全部は見ていません)の「衆院選前の最後の党首討論」?の冒頭で、(自衛隊は違憲の存在だから日本国憲法の第9条に自衛隊のことを付け加える、という謎の提案をしている)自民党の安倍首相は、北部訓練場の半分が返還されたことを安倍政権の成果として誇っていましたが(東村高江にヘリパッドを強行的に建設したことについては触れていませんでした)、72年前の敗戦時からのアメリカの日本への占領政策と、そのようなアメリカ政府への日本政府の協力体制は、サンフランシスコ平和条約(講和条約)調印後66年経った今もまだ続いているということを、改めて思いました。

また、報道によると、その「報道ステーション」の中で、安倍首相は、「議員でなくても副総裁は務められる」と、政界を引退した高村副総裁には憲法改正のための議論を進めるために衆院選後も副総裁を続投してもらうと話していたそうなのですが、「非議員」である民間人が副総裁を務めることは異例のことだそうです。小泉純一郎内閣の頃、慶應義塾大学の教授だった経済学者の竹中平蔵さんが経済大臣などに選ばれていたことがありましたが、元国会議員だったとしても選挙で選ばれていない一市民が副総裁という議員の立場になるという状況は、自民党支持者あるいは安倍政権支持者の方たちにとっては、喜ばしいことなのでしょうか。それとも、いつか「議員でなくても党の総裁は務められる」などと言い出すための布石なのでしょうか(違うかもしれませんが、もしもそうなら怖いことです)。政界を引退した高村さんが副総裁続投の要請を引き受けるのか、「政治的良心」に従って断るのかは分かりませんが、何だか不思議に思います。
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