23時台のニュース番組(2018年の春)

昨夜のTBSのドラマ特別企画「がん消滅の罠~完全寛解の謎~」は、夜11時5分頃まで放送されていて、その後の夜11時10分から「NEWS23」が始まっていました。

「春の番組改編」により、TBSの報道番組「NEWS23」はこれまでよりも10分遅い開始時間になったということなのですが、終わりの時間は同じなので、放送時間が短くなったということなのだろうと思います。でも、それは、例えば、伝える日々のニュースの数も特別に取材した特集の分量も、キャスターの星浩さんや雨宮塔子さんや駒田アナウンサーのコメント時間も減るということなので、私には、一体どうしてなのだろうと、もったいないというか、残念なことのように思えました。なぜ放送開始時間を夜11時ちょうどではなく10分繰り下げることにしたのかなどの理由は一視聴者の私には分からないことですが、その直前のドラマやバラエティ番組の放送も中途半端な時間になるということでもあるのだろうと思いますし、私としては、元に戻したほうがいいのではないかと思います。

他の23時台の報道番組では、NHKの総合テレビの「ニュースチェック11」も、リニューアルされて、夜11時10分からの放送になっていました。こちらは5分繰り上げなのですが、放送終了時間が夜11時40分という、30分番組に変わっていました(画面の下に視聴者からの「ツイッター」の字幕がずっと出ているという部分も変わっていました)。「時論公論」(10分間の社会問題解説番組)の放送開始時間は、その直後の11時40分からでした。「ニュースチェック11」には、「ニュースのヨミ子」という「コップのフチ子さん」のようなAIアナウンサーが新しく登場していたのですが、予想よりも落ち着いた声のアナウンサーさんでした。

日本テレビの「NEWS ZERO」やテレビ東京の「WBS(ワールドビジネスサテライト)」の放送時間は変わっていませんでした。フジテレビは、この4月から午後の報道番組(「直撃LIVE グッディ!」を除く)の名前を、BSフジの報道番組と同じ「プライムニュース」に「統一」したようでした。夜11時40分からの「THE NEWSα」(「ユアタイム」の後継番組)は「FNNプライムニュースα(アルファ)」に変わっていました。私は全部を見たわけではないので、番組名以外のはっきりとした「統一」の感じはまだよく分からないのですが、画面の左側の天気予報の出方が同じらしいということは分かりました。

昨日には、厚生労働省の勝田智明東京労働局長が報道各社の記者たちに「何なら皆さんのところに行って是正勧告してあげてもいいんだけど」などと発言した問題のことが「NEWS23」でも報じられていましたが、裁量労働制を不当に適用していた野村不動産に関して記者から質問が出た際の発言だということも一緒に伝えたほうがよいのではないかと思いました。

また、昨日の報道によると、昨年の国会で防衛省と稲田防衛大臣が「存在しない」と説明していた、陸上自衛隊のイラク派遣時の2004年から2006年(全体では2002年から2009年)の376日分の約1万4千ページの「日報」(その日の業務報告書)が今年の1月に防衛省内で見つかり、2か月後に小野寺防衛大臣に報告されたそうです。稲田防衛大臣(当時)が南スーダンでの自衛隊の国連平和維持活動(PKO)の最中の戦闘について書かれていた「日報」を「存在しない」と国会で発言した後に存在が確認された隠蔽疑惑問題を受けて、過去の海外派遣時に自衛隊が作った日報を改めて調査している中で見つかったということなのですが、南スーダン派遣時の「日報」が実は存在しているということも防衛省の方たちはずっと知っていたということなので、今回見つかったとされるイラク派遣時の「日報」の存在も、防衛省の方たちはずっと知っていたのではないかなと思います。

内容が少しずつ異なる同じ表紙の「日報」が3種類あるそうで、「隠蔽」の他に「改竄」も疑われるということでした。資料を独自入手したという日本共産党の情報収集能力が高いのか、各省庁の内部告発者の方が共産党に情報を伝えることが多いのか分かりませんが、アメリカのブッシュ政権の始めたイラク戦争に後方支援という形で協力して参加した日本の小泉政権の政策について、日本国内でまだほとんど検証されていないということなので(アメリカ政府やイギリス政府はイラクに大量破壊兵器がなかったことや開戦の判断が誤りだったことを認めたそうなのですが、日本政府はまだ認めていないのだそうです)、「隠蔽」や「改竄」のことはまだ分からないとしても、イラク戦争の時の検証が進む(始まる)かもしれませんし、「日報」という行政文書が防衛省内に存在していたということが公になったという点では、少しは良かったのかもしれないと思います。

日朝首脳会談を行い拉致の被害に遭ったの一部の方たちを帰国させることができた小泉純一郎元総理大臣(今は政界を引退して脱原発の活動を行っています)を、悪い総理大臣だったとは私はあまり思わないのですが、ローマ教皇のヨハネ・パウロ2世も反対していたアメリカのブッシュ政権のイラク戦争の開始を、小泉総理大臣が積極的に支持したことは、やはり良くないことだったのではないかと思います。イラク戦争への加担について、間違っていたことは間違っていたと認めて、日本は今からでもちゃんと検証をしたほうがよいように思います。

