「ヘッドハンター」第2話

テレビ東京の「ドラマBiz」の「ヘッドハンター 転職の案内人」の第2話を見ました。

第2話では、小さな転職斡旋サーチ会社「SAGASU」を経営するヘッドハンターの黒澤和樹(江口洋介さん)は、大手企業「大急グループホールディングス」に吸収合併された家電メーカー「五陽テック」のシステムエンジニアの柳井君秋(正名僕蔵さん)と喫茶店で会い、新天地であなたの手腕を発揮してみませんかと、転職話を持ちかけていました。

その話を隣の席で偶然聞いていた若手社員たちは、上司である郷原泰三(高嶋政伸さん)にその話をしました。郷原さんは、五陽テックの元社員ながら役員候補にまでなっている勤続27年の営業マンで、“五陽テックのDNA”を誇りにしていました。その矢先に長年の親友の柳井さんが転職するかもしれないと知りました。“五陽テックのDNA”を大急に残していきたい郷原さんは、人材を流出させるなとの上司の命令もあって、柳井さんの転職を阻止するべく、業界最大手の老舗転職斡旋会社「ブリッジ」のシニアバイスの赤城響子(小池栄子さん)に連絡し、黒澤さんの計画を潰そうと画策するのでした。

今回も、脚本は林宏司さん、監督は星護さんでした。

第2話は、大企業に吸収合併されてしまった会社の思いを受け継ぎ、社員は家族だと思ってきた郷原さんが、そう思っていたのは自分一人だったと思い知らされる話でもありました。

赤城さんと結託した郷原さんに自分の悪い噂を流され、柳井さんの転職を阻止されそうになった黒澤さんは、赤城さんの通う高級ジムの会員の振りをして赤城さんを待ち伏せ、柳井さんの転職予定先が大急を相手に訴訟を起こそうとしていると伝えました。赤城さんは、大急を取引先としている企業の社長にそのことを話しました。その結果、大急は考えを変えて柳井さんの転職を認め、柳井さんは郷原さんの前から去って行きました。

黒澤さんは、競業避止義務契約という、自社の不利益になるような同業他社への転職を禁止するという雇用契約によって転職が難しくなっていたシステムエンジニアの柳井さんを、一度別の異業種の会社へ転職させ、しばらく経ってから元の転職予定先の会社に転職させるということを考えたようでした。

社員のことも妻子のことも大切にしながら地道に生きてきた営業マンの郷原さんは、妻子からは愛されていたのですが、親友だと思っていた柳井さんからも、居酒屋での飲み会に集まっていた若手社員たちからも、実は嫌われていました。

大企業の大急は、五陽テックを吸収合併した際の約束事を、結局何一つ守らなかったということでした。子会社の倉庫管理の会社へ異動になった郷原さんは、レストランで黒澤さんと会った時、後ろの席に集まっていた部下の若手社員たちが、自分のことを悪く言いながら笑い合っている声を黙って聞いていました。そして、ショックで震えながら、静かにレストランを出て行きました。

その後、席を立った黒澤さんは、騒いでいる若手社員たちに向かって、「長いものに巻かれるしか能のない半人前のガキが、結果だけを見て人を批判するしかできないガキが、しゃべり過ぎなんだよ」と静かに怒っていました。その時の黒澤さんが、かっこいいです。

帰宅して、眠っている子供の顔を見に行った郷原さんは、子供が描いてくれた強そうな自分の絵を見ながら泣いていました。

今回は、第1話の時とは異なり、転職の話としては“ハッピーエンド”という感じではありませんでした。でも、郷原さんの悲哀を見せて終わる第2話も良かったです。

「SAGASU」の社員の灰谷哲也(杉本哲太さん)と舘林美憂(徳永えりさん)の描き方もちょうど良いです。黒澤さんに協力する元経済新聞記者の眞城昭(平山浩行さん)は、黒澤さんの味方というわけではないようでした。黒澤さんを潰したい赤城さんには黒澤さんの情報を提供していました。あと、黒澤さん行きつけの洋食店のハヤシライスについて黒澤さんが「ゲン担ぎ」と答えていたのも、面倒だから適当にそう答えていただけで、事実というわけではないようでした。探偵のようなヘッドハンターの黒澤さんのつかみどころのない感じも良いと思います。

先週の第1話を見た後に知ったのですが、このドラマは、BSジャパンでも別の時間に放送されているようでした。次回の物語も楽しみにしていようと思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム