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「花のち晴れ~花男 Next Season~」第1話

TBSの新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」の第1話を見ました。

「マツコの知らない世界」(昨夜の2時間スペシャルの前半はユーミン特集でした)の直後の夜10時から「NEWS23」の始まる夜11時10分頃まで放送されていたのですが、「NEWS23」はこの4月から夜11時10分に始まる報道番組になったので、昨夜の初回が拡大放送だったのか通常放送だったのかはよく分かりません。

原作は、『花のち晴れ~花男 Next Season~』という集英社の『少年ジャンプ+』で連載中の神尾葉子さんの漫画だそうです。神尾葉子さんは、同じく集英社の『マーガレット』で連載していた『花より男子』の作者でもあるそうです。『花のち晴れ~花男 Next Season~』は、『花より男子(だんご)』のその後の世界の物語なのだそうです。

TBSの「金曜ドラマ」だった井上真央さん主演の「花より男子」は、2005年と2007年にドラマ化され、2008年には映画化もされたそうです。人気の作品だったということは憶えているのですが、ただ、私はそのドラマの最初の数回しか見ていないので、松本潤さんや小栗旬さんや松田翔太さんや阿部力さんが「F4」の4人を演じていた「花より男子」をほとんど知りません。

その約10年前のドラマ「花より男子」をほとんど知らない状態で、私は「花より男子」の続編という「花のち晴れ~花男 Next Season~」の第1話を見てみました。

「F4」の卒業から2年後、英徳学園高等部では、ライバル校の桃乃園学院の台頭に怯える「C5(コレクト5)」と呼ばれる5人のリーダー格の生徒、神楽木グループの御曹司の神楽木晴(ハルト、平野紫耀さん)と政治家一家の跡取りの平海斗(濱田龍臣さん)と華道の若き家元の成宮一茶(鈴木仁さん)とスポーツ用品メーカーの息子の栄美杉丸(中田圭祐さん)と大手不動産会社の令嬢の真矢愛莉(今田美桜さん)が、「隠れ庶民狩り」という、裕福ではない生徒を見つけ出して退学を強制する圧力的ないじめを行っていました。

父親の誠(反町隆史さん)の経営する化粧品会社が倒産し、“庶民”になった一人娘の江戸川音(杉咲花さん)は、IT企業の御曹司で桃乃園学院の生徒会長の馳天馬(中川大志さん)との婚約を維持するため、“庶民”であることを上手く隠しながら英徳学園に通い続けていました。

天馬さんの母親の美代子(堀内敬子さん)は病死したようです。後妻の利恵(高岡早紀さん)が天馬さんの母親として、“庶民”になった江戸川家と少し面倒くさそうに連絡を取り合っていました。

音さんの父親の誠さんは漁船に乗っているということだったのですが、お嬢様として育った母親の由紀恵(菊池桃子さん)には生活力が全くなかったため、音さんが近所のコンビニエンスストア「ファミリーマート」(そのままでした)でアルバイトをして生計を支えていました。アルバイト先の先輩の紺野亜里沙(木南晴夏さん)は、世間知らずだったという音さんに親切な明るい人でした。

「花より男子」の続編という「花のち晴れ」も、いわゆる「ラブコメディー」だと思うのですが、その要素は特に後半に出て来ていたように思います。前半は、成金趣味的な高校生たちが威張っているだけの話のようにも見えていたのですが、完璧な跡取りであることを求める厳しい父親の巌(滝藤賢一さん)の期待に完全には応えることができず、カリスマ性を身に着けようとして怪しいオカルトグッズにも頼ってしまう、先輩の道明寺司(松本潤さん)に憧れて強くなりたいと願っている晴さんの弱さや情けなさが描かれていく後半からは、コメディー要素も増えて、それなりに楽しく見ることができたような気がします。

C5の男子たちに相談した晴さんは、自分の弱みを握る“庶民”の音さんの口を塞ぐために、音さんに自分のことを好きになってもらおうとしていたのですが、元社長令嬢の音さんには、自宅のパーティに招待してお金持ちぶりを見せつけるという感じの作戦では全く効果がなく、それどころか“庶民”の紺野さんを嘲笑った晴さんの言動に激怒した音さんに殴られ、「しょうもない」と言われてしまいました。

音さんのことが好きなのではないか、と紺野さんに指摘された晴さんは、動揺しながらそれを否定し、怒って帰った音さんを追いかけました。そして、飲みに行こうという誘いを断ったコンビニの男性店員に見つかって突き飛ばされていた音さんを、無茶苦茶な戦い方で何とか助けました。お前のことなんか好きじゃないからな、と唐突に音さんに言った晴さんは、婚約者がいると音さんに言われて驚き、さらに、歩いている音さんを車の窓の外に見かけて追いかけて来た天馬さんと鉢合わせになって、音さんの婚約者がライバル校の桃乃園学院の生徒会長の天馬さんであることを知るのでした。

脚本は吉田恵里香さん、演出は石井康晴さんでした。挿入歌は宇多田ヒカルさんの「初恋」という曲で、主題歌はKing & Princeの「シンデレラガール」という曲でした。

約10年前の「花より男子」では、井上真央さんの演じる主人公のつくしさんは、最初から“庶民”だったように思いますが、杉咲花さんの演じる「花のち晴れ」の主人公の音さんは、最初は裕福な家庭の令嬢で、途中から“庶民”になった人でした。

音さんがいつか天馬さんや晴さんのような人と結婚するなどして、あるいは父親の会社が復活するなどして、裕福な家の人に戻るのだとすれば、それは確かに「シンデレラストーリー」であるのかもしれません。

庶民とは、特別な社会的地位や財産のない普通の人々、世間一般の人々を指す言葉だそうです。「花より男子」のドラマの流行っていた約10年前の頃は、例えば「リーマン・ショック」と呼ばれる、サブプライム住宅ローンの破綻したアメリカ発の世界的な金融危機が起きた頃でもありますが、バブル崩壊後から起きていた現実の日本社会の不景気や経済危機の悪化の反動として、今の日本には存在しない「財閥」(敗戦直後に解体されました)などの登場する“階級社会”の要素を取り入れたそのドラマが当時人気になっていたのだとすると、その続編の「花のち晴れ」のドラマが登場した今の日本社会も、もしかしたら10年ほど前と似たような状況にあるということなのかもしれないなと思います(ただの偶然かもしれませんが)。

豪華さというような点では、主人公の女子生徒や「F4」に有名な若手俳優さんたちを揃えていた、「金曜ドラマ」枠の「花より男子」の時とは少し異なるかもしれませんが、第1話を見た印象では、音さんが天馬さんと晴さんのどちらを選ぶかの話というよりは、意志の強い同級生の音さんと出会った男子高校生の晴さんの成長物語なのかなという感じがしました。あるいは、「花より男子」もそのような話だったのでしょうか。感想を書くことができるかどうかは分からないのですが、次回も見てみようかなと思います。
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Author:カンナ
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