「シグナル 長期未解決事件捜査班」第4話

フジテレビのドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の第4話を見ました。

1997年の4月19日の夜、無線機で2018年の警部補の三枝健人(坂口健太郎さん)から次の犠牲者は北野みどりさんだと教えられて城西警察署を飛び出した巡査部長の大山剛志(北村一輝さん)は、女性の悲鳴がした場所で、これまでの連続殺害事件の被害者たちのように殺されている北野みどり(佐久間由衣さん)を発見しました。

2018年の長期未解決事件捜査班のホワイトボードの文字は、変化しませんでした。1997年の連続殺害事件の被害者が城西バスの98番線の利用者だったということに気付いた健人さんたちは、2018年の4月5日に自宅のマンションの部屋で遺体となって発見された八代英子(真瀬樹里さん)が殺された後に黄色の紐で手足を拘束されていたことから、21年前の事件の関係者が当時の連続殺人に見せかけて口封じのために殺したものと考えました。鑑識官の小島信也(池田鉄洋さん)は、警視庁刑事部長の中本慎之助(渡部篤郎さん)の命を受けた捜査一課の係長の岩田一夫(甲本雅裕さん)が送ってきた捜査一課の刑事たちに追い出される直前に八代さんの部屋に落ちていたグラスから採取していた指紋を照合し、刑事の山田勉(木村祐一さん)は、事件当日の運送会社のトラックなどのドライブレコーダーの映像を調べ、事件当夜に事件現場付近を歩く城西バスの元運転手の田中修一(モロ師岡さん)の姿を見つけました。

田中さんを知る城西バスの運転手は、田中さんは息子のためなら何でもできると話していたと、聞き込みに来た健人さんに話していました。21年前の事件時には20歳くらいだったという田中さんの息子の仁志さんは、みどりさんが殺された後、事故に遭って足を負傷して以来入院しているということでした。健人さんは、21年前の殺人犯は仁志さんだと推理しました。刑事の桜井美咲(吉瀬美智子さん)は、田中さんの行方を追って、拳銃を持って一人で息子の病室に向かったのですが、病室にはベッドの上で眠っている仁志さんの姿しかありませんでした。その時にかかってきた健人さんからの電話で真犯人は仁志さんだと教えられた桜井さんは、その直後、目を開けて飛び起きた仁志さんに突然ナースコールのコードで首を絞められ、抵抗して近くにあったガラスの花瓶に手を伸ばしました。

健人さんと山田さんが病室に駆け付けた時、頭から流血した仁志さんがベッドの上で苦しんでいました。抵抗した桜井さんの首にはコードの痕が残っていました。健人さんたちは、仁志さんが21年前の殺人犯だと考えていたのですが、本人は犯行を否定し、当時の事件の具体的な証拠もないまま、城西警察署には父親の修一さんが自分が八代さん殺害事件と21年前の連続殺害事件の犯人だとして自首をして来ました。

みどりさんが働いていたラーメン店の店主を訪ねた健人さんは、そこで大山刑事の話を聞くことになりました。健人さんは、みどりさんを助けることができなかった翌日の1997年の大山さんと無線で話した時、2018年の4月に判明する犯人の名前を教えなかったのですが、その代わりに、城西バスの八代さんが知っているかもしれないという風に伝えていました。大山刑事がその後八代さんと会ったのかどうかは描かれていなかったのですが、大山刑事は殺人事件の夜の98番線のバスを運転していた修一さんの家に向かい、逃げ出した息子の仁志さんを追いかけて、仁志さんをビルの屋上へ追い詰めました。大山さんは、自分が殺したという証拠はないだろうと主張する仁志さんを殴りつけていたのですが、その時、仁志さんを助けに来た父親に材木で後頭部を殴られました。父親は息子を逃がそうとし、大山さんは証拠がないために逮捕できない仁志さんを拳銃で撃ち殺そうと構えたのですが、逃げようとして走り出した仁志さんは、躓いて転び、屋上の縁から外側に落ちてしまいました。咄嗟に走った大山さんが落ちかけていた仁志さんの腕を掴み、そのまま引き上げようとしたのですが、仁志さんは、お前には捕まらないと言って大山さんの腕を離し、自ら地面に落下しました。その事故で、仁志さんは歩くことができなくなったようでした。6件続いた連続殺害事件もそこで終わりました。病院に来た大山刑事に、修一さんは、息子はもう十分罰を受けたのだからほっといてくれと言い、大山さんは、これからも見張っていると告げました。

