「コンフィデンスマンJP」第1話

フジテレビの新しい「月9」枠のドラマ「コンフィデンスマンJP」の第1話「ゴッドファーザー編」を見ました。初回は30分拡大版で放送されていました。

天才的なコンフィデンスウーマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみさん)と、ダー子に振り回されるお人好しで小心者のボクちゃん(東出昌大さん)と、二人の親代わりのような変装の名人のリチャード(小日向文世さん)が、強欲な人々を騙して大金を奪い取る物語です。

コンフィデンスは、信用や信頼という意味の言葉だそうです。「コンフィデンス」というアメリカ映画がありますが(私は未見です)、その種類の「コンフィデンス」のようです。「JP」は「JAPAN」だそうです。このドラマは、今月から30分番組になった「週刊フジテレビ批評」での脚本家の古沢良太さんの話によると、同じ脚本を使って韓国や中国でも「コンフィデンスマン」がドラマ化されるそうで、その場合には「KR」や「CN」が付くのだそうです。

第1話「ゴッドファーザー編」では、冒頭のホストクラブの矢代社長(未唯mieさん)や中古車販売会社の石崎社長(山西惇さん、「相棒」の組対五課の角田課長に見えました)の他、公益財団「あかぼし」の会長で、表では文化やスポーツの推進や慈善事業を支援し、裏では経済ヤクザとして暗躍している赤星栄介(江口洋介さん)がダー子たちのターゲットになっていました。

脚本は古沢良太さん、演出は田中亮さんでした。音楽はfox capture planで、主題歌はOfficial髭男dismの「ノーダウト」という曲でした。オープニングでは、3人が楽しそうに歩いていたKITTEの屋上から、丸の内の東京駅の夜景がきれいに見えていました。

「どこまでが嘘でどこからが本当か教えろ!」と、ボクちゃんがダー子に言っていましたが、まさに、どこまでが嘘でどこからが本当か分からない、全部が海外の“エイプリルフール”ようなドラマでした。嘘なのか本当なのか分からない展開をハイテンションで押し切っているという感じでした。

なかなか強引であるようにも思うのですが、でも、“家族”や“仲間”を大事にするゴッドファーザーの赤星さんが相手を脅して忠誠心を求めるばかりで決して自分は相手を少しも信頼していないとダー子さんが指摘していたような、ダー子さんたちが騙す対象の強欲な人物の心理を突く部分もあって、ただの詐欺師ドラマではないというか、コメディー要素の強い中に社会派の側面もありそうに思えるというか、物語の様子に少し慣れてきた後半は、それなりに楽しく見ることができたような気がします。

赤星さんが“仲間”の暴力団員を使って潰した老夫婦が経営する小さなお団子屋さんがダー子さんの匿名の寄付金?で復活していたり、リチャードがダー子さんとボクちゃんに手渡していた報酬が数百円になっていたりした最後も、良かったように思います。

日本政府が国内に作ろうと計画している海外からの観光客向けの?カジノ(「カジノを含む統合型リゾート」だそうです)には、ドラマのダー子さんが提案していたように、「丁半賭博」のような、ルールが単純な和風のギャンブルも入れる予定なのかもしれません。

物語の中心は、ダー子とボクちゃんとリチャードの3人なのですが、他にもたくさんの協力者がいるようでした。お金で雇っている協力者でしょうか。大掛かりな賭博場のセットもそうなのですが、空港や飛行機をどのように準備したのかなど、謎の部分も多いのですが、あまり細かいことを気にしないで見たほうがいいドラマなのかもしれないなと思いました。

第1話の「ゴッドファーザー編」の最後には、「完」と出ていました。連続ドラマではありますが、ほぼ完全な「一話完結」のドラマになっているということなのかもしれないなと思います。第2話は「リゾート王編」で、15分拡大版で放送されるそうです。最近、「拡大版」が多いように思いますが、私としては、1時間のドラマなら1時間のドラマとして見たいです。


あと、これはドラマ「コンフィデンスマンJP」の本編のことではなく、その合間に流れていた「アマゾン」のスマートスピーカーという商品のCMのことなのですが、アマゾンのものにしてもグーグルのものにしても、インターネットにつながっているスマートスピーカーのAIに何でも頼る配偶者というのは、どうも頼りなく見えます。CMの中の家族の話ではありますが、CMの中で一度もスマートスピーカーに話しかけなかった子供には、あのような父親の姿が反面教師になっているといいなと思います。あまりネット通販を利用しない私には、テレビやラジオや新聞などの大手メディアの報道系ではネット通販などの利用数の増加によって日本の配送業が大変なことになっているということを報じている一方で、情報バラエティ系やCMではネット通販の利用を増やすような買い物情報を伝えているというような状況が、仕方がないのかもしれませんが、メディアは一体世の中をどうしたいのかなと、何となく奇妙に思えます。
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