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「我が家の問題」第2回

NHKのBSプレミアムの「プレミアムドラマ」の「我が家の問題」の第2回を見ました。

第2回の「仕事ができない夫に悩む妻」は、夫の秀一(大谷亮平さん)の勤めるスポーツ用品メーカーの野球大会を見に行った結婚1年目の妊婦の井上めぐみ(水川あさみさん)が、夫の上司の清水亜希子(清水美沙さん)と話しながら夫の野球の試合を見ているうちに、夫は仕事ができないリストラ寸前のお荷物社員なのではないかと不安になっていく、という話でした。

脚本は飯野陽子さん、演出は萩生田宏治さんでした。

脚本も演出も第1回と同じなのですが、第2回のほうが良かったように思います。

ただ、優秀な社員だと思い込んでいた夫が会社で他の社員たちからバカにされているのを見てもしかしたら夫は仕事ができない社員なのではないかと疑う中で、夫の得意なことや苦手なことなどを知っていき、夫の良いところを認めて、会社で良い仕事ができる夫になるようにおいしいお弁当を作って支える、という展開の物語を見ていて、昨年に放送されていた日本テレビの「土曜ドラマ」の「ウチの夫は仕事ができない」とよく似ているようにも思えました。サブタイトルも似ているのですが、内容まで似ているとは思いませんでした(ドラマの原作の奥田英朗さんの小説『我が家の問題』の本は2011年に刊行されたということなので、時間的にはドラマ「ウチの夫は仕事ができない」よりも小説のほう、つまりこのドラマに描かれている物語「仕事ができない夫に悩む妻」のほうが先ということになります)。

それでも、今回の物語は、丁寧に作られていて良かったように思います。お弁当のコメントが上手だった秀一さんを評する、妻からの視点だけではなく、母親からの視点や妹からの視点、上司の清水課長からの視点、マンションの下の階のリストラされて倉庫管理の仕事を始めた野球仲間の山下さんからの視点が描かれていたところも、良かったです。

秀一さんは、妻のめぐみさんが思っていたほど会社を居辛い場所とは思っておらず、東京オリンピック・パラリンピック関連の大きな部署を外されたことよりも、スポーツ用品を納入している小学校の運動会の種目を先生たちと考えるという3人の部署での仕事を楽しんでいました。会社を辞めるつもりはないという秀一さんの言葉に、めぐみさんはほっとしていました。

めぐみさんと同じように夫の仕事に関して悩みを持つヨガ教室仲間の妊婦との場面も良かったですし、課長から部長に昇進した独身の人らしき清水さんが、部下の秀一さんのお弁当を通じてその妻のめぐみさんと友人になっていくというところも良かったです。最後、子供も無事に産まれて、夫の会社の野球大会のイベントにお弁当係として参加することになっためぐみさんには、夫は仕事ができないお荷物社員なのではないかという不安はもう完全に消えていたようでした。

周囲の人たちと仲良く地道に生きている家族のささやかな日常の幸せが、穏やかに伝わってくる終わり方だったように思います。
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Author:カンナ
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