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「シグナル 長期未解決事件捜査班」第3話

フジテレビのドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の第3話を見ました。

1997年の4月17日の夜、無線機で見知らぬ警察官の三枝健人(坂口健太郎さん)に言われたことを考えていた巡査部長の大山剛志(北村一輝さん)が橋のそばのブルーシートの下にまだ生きていた中島亮子さんを発見すると、2018年の4月17日、7人の女性が殺された城西地域連続女性殺害事件の5人目の被害者だった中島さんの情報は「未遂」と変わりました。しかし、捜査資料の変化に気付いたのは健人さん一人で、長期未解決事件捜査班の刑事の桜井美咲(吉瀬美智子さん)と山田勉(木村祐一さん)と鑑識官の小島信也(池田鉄洋さん)の記憶では、最初から「未遂」ということになっていました。

警察署に連絡をした後、中島さんを殺そうとした犯人に襲われた刑事の大山さんは、路地に逃げる犯人を追いかけ、一人の男性を逮捕しました。しかし、それは誤認逮捕でした。そのことを知った健人さんは、夜、大山さんに無線機がつながると、中島さんを発見し、犯人を逮捕することができたと嬉しそうに三枝警部補に報告する大山さんに、それは誤認逮捕で、逮捕された木村さんは取り調べ中に死亡する、そして1時間後に犯人によって女性が殺害されるという情報を伝えました。

大山さんは、三枝警部の言葉を訝しく思っていたのですが、無線機の電源が切れた後、城西警察署の取調室へ向かうと、自分が逮捕した男性が心臓発作によって倒れたことを知りました。そして、少しして、女性殺害事件の通報が警察署に入りました。

誤認逮捕と逮捕した木村さんが死亡するという事態を受けて、翌日、大山さんには謹慎処分が言い渡されました。しかし、三枝警部補の言葉を考えていた大山さんは独自に捜査を始めました。17日の夜に犯人を追いかけた路地を辿り、どこで犯人を見失ったのかを考えた大山さんは、誤認逮捕した時、バス停から路線バスが出て行ったことを思い出しました。

路線バス会社の城西バスを訪ねた大山さんは、事件当夜にそのバスを運転していた運転手の田中修一(モロ師岡さん)にそのバス停から乗車した男性客について話を訊いたのですが、運転手は、誰も乗車しなかったと大山さんに答えました。その話を聞いていた女性社員は、何かを知っているようだったのですが、何も言いませんでした。

2018年の健人さんは、図書館で妊婦だった中島亮子さんを助けた大山さんについての記事を見つけ、無線機が1997年の大山刑事とつながっているかもしれないということを信じ始めていました。大山さんの行方を捜している桜井さんの姿を、今は亡くなっている中島さんの夫の経営するレストランで見かけた健人さんは、妻をそっとしておいてくれなかった警察の対応に今も憤る中島さんの夫に追い返されていた桜井さんと二人で、中島さんの一人娘と会いました。行き場のない悲しみを警察にぶつける父親の態度を桜井さんに謝った中島さんの娘は、大山さんが母親を助けていなければ自分も生まれてくることはなかった、母親は大山さんに感謝していたということを二人に話し、小学校に入学した時の自分と両親が映る写真を見せていました。

健人さんは、1997年の大山さんが動いて5人目の事件が未遂となったことで、2018年の捜査資料に書かれていた次の二人の女性が殺される時期も早まっているということに気付きました。長期未解決事件捜査班の刑事たちと地図を見ながら、なぜ早まったのか、犠牲者の共通点や犯人の行動をプロファイリングしていた健人さんは、被害者は路線バスの98番線の利用者なのではないかと推理し、桜井さんと二人で城西バスの会社へ向かいました。