国民の大多数が「日本国憲法」のどこをどのように変えてほしいという風に切望していない中、与党の自民党または安倍首相が「今の時代に合わない」と「改正」を望んでいるという理由で?「日本国憲法」の内容を変えることが前提になってしまっているような今の世の中の空気が、私には少し奇妙にも思えるのですが、例えば「第9条」を変えるために条文に「自衛隊」という言葉を書き加えるとか、「交戦権を認めない」という文言を削除するとか、そのようなことを話し合うよりも、まず、“救助隊”のようなイメージとは異なり外国からは日本の“軍隊”だと思われているという「自衛隊」が実際にはどのような部隊なのか、どのような部隊であるべきなのかということをもっと話し合うようにしたほうがいいのではないかとも思います。今の状態で「自衛隊」という言葉を「日本国憲法」に書き加えるという憲法の変え方をすれば、自衛隊が今よりも(自衛隊を違憲の存在とする憲法学者がたくさんいるのだと安倍首相が表明している状態よりも)もっと矛盾した存在になってしまうように思えます。

学校法人・森友学園関連の公文書(行政文書)改竄問題は、報道内容が少しずつ、財務省公文書改竄問題に変わってきていますが、財務省や文部科学省や国土交通省や厚生労働省や防衛省などで発覚している公文書の隠蔽や改竄の問題は、歴史修正主義的な問題でもあり、民主主義の根幹を揺るがし、破壊する問題だとも言われています。知人や友人を優遇する森友学園(大阪府豊中市に日本初の神道の小学校を開校する予定でした)や加計学園(愛媛県今治市に建設した岡山理科大学に国内で52年振りとなる獣医学部を新設しました)の問題を、「モリ・カケ」とお蕎麦のように表現すると何だか軽い問題のように思えてしまいますが、それは、民主主義や個人主義や自由主義や平和主義のようなものを否定したいらしい安倍政権の、あるいは今の自民党政権の、本質につながるものであるような気がします。

先日には四国電力が愛媛県にある伊方原発2号機を廃炉にすることに決めたということも報じられていましたが、九州電力が先月の23日に再稼働した佐賀県の玄海原子力発電所の3号機から水蒸気が漏れる事故(放射性物質は含まれていないと発表されています)があった問題で、配管に直径1㎝の穴が開いていたのが見つかったと聞いて、怖いことだなと思いました。原子力規制委員会は新規制基準での玄海原発の「安全審査(適合性審査)」を何をもって「合格」にしたのだろうと、不思議に思いました。

あと、先月の「NEWS23」の特集で、埼玉県の戸塚という町の公立中学校の生徒がいじめの被害に遭って不登校になっているということが伝えられていて(その生徒は、自殺しなければ気付いてもらえないのかと話していました)、その中学校の教師がいじめに加担し、さらに「死ねは挨拶みたいなもの」だと言っていたということを聞いて、怖い学校だなと驚いたのですが、先日にNHKのニュースでも報じられていた、4年前に東京都の葛飾区の当時中学3年生の男子生徒が自殺した問題で、区が設置した第三者委員会が、同じ部活動の生徒による男子生徒への行為(霧吹きで水をかける、ズボンを脱がそうとするなど)は社会通念上のいじめには当たらず、自殺との因果関係は認められないとする報告書をまとめた、ということにも驚きました。「こうしたことが二度と起きないよう再発防止に努めていきたい」と述べたという葛飾区長が本気でそう思っているのなら、いじめをいじめと認定せずに「ふだんの遊びの域を超えないもの」と考える第三者委員会の報告をそのまま受け取るのはおかしいのではないかと思います。

そもそも、その葛飾区の第三者委員会の方たちの思う「社会通念上のいじめ」とは、一体何なのでしょうか。「社会通念上」とは「一般常識的に考えて」という意味の言葉ですが、社会通念上というか、少なくとも、ごく普通に考えて、他人のズボンなどを脱がそうとする嫌がらせは、いじめだと思います。あるいは、「強制わいせつ罪」などに該当する性犯罪的行為なのではないかと思います。第三者委員会の方たちの思う「ふだんの遊びの域」というものもよく分かりませんが、誰かが辛い思いをする遊びは、遊びではないと思います。報道で少し聞いただけなので、詳しい事情は分かりませんが、それでも、その4年前の葛飾区の中学校の部活動の生徒たちによる自殺した生徒への行いは、「ふだんの遊びの域」なるものを超えていると思います。その一方で、学校や区の第三者委員会がどのような結論を出したとしても、いじめの加害者となった生徒たち自身が当時の自分たちの行為を後悔したり反省したりしているかどうかということが重要なのだろうとも思いました。
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