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「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」第3話

フジテレビの「木曜劇場」のドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」の第3話を見ました。

ファリア真海(田中泯さん)の資産を受け継いだ柴門暖(ディーン・フジオカさん)は、フィリピンを拠点とした世界的な投資家のモンテ・クリスト・真海となりました。2018年の春のある日、真海さんは、海で遭難しかけていた南条明日花(鎌田恵怜奈さん)と幸男さんのマネージャーの江田愛梨(桜井ユキさん)を助けると、「わたしのヒーロー」として真海さんの絵を描いていた明日花さんの家に招待され、両親である人気俳優の南条幸男(大倉忠義さん)とその妻のすみれ(山本美月さん)と再会したのですが、幸男さんだけではなくすみれさんも、目の前の真海さんが柴門暖であることに気付きませんでした。

料理研究家のすみれさんが用意したシフォンケーキを食べながら、週末に別荘でホームパーティーを開くと切り出した真海さんは、幸男さんと妻をそのホームパーティーに招待したいと話し、帰り際、執事の土屋慈(三浦誠己さん)に招待状を今すぐに南条夫妻に渡すよう命じ、その間に食べたシフォンケーキを南条家の庭の隅に吐き出していました。

翌日、別荘の庭を歩いていた真海さんは、何か言いたいことがありそうな土屋さんに、招待客は最終的に5人になると伝えました。そして、真海さんは、訪ねてきた不動産会社の社長の神楽清(新井浩文さん)に投資の契約をすると、神楽夫妻をホームパーティ―に招待し、飾っておくとお金が釣れると笑いながら、神楽さんに新しい釣り竿をプレゼントしました。会社に戻った神楽さんは、秘書の牛山さんに、真海さんのことを「金蔓」だと話していました。その頃、会社の前をバイクで通った黒ずくめの人物は、神楽さんたちの会話を盗聴していました。神楽さんの妻で専業主婦の留美(稲森いずみさん)は、夫のための夕食を作っていたのですが、白い床に落とした料理の茶色の一滴を見ると、棚から洗浄用のスプレーの一つを取り出して、汚れた床を磨き続けていました。それを見ていた牛山さんに、もうきれいになっていると掃除を止められた留美さんは、牛山さんにあることを依頼していたのですが、それは、夫が寝静まった夜に密かに部屋を抜け出して同じマンション内の別の部屋で複数の男性たちと会うということのようでした。

バイクに乗った黒ずくめの人物は、警視庁の刑事部長の入間公平(高橋克典さん)の妻で専業主婦の瑛理奈(山口紗弥加さん)が通っているジムに侵入し、瑛理奈さんの使っているロッカーを開けて、水筒の飲み物に白い粉を入れました。その飲み物を飲んだ瑛理奈さんは、ジムを出た後、首の辺りを掻きむしりながら急いで駐車場へ向かったのですが、車のドアを開ける頃には、顔も含め、身体中の皮膚が赤く斑に変色していました。息苦しそうに薬を探していた瑛理奈さんの前に、真海さんが現れました。真海さんは、瑛理奈さんの指す鞄から注射器を取り出すと、失礼、と断ってスカートを上げ、それを脚に刺しました。

しばらくすると、症状は消えたようでした。瑛理奈さんは、真海さんを入間家に招き、入間さんの前妻の娘で大学院生の未蘭(岸井ゆきのさん)とまだ小学校低学年くらいの息子を紹介しました。瑛理奈さんはどちらのことも自分の子供として紹介していたのですが、息子は、自分のことを「本当の子供」と呼び、姉との立場の違いを強調していました。瑛理奈さんは、真海さんからもらった日本では未承認の薬を、よく効くと喜んでいました。帰宅した入間刑事部長は、真海さんが柴門暖ということには気付かなかったのですが、真海さんのことを警戒していました。真海さんは、入間夫妻にもパーティーの招待状を渡しました。真海さんが帰った後、入間さんはすぐにその招待状を破り捨てたのですが、鎌倉の別荘の住所を見ると、考えを変えたようでした。

魚市場を訪れた真海さんは、富永水産で働く守尾漁業の長男の守尾信一朗(高杉真宙さん)から新鮮なカツオを買いました。信一朗さんは、ここで買いたかったのだと言うそのお客さんがかつて助けたホームレスのような男性であるということには気付きませんでした。