当時の刑事も聞き込みに来ていたということをバス会社の人に教えられた健人さんは、当時の運転手に会うことはできなかったのですが、その運転手が田中修一という人であることを知りました。その夜、健人さんと桜井さんは、八代英子(真瀬樹里さん)という女性社員の暮らすマンションの201号室を訪ねました。開いていた窓の隙間から部屋が荒らされているのを見た桜井さんは、鍵のかかっていないドアを開けて部屋の中に侵入し、1997年の連続女性殺人事件の時と同じように手足を黄色の結束バンドで縛られて殺されている女性を発見しました。

長期未解決事件捜査班の捜査が21年前の連続殺人犯を挑発したのではないかと決めつけた警視庁刑事部長の中本慎之助(渡部篤郎さん)は、捜査一課の係長の岩田一夫(甲本雅裕さん)に、長期未解決事件捜査班をこの事件の捜査から外すよう命じました。

事件現場から追い出された桜井さんは、捜査を諦めてはいませんでした。同じく諦めていない健人さんは、一人で籠った車内で無線機を取り出し、夜11時23分が来るのを待っていました。

1997年の4月19日の大山さんは、ラーメン店の従業員として頑張っている北野みどり(佐久間由衣さん)から、誕生日プレゼントを買ってほしいと頼まれて、みどりさんに連れていかれた洋服店で髪飾りを買いました。プレゼントに喜ぶみどりさんと別れて捜査に戻った大山さんは、その夜、謹慎中なのに勝手にバス会社に捜査に行ったことが刑事たちに知られて、城西警察署に呼び出されていました。反省するようにと、捜査に出かける同僚たちに手錠をかけられて棚とつながれてしまった大山さんが困っていると、机の上の無線機の電源が入り、三枝警部補の声が聞こえてきました。

健人さんは、応答のない無線機の向こうに、自分のいる場所が2018年だということを伝えました。そして、もしもそこが本当に1997年なら未来を変えてください、次の犠牲者は飲食店勤務の23歳の北野みどりさんです、4月19日の夜9時に6丁目で殺されます、被害者を救えるのはあなただけだと訴えました。呼んでも誰も来てくれない警察署で、棚につながれたまま、遠い机の上の無線機に出ることができなかった大山さんは、次の犠牲者がみどりさんだと知って、驚くべき力で壁からネジごと棚を外し、警察署を出て6丁目へ急ぎました。そこは暗いバス停の近くでした。大山さんが駆け付けると、道の向こうから女性の悲鳴が聞こえました。

脚本は尾崎将也さん、演出は鈴木浩介さんでした。

第3話も、良かったです。面白かったです。第2話の最後に起きた事件から次の事件が起きるまでの、17日から19日の3日間の話だったように思うのですが、無駄に思える場面もなく、今回も丁寧に作られているように思いました。

マンションの一室で殺されていた女性が、21年前の1997年の犯人と同じ人物に殺されたのかはまだ分からないのですが、2018年に再び動き始めた殺人犯を負うことになる警部補の健人さんと、1997年の大山刑事が同時に同じ事件の捜査をしているという感じにも、より緊迫感が出ていたような気がします。

健人さんのいる2018年の世界と大山さんのいる1997年の世界は、影響し合うパラレルワールド(平行世界)のようなのですが、過去が変わって未来(現在)が変わっているということに気付いているのは、健人さん一人です。2000年の世界の大山さんがどうなったのかは、まだその後が描かれていないので分かりません。大山さんを捜している桜井さんは、健人さんが過去の大山さんと話していることを知りません。健人さんも、桜井さんが大山さんを捜しているということを知りません。

坂口健太郎さんの演じる健人さんと北村一輝さんの演じる大山さんと吉瀬美智子さんの演じる桜井さんも良いのですが、木村祐一さんの演じる山田さんと池田鉄洋さんの演じる鑑識官の小島さんの台詞の量の適度な感じも、良いのだと思います。

映像の雰囲気も良いですし、続きが気になる作り方も上手いなと思います。次回の「シグナル 長期未解決事件捜査班」の物語も楽しみにしたいと思います。
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