「オトナ高校」第1話

日本テレビの新土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」の放送が終わった夜11時過ぎ、テレビ朝日では、再開された「土曜ナイトドラマ」枠の「オトナ高校」という新ドラマの第1話が放送されていました。

30歳以上の性経験のない男女は公的第二義務教育機関である「オトナ高校」へ入学を義務付けて“本当の大人”になるための英才教育を受けさせるという法案を少子化問題に悩む政府が衆議院で強行採決して可決・成立させた日本を舞台にした物語でした。

エリート銀行員の荒川英人(三浦春馬さん)やその上司の権田勘助(高橋克実さん)、商社のキャリアウーマンの園部真希(黒木メイサさん)、引きこもりの斑益美(山田真歩さん)、元野球部員で軽い性格の川本・カルロス・有(夕輝壽太さん)たちは、ある日、内閣府特別政務官の嘉数喜一郎(杉本哲太さん)に声をかけられ、赤紙のようなピンク色の通知書を手渡されて、謎の「オトナ高校」へ入学させられ、清純派の姫谷さくら(松井愛莉さん)、生徒たちにあだ名を付ける毒舌の山田翔馬(竜星涼さん)、美人の妻の他に5人の愛人がいるという勉強家の持田守(正名僕蔵さん)といった講師たちから恋愛の仕方を半ば強制的に教え込まれることになりました。

脚本は橋本裕志さん、演出は瑠東東一郎さんでした。主題歌は、高橋優さんの「ルポルタージュ」という曲でした。

このドラマを何気なく見始めた最初の頃には、これは“国策ドラマ”なのだろうかという風にも思えて、少し怖い感じがしてしまったのですが、一応、このドラマの中の日本政府が強行採決して通した「第二義務教育法」によって「オトナ高校」の生徒に選ばれた「30歳以上の性経験のない男女」は、子供を生みたいとか、結婚したいとか、そのような希望のある人たちだということではあるようでした。内閣府の嘉数さんは、入学式の会場で生徒たちに、これは結婚や出産を政府が強制するものではないということも話していました。

第1話では、荒川さんたちは学校が開いたお見合いパーティーのようなものに参加させられ、エリート意識の高い荒川さんは「告白」に失敗してプライドを傷つけられていました。

「不器用なオトナの学園コメディー」ということなのですが、この内容をコメディーとして気軽な気持ちで面白く見ることができる人というのは、生徒側の大人たちでしょうか。それとも、講師側の大人たちでしょうか。

私は性的な要素の多いドラマを見るのが少し苦手なので、“本当の大人”になるとはどういうことか、ということが、性的な側面以外のことで描かれていくといいなと思いました。

ただ、同じ曜日に放送される日本テレビの「先に生まれただけの僕」とテレビ朝日の「オトナ高校」とが、偶然なのかもしれませんが、どちらも「社会派」で「大人のための学園ドラマ」であるという点で共通していたことを、少し面白く思いました。これも現代性なのかもしれません。
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