江田さんの写真撮影のミスで料理を作り直すことになったすみれさんは真海さんのホームパーティーへ行くことができなくなり、真海さんの別荘には、すみれさんの夫の幸男さんと、神楽夫妻と、入間夫妻の5人が訪ねて来ました。神楽さんの妻の留美さんは、別荘に入りたくない様子だったのですが、結局夫婦揃ってパーティーに参加することになりました。招待客を見て動揺していた執事の土屋さんは、主人の真海さんに、隠していたことがありますと切り出し、22年前、この家に空き巣に入った時に女性の泣く声が聴こえた、一緒にいた男は庭のマリア像の下に何かを埋めていた、二人が車で家を出て行った後、そこを掘り返してみると、埋められていた箱の中には新生児がいた、まだ死んでおらず少し泣き声がしたが、それも時期に止んだ、その時の女性は神楽さんの妻で、男性は入間さんだった、という趣旨のことを話し、この別荘を買い取った真海さんは全て知っているんですよねと不安そうに言いました。

招待客の前でカツオを捌いた真海さんは、その赤黒い内臓を叩きつけるように置きました。留美さんは、入間さんが捨てるために持ち出した血塗れの新生児の姿を思い出していました。幸男さんが持って来たすみれさんのケーキを食べずに、招待客たちを庭を見渡すことのできるバルコニーへ案内した真海さんは、マリア像の下を掘り返してみたらあるものが出てきたと、クイズ形式で話し始めました。瑛理奈さんが骨と答えると、正解だと言い、驚く留美さんと人間の骨かと聞き返す入間さんに、とても小さかったから子犬の骨でしょう、燃えないゴミに出して捨てましたと笑いました。よろける留美さんを見た真海さんは、心配そうに、今日はお開きにしましょうと言いました。

夜、入間さんを呼び出して外で二人で会った留美さんは、入間さんから、自分も忘れたから忘れろと言われました。入間さんにストールを掛けられた留美さんは、中途半端に優しくするのはやめてとストールを返して帰りました。

その頃、帰宅した幸男さんは、FAXで送られてきた「殺人犯」と中国語で書かれた紙を、すみれさんに見つからないように隠していました。

真海さんの別荘の庭には、バイクの人物が来ていたのですが、部屋の中では真海さんが何かを叩き壊していました。バイクの人物は、江田愛莉さんでした。釣り竿やナイフに盗聴器を仕掛けていたらしい江田さんは、真海さんの協力者だったようでした。愛莉さんが明日花さんと漂流していたのも、愛莉さんの策略によるものでした。復讐をするというのにどうしてすぐに殺さないのかと訊く愛莉さんに、真海さんは、殺すなんて簡単なことはしない、大切なものを全て壊すのだと答えました。真海さんが叩き壊していたのは、ホームパーティーで神楽さんから手渡された釣り道具のリールでした。

脚本は黒岩勉さん、演出は西谷弘さんでした。

第3話も、面白かったです。最後までサスペンスの緊張感が続いていたように思います。今回から復讐が始まるということで、新しい人物も登場するようでしたし、どうなるのだろうと思って見始めたのですが、違和感なく展開していて、良かったです。

このドラマの物語のことを「現実離れしている」とあまり何度も言ってはいけないかもしれないとも思うのですが、その現実離れした壮大な復讐劇の主人公に、存在自体が少し浮世離れしている印象もあるディーン・フジオカさんがよく合っているのだと思います。ディーン・フジオカさんだからこそ不自然に見えないというか、もしもディーン・フジオカさんではなかったとしたら誰が主人公の“モンテ・クリスト・深海(柴門暖)”の役に合っているのだろうと考えてみても、このドラマを見ている今の私にはなかなか思いつきません。

音楽も良いですし、映像の暗さも良いと思います。登場人物たちをつないでいる、水の描写や海の風景も印象的です。丁寧に作られているように思いますし、物語の続きを見たくなる連続ドラマとしても、よく出来ているように思います。

真海さんが婚約者の暖さんだということに気付かなかったすみれさんは、いつか自分からその事実に気付くことになるのでしょうか。このドラマをドラマとして見ている場合とは異なり、物語の世界の中では、柴門暖さんだったモンテ・クリスト・真海さんは、すみれさんと結婚式を挙げようとしていた当時の面影が僅かにも無いほど相当に風貌が変わっているということなのかもしれません。次回の物語も楽しみにしていようと思います。
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