自首をしてきた2018年の修一さんは、どうして21年前の未解決事件の再捜査を始めたのかと嘆き、取り調べに来た三枝警部補から犯人は息子の仁志さんではないかと訊かれると、あの子はかわいそうな子なのだ、あの子の何が分かるのだ、もう十分罰は受けたと怒り出しました。あなたの息子が殺されても同じことが言えますかと、健人さんが机の上に並べた被害者6人の写真から目を背けていた修一さんは、机の下に払い落とした写真を自ら拾い集めて泣いていました。

1997年の事件当夜のバスに運転手の田中修一さんの息子の仁志さんが乗っていたのをバス会社の窓から見て知っていた八代さんは、聞き込みに来た大山刑事が帰った後、どうして警察に嘘を吐いたのかと修一さんを問い詰め、翌日の夜、修一さんが心配している仁志さんを尾行し、女性(みどりさん)を殺そうとしている仁志さんの姿を道の反対側から目撃していました。女性の叫び声が途絶えた後、犯行現場に向かった八代さんは、女性の遺体を発見しました。しかし、警察には通報せず、道に落ちていた血のついた髪留めを拾って帰りました。みどりさんは、大山刑事に誕生日プレゼントとして勝ってもらった髪留めで、仁志さんに抵抗していたのですが、仁志さんの顔の傷痕は、その時についたものでした。

八代さんが隠した証拠の品について、八代さんの部屋に手がかりがあると考えていた健人さんは、城西銀行の粗品がいくつか置かれていたことを思い出しました。そして、八代さんが銀行の貸金庫に預けていた血のついた髪留めから、仁志さんのDNAが検出されたということでした。八代さんは、その証拠の品で修一さんを脅迫し、自分の口座にお金を振り込ませていたようでした。

中本刑事部長が未解決になっていた城西地域女性連続殺害事件の犯人は田中修一であると記者会見で発表しようとした時、岩田係長が中本部長に耳打ちをし、桜井刑事に交代しました。桜井刑事は、証拠の髪留めを示し、犯人は田中仁志であると公表しました。

夜11時23分、健人さんは、1997年の大山刑事とつながった無線で、連続殺害事件の犯人が逮捕されたことを話しました。証拠は見つかったのですかと聞く大山さんに、健人さんは、証拠はあなたとみどりさんが作ってくれたものです、でも1997年の技術では証拠にはなりません、技術があっても証拠がなければ犯人を逮捕できません、犯人を逮捕することができたのはあなたのおかげです、ありがとうございますと伝えました。

1997年の大山さんは、みどりさんが働いていたラーメン店の店主から、2枚のコメディ映画のチケットを渡されました。みどりさんは、元気のなさそうな大山さんをコメディ映画に誘おうとしていて、大山さんと映画に行くのをとても楽しみにしていたということでした。大山さんは、みどりさんと行くはずだった映画を一人で見に行き、笑い声の響く映画館で泣いていました。

2018年の健人さんは、犯人に首を絞められた時の痕がまだ残っている桜井刑事に、女性一人で単独行動をするのは危険ですと言いました。桜井さんは、刑事に男も女も関係ないと言い、健人さんに、殺人事件の現場を見るのは初めてだったのでしょうと訊いたのですが、健人さんは、初めてじゃありませんと答え、亡くなった兄のことを思い浮かべていました。

脚本は尾崎将也さん、演出は鈴木浩介さんでした。

見ていて辛くなる部分もあったのですが、第4話も、良かったです。

映像もきれいですし、現在(2018年)と過去(1997年)が交錯する中で、健人さんと大山さんが少しずつ近付いている感じも良かったです。

登場人物が多過ぎないところも、私には、緊張感の続くサスペンスの刑事ドラマとして、見やすいところなのかもしれないなと思います。

健人さんは桜井さんが大山さんを探しているということまだ知りませんし、桜井さんは健人さんが過去の大山さんと不思議な無線で会話をしているということを知りません。

今回の話の中では、未来の健人さんが過去の大山さんに情報を伝えても、みどりさんが殺されるという過去は変化しませんでした。みどりさんは助かるのかもしれないと思っていた私には、過去が変わらないという展開は少しショックでもあったのですが、そのようなシビアな要素が含まれている展開も、良かったのだと思います。21年後に偶然分かったことではあったのかもしれませんが、大山さんの行動が、犯人が逮捕される未来を作っていたということだったのかもしれないなと思います。

今回は城西地域女性連続殺害事件の解決編で、次回からは別の事件の話になるようです。健人さんの兄のことも描かれるようでした。次回からの「シグナル 長期未解決事件捜査班」の物語も楽しみにしたいと思います。
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